内閣衛星情報センターは、現在7機ある情報収集衛星のうち経年劣化で異常が発生した1機について、復旧の見込みが立たないとして、15日で運用を終了しました。ただ、残る6機は安定的に運用されており、情報収集活動に影響はないとしています。 このうち、平成21年11月の打ち上げから、設計上の寿命とされる5年を超えて運用されてきた「光学衛星3号機」で、電源系の経年劣化で異常が発生したため、情報センターは復旧に向け作業を進めてきましたが、電力が枯渇したことから復旧の見込みが立たないとして、15日、運用を終了しました。 これについて、情報センターは「残る6機は安定的に運用されており、情報収集活動に大きな影響はない。北朝鮮情勢を含む現下の厳しい安全保障環境の中、宇宙基本計画の工程表に盛り込まれている10機体制の構築に向けて研究開発を進めていきたい」としています。
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