4月27日に吉本興業の会長を辞し、6月29日の株主総会を経て退社する大崎洋氏。今後は「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長就任が決まっている。ダウンタウンを見出し、活躍の場をつくり、ともに歩みつづけた大崎氏がはじめて語った「生きづらさ」の処方箋。著書『居場所。』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けします。 ダウンタウンの二人との出会い 行きたい場所を決めて、まっすぐに目指す。それもひとつのやり方ですが、僕にはそもそも行きたい場所がなく、それは今もあまり変わりません。 学生時代、伊勢の海に行き、ひとりぼっちでサーフィンをしていて偶然にいい波と出会うと無我夢中で乗りました。人との出会いも、そんなふうなのかもしれません。 NSCの1期生、18歳の浜田雅功くんと松本人志くんとの出会いもそうでした。 小学校からの同級生だという二人は、見るからにガラが悪くて暗そうで、「誰も信じるもんか」
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