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ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (29)

  • 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など 2022.05.09 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 昆虫の目の多くは六角形の小さなレンズ「個眼」がびっしり集まった複眼だが、どうして六角形になるのだろう。そういえばハチの巣も、六角形の穴が集まっている。こうした自然界が織りなす図形の不思議に斬り込み、2つの単純な力で幾何学的に決まる仕組みがあることが、ハエの目を使った実験で分かった。金沢大学などの研究グループが明らかにした。遺伝子が関わっていない面白さがあるという。 六角形に四角形…どうして 生活を見渡すと、お風呂のタイル、ブロック塀、ボードゲームの升目などなど、同じ形が敷き詰められたパターンはわりと四角形が目につく。これに対し生物界では、冒頭に挙げたように六角形が多いという。この理由は、六辺の長さの合計が短くしかも構造が強くなるため、低コスト

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    kamei_rio 2022/05/11
  • 科学博物館とは何か?その歴史と未来《科学史研究者・有賀暢迪さんインタビュー》【特集 日本科学未来館】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    世界の博物館が参加する国際博物館会議(ICOM)の定義には、「博物館とは…有形、無形の人類の遺産を収集、保存、調査研究、普及、展示する常設機関」と書かれている。博物館にとって「収集・保存」はもっとも基的な機能なのだ。その中で、自然科学に関するものを扱うのが広い意味での「科学博物館」ということになる。 自然史と科学技術、2つの流れ 科学博物館には「自然史博物館」と「科学技術博物館」という2つの大きな流れがある、と有賀さんは説明を続ける。前者の自然史博物館は、主に、動物・植物・鉱物・化石といった自然界にあるものを対象としてきたものだ。 「西洋的、すなわち、キリスト教的な世界観では、自然界のものはすべて神様が作ったという考えが根底にあるので、それらを集めて自然について知るということ自体が意味のある活動だったわけです」 現在のような公共施設としての博物館の先駆けは、1753年に設立された大英博物

    科学博物館とは何か?その歴史と未来《科学史研究者・有賀暢迪さんインタビュー》【特集 日本科学未来館】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2022/01/21
  • ヤシガニのハサミの硬さは鉄鋼並み NIMSなどが特殊な内部構造を解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ヤシガニは甲殻類の中でも世界最大級の大きさで知られ、インド洋や西太平洋などの熱帯域、亜熱帯域のほか、日では沖縄県周辺の島しょ部に生息する。そのヤシガニのハサミの硬さは鋼鉄並みで、100枚ほどの層からなる壊れにくい特殊な内部構造を持っていることを、物質・材料研究機構(NIMS)と沖縄美ら島財団の研究グループが明らかにした。複雑な組織を3次元(3D)可視化することにも成功し、研究成果は軽量で強靱(きょうじん)な材料開発に役立ちそうだという。 ヤシガニは体長30~40センチで、絶滅危惧種に指定されている希少生物。研究グループによると、貝殻は持たないが、外敵から身を守る鎧(よろい)のような甲羅で覆われている。単位体重あたりの挟む力(把持力)は体重の90倍以上という生物最強クラスで、ライオンの把持力に匹敵するという。 NIMS構造材料研究拠点の井上忠信グループリーダー、原徹グループリーダーや沖縄美

