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ブックマーク / pmazzarino.blog.fc2.com (20)

  • 陰謀がバレたひとたちのドキュメンタリー反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。呉座勇一さんは『陰謀の日中世史』で、陰謀はほとんど成立しないといってます。陰謀に関わる人間の数が増えるにしたがって情報が流出する可能性も高まるので、陰謀は企んだとしてもたいていバレて失敗するものだと。 その実例が、なんとつい最近起きました。愛知県知事のリコール運動で署名が大量に偽造されたことがバレて、事務局長や関係者が逮捕されたのです。 みなさんすでにご存じとは思いますが、なんでみんなもっと喜ばないのですか? 興奮しないのですか? われわれは、違法な手段で政治を変えようと画策した陰謀がバレて失敗した実例をこの目で見られる幸運に恵まれたのですよ。貴重な歴史の瞬間に立ち会えたことを、もっと喜びましょうよ。 地上波のテレビドキュメンタリーは早朝・深夜に追いやられてしまったので、私は番組表でタイトルだけチェックして興味があるものは録画しておきます。 先日、

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    kamayan 2021/06/20
  • 私と『新潮45』反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。アメリカトランプは、他人の悪口をいうのを日課にしてるくせに、自分が批判されて議論に負けそうになると「魔女狩りだぁ~」と被害者ぶるのを得意技としています。 日では、議論に負けそうな連中が「言論弾圧だぁ~」と泣きごとをいうのが常套手段になってるようです。「沖縄の新聞潰せ」「朝日新聞死ね」などと汚い罵り言葉を吐き出しているのと同じ口から、「新潮45休刊は言論弾圧だ」なんてアカデミックな言葉が突然出てくるんだから驚いちゃいます。ケツの穴からクラシック音楽が聞こえてきたようなもんです。 いちおう私も以前『新潮45』に連載してましたから、広い意味では関係者のひとりといえます。まったくの部外者よりは有意義な指摘ができるはずなので、この機会に思うところを書かせてもらいます。 『新潮45』休刊の理由は長年にわたる部数低迷という会社側の説明は、ホンネだと思いますよ。

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    kamayan 2018/10/02
  • テロの本当のおそろしさ反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。イギリスでテロ事件が起きて、世界中から「テロとは断固として戦う」みたいな声が聞こえてきますが、私はいまだに釈然としないことがあるんです。 みなさんもうお忘れかもしれませんけど、ほんの1年前ですよ、イギリスのEU離脱国民投票直前に、EU残留支持派の女性議員が、離脱を支持するイギリス人男性に惨殺される事件が起きたのは。 これ、政治的理由で議員が殺されたのだから、まぎれもなくテロなんです。実際、殺された議員のご主人は、葬式だか追悼式だかの席で、はテロによって命を落とした、と明言してました。私もそう思います。なんという卑劣なテロだろうと憤りをおぼえました。 ところが、です。イギリスのメディアも、他の国のメディアも、この件をテロとして強く非難しなかったように思います。 いつもなら「テロには決して屈しない」「テロとは断固として戦う」などと毎度おなじみのコメント

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    kamayan 2017/05/29
  • 不道徳なヤツほど道徳を説きたがる反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 森友学園の理事長の会見、見ましたか? あっ、見てないなら、ムリに見る必要はありません。理性も知性もない狂信者の演説は聞くに堪えません。聞いてると吐き気がしてきます。 根拠も論理も具体性もないたわごとをわめき続け、自分を正当化したつもりになってるだけ。100%の自己弁護。100%の自己憐憫。100%の責任転嫁。悪質なクレーマーと同じ思考回路です。 二言目には日、日というけれど、あんたは日本代表じゃない。教育勅語や明治天皇を持ち出すけど、あんたは天皇の代理人でもない。 経歴詐称や書類改竄など、平気でウソをつきまくる。差別をする。自分より立場が弱い者を恫喝し、おエラいさんにはとことん卑屈にふるまえる。こんな、道徳のカケラも持ち合わせてない人間に、道徳を教える資格なんてありませんよ。 まさに、私が『みんなの道徳解体新書』で指摘したとおりです。英語数学

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    kamayan 2017/03/14
  • 考へるヒント反社会学講座ブログ

