プログラミング、 ひいてはアプリケーション開発で一番大事なことは聞かれたら、 複雑さへのアプローチ と答える。 コーディングで一番大事ことはという質問なら、 インターフェイス と即答する。 今回紹介するインターフェイス指向設計 アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践は、インターフェイスに焦点を絞って書かれたオブジェクト指向の本だ。 自分が本書で言及している内容に触れるために読んだ本といえば、 契約(事前条件、事後条件)については、 バートランド・メイヤーのオブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト(全然入門レベルではない・・・)を、 凝集・結合については、 Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指してを、 リスコフの置換原則を知るには、 アジャイルソフトウェア開発の奥義を紐解いた。 どれもが名著ではあるが、高価だ。 インターフェイスに絞った内容であるが