    ヤシガニのハサミの硬さは鉄鋼並み NIMSなどが特殊な内部構造を解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2021/06/01
    "鋼鉄並みの硬さを持つ薄い層(外クチクラ)と、軟らかいクッションのように力を吸収する多孔質層(内クチクラ)による複合構造" 100枚
  • 緒方洪庵が残した「開かずの薬瓶」、ミュー粒子で中身を特定 阪大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    江戸時代末期の医師、蘭学者の緒方洪庵(1810~1863年)が使ったガラスの薬瓶の中身を、瓶を開けずに突き止めた、と大阪大学などの研究グループが発表した。大強度陽子加速器施設「J-PARC(ジェーパーク)」(茨城県東海村)の分析装置で透過性の高い素粒子「ミュー粒子」(ミュオン)を使い成功した。医薬品の文化財の成分を非破壊で解明したのは世界初といい、当時の治療戦略の解明や、医療関係の文化財の継承に役立つ成果という。 洪庵は大阪大学医学部の源流で、福沢諭吉、大村益次郎らを輩出した蘭学塾「適塾」の開祖。同大は洪庵が壮年期と晩年に使った2つの薬箱を所蔵しており、晩年のものには液体と固体の製剤が入ったガラス瓶22と木製容器6が入っている。うち数は栓が固く開かない状態。洪庵は瓶の上部に独自に「甘」「下」「酒」などと漢字1文字のラベルをつけたが、何を意味するかは人にしか分からない。貴重な文化財を

    緒方洪庵が残した「開かずの薬瓶」、ミュー粒子で中身を特定 阪大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2021/04/07
    ミュー来る開かずの薬便、できてるよ!というのを思い付いたけどイマイチだった
  • 抗生物質効かない菌で年8000人以上死亡 国内実態が初めて明らかに | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    抗生物質(抗菌薬)が効かない「薬剤耐性菌」によって国内で8000人以上が死亡しているとの推計結果を、国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)などの研究グループが5日発表した。耐性菌による死者は世界的に増加し、6月に大阪で開かれた 20カ国・地域首脳会議(大阪G20)の首脳宣言でも取り組みの強化が盛り込まれた。これまで日国内の耐性菌による死亡実態は不明で、今回、死者数を全国規模で調べた研究は初めて。 抗菌薬投与は細菌による感染症治療の基だが、細菌も遺伝子を変えるなどして薬に耐える耐性菌が出現し始める。薬を使えば使うほど耐性菌は増える。この問題にどう取り組むかは世界の医療・保健分野での重要課題になっている。耐性菌は免疫力が落ちている人や高齢者が感染すると重症化しやすく死亡するリスクが高まる。日でも全国の医療現場で院内感染を含めて耐性菌による死亡が増加するなど深刻な影響が出ており、抗菌

    抗生物質効かない菌で年8000人以上死亡 国内実態が初めて明らかに | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2019/12/13
    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は減少、フルオロキノロン耐性大腸菌は増加。減少してる理由は何なんだろう
  • 研究開発戦略ローンチアウトー第89回「量子コンピューターの「誤解」」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 研究開発戦略ローンチアウトー第89回「量子コンピューターの「誤解」」 2019.02.27 嶋田義皓氏 / 科学技術振興機構 研究開発戦略センター システム・情報科学技術ユニット フェロー 「量子コンピューター」をご存知でしょうか。カナダのD-wave Systems社製の量子コンピューターをグーグルが購入したニュースや、最近では米国IBM社がCES(Consumer Electronics Show)で商用量子コンピューター「IBM Q System One」を発表したというニュースを目にした方も多いのではと思います。量子コンピューターは、分子や原子といった極微の現象を説明する「量子力学」の原理を利用して計算を行う次世代コンピューターで、多くの国の政府が重点分野に指定、IT企業も開発競争に参入し、近年日でも関心が高まっています。 一方で、量子コンピューターに関する誤解が多いの

    研究開発戦略ローンチアウトー第89回「量子コンピューターの「誤解」」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2019/02/28
    よくある誤解トップ10
  • 顔を見て相手を識別する魚も上下逆さでは人間同様に戸惑う「顔認識の倒立効果」は魚類にもあった | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニュース 顔を見て相手を識別する魚も上下逆さでは人間同様に戸惑う「顔認識の倒立効果」は魚類にもあった 2019.01.10 顔の模様で個体識別するとされるアフリカの淡水魚が、上下を逆さまにした仲間の顔の画像を見せられると識別能力が低下した、と大阪市立大学の研究グループがこのほど米国の動物認知専門誌に発表した。魚類も特定の種は、人間やチンパンジーなどと同様に顔を素早く認識する「顔神経」を使い、顔の模様で相手を認識している可能性があるという。 研究成果を発表したのはた大阪市立大学大学院理学研究科の幸田正典教授らのグループ。同グループはアフリカ大陸東部の淡水湖に生息し、群れで暮らす社会性の高い魚として知られる「プルチャー」が顔の微妙な違いから仲間の個体を短時間で見分けることを既に明らかにしている。 幸田教授らによると、人間やチンパンジー、サルなどは仲間の顔を見て誰なのかを認識するが、その際、顔を