    考へるヒント もしも、18歳のひきこもりが爆破事件を起こしたら、 地域との絆がないからだと責められるだろう。 でも、爆破事件を起こした72歳の元自衛官は、 地域活動にとても熱心だった。 18歳のひきこもりが爆破事件を起こしたら、 戦後教育のせいにする人がいるだろう。 72歳の元自衛官が爆破事件を起こしても、 戦後教育のせいにはされないのに。 18歳のひきこもりが爆破事件を起こしたら、 アニメやゲームの暴力表現を規制しろ、と叫ばれるだろう。 72歳の元自衛官が爆破事件を起こしても、 時代劇の暴力表現を規制しろ、という声はあがらない。 18歳のひきこもりが爆破事件を起こしたら、 小中学校での道徳義務化を急げとわめかれるだろう。 72歳の元自衛官が爆破事件を起こしても、 高齢者に道徳を教えろとはいわれない。 18歳のひきこもりが爆破事件を起こしたら、 少年法の刑罰が軽いから抑止力にならないのだと

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    kamayan 2016/10/25
  • 日本の学校のデタラメな危機管理から見えるもの反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 動物が殺された死骸が近所で見つかったからといって、「万が一のことを考えて」こどもたちに集団登下校をさせる日の学校。 その一方で、年間6000件以上の事故が起きたことが報告されているのに人間ピラミッドは平気で続ける日の学校。 なんなんでしょうね、このデタラメすぎる危機管理意識は。不審者がうろついているかもしれない通学路よりも、マヌケな指導をする先生がいる学校のほうが、こどもたちにとっては数千倍、数万倍危険です。 「他のスポーツでの事故に比べると、人間ピラミッドの事故件数は同じくらいだ。だから危険とはいえない」とする擁護論がありましたけど、それはデータの読みかたが浅すぎます。 他のスポーツは通年行われているのに対し、人間ピラミッドは運動会前のごく短期間しか行われてません。その短期間に大量のケガ人が出てるのですから、他のスポーツに比べてはるかに危険度

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    kamayan 2015/12/04
  • 何度でも言う。地域の絆と犯罪にはなんの関係もない反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 寝屋川の中学生殺人事件の容疑者逮捕を受けて、月曜以降、デタラメなコメントがテレビからあふれ出すと思うので、先制攻撃をしておきます。 さっそく、金曜夜の報道ステーションでやらかしてました。コメンテーターの藻谷さんは、かなりまともな人です。殺人事件の件数はずっと減少していて、いまはもっとも少ない時代だという事実をきちんと指摘してたところまでは、よし。 ただ、そのあと続けて、地域の絆が薄れているのではないか、犯罪を防ぐために、われわれはもっと地域の絆を大切にすべきだ、みたいなことをいうんです。 決定的に矛盾したことをいってるのに、ご自分で気づいてないのですね。むかしに比べて地域の絆が弱くなった。と同時に、犯罪はむかしより減っている。だとしたら、絆が弱まるほど犯罪は減るという結論になってしまいます。 報道関係者のみなさん、立ち読みでもけっこうです。私の『「

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    kamayan 2015/08/23
  • 続・少年犯罪の実名報道は偽善である反社会学講座ブログ

    こんにちは。ゲスの極みおじさん、パオロ・マッツァリーノです。 人は不愉快な真実よりも愉快なウソを信じたがります。だから、人が嫌がる真実を指摘する者は、往々にして憎まれるものです。 少年犯罪の実名報道にはなんの効果もないという事実を指摘した私も例外ではありませんでした。実名報道が犯罪を抑止しているという考えは現代の迷信でしかないのですが、それを認めたくない人たちが激怒してわめき散らしていらっしゃる。 Don't think, feel! というセリフで有名になったブルース・リーは、皮肉にも早死にしました。 さらに皮肉なことには、彼が残した言葉がおバカな人たちに免罪符を与えてしまいました。考えなくてもいいんだよ、感じたままに行動すればいいんだよ、と。 考えなければいけません。考えずに答えを得ようなんてのはずうずうしい了見です。 ざっと見渡したかぎりでは、批判はすべて論破可能なものばかりでした。

