エンタテインメント大手のセガサミーホールディングス(セガサミーHD)が5月11日に、2015年3月期の決算発表をした。遊技機事業が減収減益になったこと、アミューズメント機器事業の損失が続いていること、構造改革に伴う特別損失の計上などから連結決算は減収減益であった。また当期純損失が112億5800万円となった。 通期売上高は、3549億2100万円(6.1%減)、営業利益は176億900万円(54.3%減)、経常利益は169億9300万円(58.1%減)である。特別損失は159億2400万円を計上している。減損損失や解体費用引当金繰入額、早期割増退職金、さらに映画自主製作中止による損失も含まれている。 遊技機事業は売上高1492億2400万円(18.0%減)、営業利益257億9600万円(43.0%)減である。パチスロでは「蒼天の拳2」「アラジンAII」が、パチンコでは「北斗の拳6シリーズ」