[写真]政治資金をめぐる疑惑発覚以降、5回目となる6月10日の定例会見で中国服で書道をするメリットについて身振りで説明する舛添都知事(Rodrigo Reyes Marin/アフロ) 舛添氏の政治資金をめぐる問題に火を付けたのは、週刊文春の5月5日・12日合併号(4月27日発売)でした。『告発スクープ 舛添知事 「公用車」で毎週末「温泉地別荘」通い』。そして、5月11日発売の5月19日号では、「舛添都知事に政治資金規正法違反の重大疑惑!」とたたみ掛けました。舛添氏は第2弾が出た直後の定例記者会見で釈明に追われ、説明の度に疑惑が増すという循環に陥ってしまいました。 甘利明・前経済再生担当相の“口利き疑惑”をはじめ、週刊文春は最近、政界からみのスクープを立て続けに掲載しています。その連続に溜飲を下げた人も多いことでしょう。なぜ、週刊文春ばかりがこうしたスクープを連発できるのでしょうか。逆に言う