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    kamayan 2015/05/09
  • 少年凶悪犯罪についての追加情報と前向きな提案反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 忘れたころに少年凶悪犯罪が起きては、また根拠もなく少年凶悪犯罪の増加を叫ぶ人が出てくるって毎度毎度の展開には困ったもんです。 で、そのたびに私の『反社会学講座』が反論材料として言及されて新たな読者を獲得できるってのは、ありがたいと感謝すべきなのか、同じ議論を蒸し返し続ける日人の学習能力のなさを嘆くべきなのか。 私は『反社会学講座』で、昭和18年前後に生まれた世代(現在70代前半)がもっとも凶悪だったと、統計から導かれるひとつの事実を示しました。 そのへんのことをもっと詳しく学問的に検証してる論文をみつけていたのですが、ずっと紹介しそびれてました。この機会に紹介しておきます。 中尾暢見さんの「激増する高齢者犯罪」(『専修人間科学論集』2014年3月)。この論文では、1940年から46年生まれをひとつのコーホート(世代)として追跡しています。彼らが少

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    kamayan 2015/03/16
    我が老母がこの昭和18年生まれでなあ。幼児期が終戦期だったので色々トラウマが残っているみたいでなあ
  • しつけが悪いのを「やんちゃ」とごまかすな反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ちかごろ、しつけの悪いこどもや犬を、「やんちゃ」という言葉で美化・正当化する人たちがいるのが気になります。 「ウチの子、やんちゃなんですぅ」と嬉しそうにいう親や飼い主。それがいいことだと思ってるの? 不穏な空気を感じます。「元気」ではなく「やんちゃ」とわざわざいうのはそこに、騒いだり暴れたりして他人に迷惑をかけているというニュアンスが含まれてるからです。 こどもが被害者になることにはやたら神経質になっているクセに、こどもや犬が騒いで周囲に迷惑をかけたり暴れたりして加害者になることには無頓着な親たち。自分のしつけがなってないのを、「やんちゃ」というかわいらしい響きの言葉でごまかしてるだけ。ぶしつけなガキや犬など、ちっともかわいくない。 私はこどもや若者の権利や自由を擁護しますけど、しつけにはかなりキビシいほうです。体罰は絶対に否定しますがしつけは絶対

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    kamayan 2015/03/16
  • 過去を舞台とした現代劇反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 完成が遅れている単行の原稿執筆にいそしんでおります。そのため、あまりブログやツイッターの更新ができません。 朝はテレビをつけたまま、なんやかやとやりながら、朝ドラの『マッサン』を耳で聞いているだけのことが多いのですが、ときどきセリフが耳にひっかかるんです。 「うちのワインは安全・安心!」 「ウイスキーで日を元気にしたい!」 どちらのセリフも、大正時代の人はおそらく、いわなかったはずです。 「安全・安心」「日を元気にしたい」といったフレーズが頻繁に使われるようになったのは、かなり最近のことです。「安全・安心」は90年代後半ごろから、「日を元気に」はもっとあとです。つまり、新語・流行語といってもいいくらい。 でも、みなさんすっかり慣れてしまい、むかしからあるフレーズだと思ってるから、大正時代を舞台としたドラマで現代語が使われても違和感を感じない

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    kamayan 2015/02/04
  • 不愉快な日々 - 反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ここんところ、なんとも不愉快な日々が続きました。結果的に人質事件は残念な結果に終わってしまったようですが、それに匹敵するくらい後味が悪いのは、バッシングのほうでした。人質ふたりに対するバッシングのひどさは想像以上で、日人はどんだけ日人が嫌いなのかと、海外の人たちも呆れる始末。 毎度おなじみの自己責任論は出るだろうなと思ってましたけど、もっとヒドかった。日に迷惑かけたんだから自害しろだの、あれは韓国人だというデマを流しておとしめようとしたり、正気とは思えぬ発言の数々。でまた、そういう意見をいってるのが無名・匿名の一般人だけじゃないんですよね。そこそこ名のある人やテレビに出てるような人までがツイッターで堂々と発言してるってのがね。しかも10代20代の若者じゃない、いい歳こいたおっさん、オバサンなんですよ。やっぱり問題はゆとり教育じゃなかったんだな

