監督デビュー作の『大日本人』(2007年)以来、『しんぼる』(2009年)、『さや侍』(2011年)と、映画を作り出すたびに「さすが、松ちゃん!」という絶賛の声がある一方、「映画じゃない」「駄作」といった批判の声も浴びるなど、物議を醸している松本人志監督。彼の4作目となる『R100』は、過去3作に負けないくらいに物議を醸しそうだ。 そもそも本作は、2013年1月10日にクランクインし、4月8日にクランクアップと、比較的新しい作品。5月13日には報道陣向けに製作発表会見が開かれ、松本監督をはじめ大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、渡辺直美、前田吟、松尾スズキ、渡部篤郎といった豪華キャストが登壇したが、その際に松本自身が「あんまりしゃべれないんですけど」と語るなど、作品については謎だらけで終わる会見となった。 その後、7月終わりには、女優陣が露出度高めのボンデージ衣装に身を包ん