民泊新法が施行されて1カ月が経った 住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月15日に施行されて1カ月。安全・衛生面をはじめとする一定のルールを定められたことに伴って、民泊仲介サイトで多くの民泊物件の掲載が取り下げられた。一方で、民泊の運営に必要な許可を受けたことを示す許可番号を虚偽に民泊仲介サイトへ申請したり、マンスリー(月間契約)を謳いながらも1日単位で貸し出していたりするホストなども多く見受けられている。 許可番号は、北海道はM1、沖縄はM47から始まる番号だ。ただ、それを知らないホストは適当な番号を、大手民泊仲介サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」(以下、エアビー)の管理画面に登録し、エアビー側は市区町村が発表している番号を確認することなく、違法物件を掲載し続けた。報道によってこの事実が明らかになると、エアビーは本格的な対策に乗り出し、違法とみられる物件の掲載を次々と停止した。 一方