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    kamayan 2015/02/04
  • 通説の怖さ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 なんでも、書籍で最初に江戸しぐさを批判したのは私ではないかとの指摘を受けまして、そういう栄誉に浴した(?)からには、読まないわけにいきません、江戸しぐさについて徹底検証した原田実さんの『江戸しぐさの正体』。 私が感じてた疑問や矛盾はほぼすべて突いてました。化けの皮を完全にはがしちゃいました。まあ、普通に考えればおかしいと思うよねえ。江戸しぐさを勧める人たちが江戸文化に無知すぎることはあきらかなんで。 江戸しぐさ信奉者たちからの反論――は期待するだけムダでしょう。どうせ、「諸説あります」と常套句でいい逃れをするのがオチ。どんなデタラメな説を持ち出しても、これは諸説あるうちのひとつだから、といえば許されると思ってる。さらに追及されると、もうひとつの切り札「信じる信じないはあなた次第」を出してきます。 そもそも歴史を科学とは思ってない人が多すぎるんです。

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    kamayan 2014/10/07
  • 犯罪不安を煽るのは、どのメディアか 反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 前回のブログ記事「都合よくデータを切り取って人々を不安に陥れよう!」の補足情報。 主要な新聞を確認してみたところ、興味深い事実が判明しました。 たまたまこどもの誘拐事件の件数が少なかった平成20年と比較するトリックで、誘拐が増加していると不安をおおげさに煽る報道をしていたのは産経と読売でした。 朝日は、平成16年の141件から減少傾向と、データをきちんと見て冷静に事実を報じてます。早くも誤報反省の効果が出たのかな? 今回、もっとも称賛したいのは毎日です。誘拐の件数が減少しているというだけでなく、さらに数字の背景まで踏み込んで調べていたのです。 平成16年に摘発された100人の誘拐容疑者の7割は、被害者であるこどもと面識のない他人でした。しかし平成25年の摘発者75人のうち他人は31人。半数以上は、離婚した親など、こどもの親族・知り合いだったことまで

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    kamayan 2014/09/28
  • 都合よくデータを切り取って人々を不安に陥れよう!反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 さあみんな、おまちかね、「都合よくデータを切り取って人々を不安に陥れよう!」の時間だよ! 警察庁によると、13歳未満の児童・生徒が連れ去られる事件は平成20年の63件から増加傾向にあり、22年以降は90件前後で推移。25年は94件だった。(MSN産経ニュース2014年9月24日付) 上の記事を読んで、なにか感じない? こどもを狙った犯罪が増加していることへの憤り? なるほど。それもありますね。 でもごめんね、パオロさんはとっても性格悪いんだ。だから、他のところが気になっちゃう。 なぜ、平成20年と比較してるのだろう? 今日は、この理由をみんなと考えてみよう。 まずは、この警察発表の元になっているデータを探すんだけど、今回はすぐにみつかったので助かりました。平成25年の警察白書です。 この表の略取・誘拐という欄がネタ元。赤線で囲ってみました。 おっと

    都合よくデータを切り取って人々を不安に陥れよう!反社会学講座ブログ
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    kamayan 2014/09/27
  • 日本人の知性反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 STAP細胞の例の記者会見についてなんですけど。理系の人たちは、あれでいいの? 会見そのものがどうのこうのでなく、会見に対する世間の態度ですよ、問題なのは。 多くの一般人は、科学研究の真偽や正誤を、「会見に誠実さが見えた」「涙のなかに笑顔があった」だとかいう、およそ科学や論理からかけ離れた文系印象論、ワイドショー的感情論で決めようとしてるんですよ。 記者会見という舞台での演技がどれだけ素晴らしかったか、観客の心をどれだけ動かしたかといったものさしですべての真偽を決め、善悪を断罪しようとするいまの日の状況は、知性の否定であり、司法制度の否定でもあります。はっきりいって、かなりコワいとしかいいようがありません。 今回の記者会見の内容だけでは、研究論文の真偽はだれにもわからないでしょう。しかし世間一般の反応からは、日人の科学リテラシーが非常にお粗末だ

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    kamayan 2014/04/14
  • 原稿チェックに対するグチ反社会学講座ブログ

