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日本の科学は失速している。一昨年の3月、ネイチャー誌に掲載されたレポートは大きな反響を呼んだ。一般の人たちには驚きを持って迎えられたようだが、多くの研究者にとっては、やはりそうかという感じであった。 『誰が科学を殺すのか』は、企業の「失われた10年」、「選択と集中」でゆがむ大学、「改革病」の源流を探る、海外の潮流、の4章から構成されている。毎日新聞に掲載された「幻の科学技術立国」シリーズが元になった本だ。 大学に関しては、行きすぎた選択と集中、地方国立大学の疲弊、若手研究者の待遇の悪さ、博士課程進学者減少などが紹介されており、内部で実感していることと完全に一致する。 どのテーマについても、客観的かつ冷静な記述と考察がなされている。わかっているにもかかわらずマスコミがなかなか書かなかったiPS細胞関連予算の問題点についても、果敢に踏み込んでしっかりと書かれている。 ネイチャー誌の記事以来、論
世界には10億頭に上るウシが飼育され、その多くが抗菌薬の投与を受けている。(PHOTOGRAPH BY ROBBIE GEORGE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 米バージニア州、ブルーリッジ山脈のふもとに広がる牧場には、ウシたちが近づけない場所が1カ所だけある。 ミドル川だ。広さ16ヘクタールの牧場内を曲がりくねって流れる川のそばには、イタチハギが頭上高く茂り、トゲのあるブラックベリーがびっしりと覆い、ヒッコリーやシカモアといった広葉樹も並んでいる。 牧場主であるボビー・ホワイトスカーバー氏とその妻ジーン・ホフマン氏は、15年かけてこの「植物の壁」を作り上げた。すべては、ウシの進入を阻むためだ。(参考記事:「温暖化に朗報か メタン排出少ないウシの秘密解明」) 「ウシを締め出した後、驚くほどの速さで川は元の姿を取り戻しました」と、ホワイトスカーバー氏は言う。今では、在
抗生物質(抗菌薬)が効かない「薬剤耐性菌」によって国内で8000人以上が死亡しているとの推計結果を、国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)などの研究グループが5日発表した。耐性菌による死者は世界的に増加し、6月に大阪で開かれた 20カ国・地域首脳会議(大阪G20)の首脳宣言でも取り組みの強化が盛り込まれた。これまで日本国内の耐性菌による死亡実態は不明で、今回、死者数を全国規模で調べた研究は初めて。 抗菌薬投与は細菌による感染症治療の基本だが、細菌も遺伝子を変えるなどして薬に耐える耐性菌が出現し始める。薬を使えば使うほど耐性菌は増える。この問題にどう取り組むかは世界の医療・保健分野での重要課題になっている。耐性菌は免疫力が落ちている人や高齢者が感染すると重症化しやすく死亡するリスクが高まる。日本でも全国の医療現場で院内感染を含めて耐性菌による死亡が増加するなど深刻な影響が出ており、抗菌
UPDATE 米連邦議会が米国時間12月10日、大手IT企業に警告を発した。AppleとFacebookを含む各社に対し、業界が法執行機関と折り合いをつけられない場合、暗号化を規制する法案を通す意向を示したのだ。 IT企業とプライバシー擁護派は長年、プライバシーとセキュリティの技術である暗号化がハッカーや犯罪者や独裁政権から人々を守るとして、暗号化を支持してきた。だが法執行当局は、暗号化が容疑者のデバイスや容疑者のメッセージアプリ上の通信内容に対するアクセスを阻害し、犯罪捜査を妨害すると主張している。 この議論が注目を集めたのは2016年、テロ容疑者の「iPhone」をロック解除するよう求める米連邦捜査局(FBI)の要請を、Appleが拒んだときのことだ。Appleは、デバイスを復号するマスターキーを提供すれば、すべてのiPhoneユーザーを危険にさらすことになると主張した。 上院司法委員
〈質問54 「ゾロリ」ばかりを読んでほかの読物を読んでくれません。どうすればいいでしょうか?〉(一般財団法人大阪国際児童文学振興財団編『子どもの本100問100答』創元社、2013年、120ページ) 1987年から始まる原ゆたかの人気読みものシリーズ『かいけつゾロリ』(ポプラ社)は、子どもたちに圧倒的に支持され、累計3500万部以上を売り上げ現在も継続中だ。その一方で、保護者や司書、教師たちからは「ゾロリばかり読まずに○○も読んでほしい」といったかたちで溜息の対象にもなっている。 大人たちは『ゾロリ』にあきれてばかりで、そもそも「なぜこんなにも『ゾロリ』が子どもたちに支持されているのか?」という点に関しては、ほとんどまともに向き合おうとしない。 「本を読まない子」のためだけに 原ゆたかのインタビュー「子どもを面白がらせるコツ」(「児童心理」1999年12月号)によると、「僕は本を読まない子
平成から令和となったことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、新しい元号、令和の「令」の文字が選ばれました。 平成が終わり、元号が令和になったことしは、21万6000余りの応募の中から、令和の「令」の文字が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げました。 協会は「令」が選ばれた理由として新しい元号の「令」和に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしています。さらに法「令」改正による消費増税や芸能界で起きた闇営業、薬物使用などの問題で法「令」順守が重視されたこと、自然災害で警報や避難勧告の発「令」が相次いだことも挙げています。 清水寺の森清範貫主は、「元号がかわり、皆さんの気持ちが新しくなったのではないかと思う。これからの時代も皆で仲よく、力を合わせて生きていかなければいけないと改めて感じた」と話していました。 2番目に多かったの
2020年5月15日金曜日に情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律(改正法)が施行されました。改正法のポイントは次のとおりです。 登録の更新制導入 法定講習として、一定の条件を満たした民間事業者等の講習(「特定講習」という)も対象 講習受講サイクルの見直し 登録の更新制導入について 情報処理安全確保支援士の登録に更新制が導入されました。更新制導入の目的は、サイバーセキュリティに関する最新の知識・技能の維持のみならず、欠格事由に該当していないかなど、情報処理安全確保支援士としての資格を有しているかを改めて確認することで、情報処理安全確保支援士制度の信頼性向上を目指すものです。 登録の有効期限は、登録日または更新日から起算して3年となります。 登録更新申請は、更新期限の60日前までに行う必要があります。 登録更新申請を行うためには、毎年の受講が義務付けられている講習を全て修了する必要が
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