「多くの人に八戸の水産業への関心を持ってもらおう」と、青森県八戸市の鮫公民館で3月2日、「サバフェス」が開かれる。地元の基幹産業・水産業とサバについて学んできた鮫小学校の5年生36人が「ピンチの水産業を何とかしたい」と発案、武輪水産に協力を依頼し、開催にこぎ着けた。児童が考案したサバ料理の提供やサバに関するゲーム、海の環境に関する絵本の読み聞かせなどを行う計画で、2月20日の参観日は「プレサバフェス」として保護者や武輪水産の関係者に披露した。 水産業についての学習は10月の社会科の授業で、サバ缶を食べるところからスタート。児童は、水産物の水揚げ量が激減していることなど課題も知った。11月からは総合学習の時間を活用、サバへの理解を深めてきた。サバフェスに向け、児童は料理、ゲームなど興味別のチームに分かれて準備を進めてきた。 料理チームは3グループに分かれ、11月から3回の試食を行い改善を重ね