    こんにちは、駅のホームにある最新型の飲料自販機に「小粋なチョコバナナ」をおすすめされたパオロ・マッツァリーノです。 あの自販機にはカメラが内蔵されてるらしくて、前に立った人の容姿から年齢性別などを判断して、おすすめ商品を選んでくれるそうです。 私の外見のどの要素が、小粋なチョコバナナだったんだろう? 小粋なおじさんだと思われたのかな? 疲れてそうだから甘いものをすすめたのか? サルっぽいといわれたことはこれまで一度もないんだけど。 結局、小粋なチョコバナナは買わず、お茶を買いました。 さて、日は以前から抱いていた疑問についてグチをいいたいと思います。ええ、グチなので気にしないでください。 物書き以外の人はご存じないと思うのですが、ちかごろは原稿の校正の段階で、内容の事実関係チェックが入るんです。中小の出版社ではやらないこともありますが、大手の出版社だと、たいていこれが入ります。 むかしは

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    kamayan 2013/12/02
  • ホットコーヒー裁判の真相反社会学講座ブログ

    こんにちは。パオロ・マッツァリーノです。世間にはNHKの受信料を払ってない人がいます。経済的事情で払えないのならわかるのですが、単にケチで払わないくせに、それを権力への反抗だとかヘンな理屈こねて正当化するケチンボは不愉快ですね。NHKはニュースと天気予報以外はスクランブルかけて、受信料払わないと見られないようにすればいいのに。 私はBSまで含めれば、NHKの番組に受信料を払う価値はあると思ってます。NHKとWOWOWはカネ払って見てます。 先日NHKBSで放送されたアメリカのドキュメンタリー『ホットコーヒー裁判の真相』はひさびさに衝撃的な内容でした。 これは当時ずいぶん話題になった、マクドナルドコーヒーをこぼしてヤケドしたと訴えたおばあさんが数億円の賠償金をもらえた、とされる事件。あれを再検証した番組です。日でも、「そんなことで訴えて大金持ちになれるなんてアメリカって国はばかげてるぜ」

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    kamayan 2012/06/15
  • 温泉枯渇ミステリー反社会学講座ブログ

    こんにちは。ミステリー大好き、パオロ・マッツァリーノです。 今期のテレビドラマはミステリーが多いですね。ミステリーは無難っちゃあ無難です。謎を提示して興味を惹きつけ、解き明かしてすっきりさせるというパターンが嫌いな人は、あんまりいません。 というわけで日は、当ブログも統計ミステリーをお送りします。題して「塩谷瞬ってだれなんだ」あっ、まちがえました。泣いておわびします。正しくは、「温泉枯渇ミステリー」。 日では早くも昭和30年代から、温泉枯渇が全国的な問題となっていました。読売新聞昭和34年7月20日夕刊の、各地で温泉枯渇の兆候が現れたという記事を皮切りに、昭和40年代、50年代にも、朝日読売両紙に同様の報告があります。 温泉行政を管轄している環境庁の昭和52年度の調査では、日全国21959の源泉のうち、3776、じつに17%の源泉はすでに枯渇していたという、衝撃のデータが明らかにされ

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    kamayan 2012/06/15
  • 都市伝説の男反社会学講座ブログ

    都市伝説、キター! こんにちは、長澤パオみでーす。カラダにピース! あらためましてこんにちは、パオロ・マッツァリーノです。最近、新たな都市伝説を発見しましたので、いち早くブログ読者のみなさんにご報告します。 「女性が電車の中で化粧をしているのは日だけだ。西洋の女性はそんなことしない。なぜなら、人前で化粧するのは売春婦が客引きするサインだから。西洋に行って人前で化粧してたら、レイプされても文句はいえない」 これ、日人なら耳にたこができるくらい何度も聞いたり、活字で目にしたりしてるんじゃないかと思うんですよ。 日の若い女性が海外のホテルのロビーで化粧をしていたら、知らない男につきまとわれてハウマッチといわれたとか、まことしやかなエピソードもあるのですが、どうも私にはそれがみんな作り話っぽく聞こえてたんですよ。そういうわけで以前から、人前での化粧は日だけ説&売春婦説に疑いの目を向けてまし

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    kamayan 2012/06/15
    「女性が電車の中で化粧をしているのは日本だけ」という都市伝説について
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