NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2019年8月28日、スケジュールと予算を大幅に超過した後に完成しました。 ノースロップ・グラマンが中心となって開発したジェイムズ・ウェッブ(JEST)はハッブル宇宙望遠鏡の後継として位置づけられており、赤外線域の観測により宇宙の始まり直後に誕生した天体の観測を予定しています。また、18枚の六角形の鏡を打ち上げ後に展開し、6.5メートルの巨大な主鏡が利用できるのも特徴です。 ジェイムズ・ウェッブはかなり開発が難航した経緯があります。予算は予定されていた金額のほぼ2倍、そして完成は約7年も遅れてしまいました。その間、ハッブル宇宙望遠鏡は数回の補修により延命処置を受け、一部故障しつつも稼働しています。 なお、ジェイムズ・ウェッブは2021年の3月の打ち上げを予定しています。そして打ち上げられた同宇宙望遠鏡は、太陽からの影響を受けにくいラグランジュ点(L
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