    顔を見て相手を識別する魚も上下逆さでは人間同様に戸惑う「顔認識の倒立効果」は魚類にもあった | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2019/01/24
    "人間で発達している顔神経の基本型は長い進化の過程の中で4億年前の魚類の段階で既にできていた可能性がある"
  • 光が好きなはずの植物プランクトンが、光が少ないと増えるという不思議 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ずいぶん昔の話だが、茨城県のある湖に行ったときのこと。岸の近くを歩いていたら、なにかが腐ったような異様なにおいを感じた。岸辺の湖面は緑色に濁っていて、岸に打ち上げられた緑の物体は、すこし干からびていた。悪臭の源は、この「アオコ」だった。異常に繁殖した小さな植物プランクトンが吹き寄せられ、腐っていたのだ。 ここまで増えてしまうと困りものだが、水中の生態系にとって、植物プランクトンは重要な存在だ。水面近くの浅いところに届く太陽の光を吸収し、植物に特有の「光合成」で栄養分を作りだす。これをべた動物プランクトンを小魚などがべ、それがさらに大きな動物のえさになる。生き物たちに必要な栄養の大を作るのが、この植物プランクトンなのだ。 植物プランクトンは太陽の光を受けて栄養分を作るので、太陽光がよく当たれば増える。そう考えられていた。だが、東京大学の山道真人(やまみち まさと)講師らの研究グループが

    光が好きなはずの植物プランクトンが、光が少ないと増えるという不思議 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    kamei_rio
    kamei_rio 2018/07/16
    "光が好きなはずの植物プランクトンが、光が少ないと増えるという不思議"
  • 昔の海水温をきちんと記録しているサンゴの骨格を見分ける方法を開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    地球の気温を温度計できちんと測れるようになったのは、せいぜいここ100年くらいのことだ。それより昔の気温を知りたければ、科学者たちは代用品を探す。四季のある地域なら、木を切り倒して年輪を調べる。木は暖かいと成長が速いので、年輪の幅は当時の気温を反映する。年輪の幅が狭ければ、当時の気温は低かったと推定できる。もっと古い時代の気温なら、南極などの氷床を掘り出して、その成分を調べる方法などもある。 過去の海水温を推定するための素材として、ここ20年ほどでよく使われるようになってきたのがサンゴだ。サンゴはイソギンチャクに似た柔らかい生き物だ。そのなかの「造礁サンゴ」という種類は、個々の小さなサンゴがたくさん集まって岩のような骨格を自分たちで作り、その上に付着して生きている。骨格の上にまた骨格を重ねて成長していくので、ちょうど木と同じような年輪ができる。これが古さの目安になるので、とても便利だ。 サ

    昔の海水温をきちんと記録しているサンゴの骨格を見分ける方法を開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2018/03/14
    "サンゴ骨格から1%以下のわずかなカルサイトを検出できる方法を開発" 従来の限界は1-2%
  • 恋人を取られるかもしれない不安が、恋の炎を熱く燃やすのかもしれない | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    「恋」という言葉を国語辞典で引くと面白い。一緒にいられない人に強くひかれて切なく思うことだとシンプルに説明してあったり、他のすべてを犠牲にしても惜しくないほど心が高揚する一方で、破局を恐れて不安に駆られる心的状況なのだと、微に入った納得の説明がされていたりする。では、この恋の炎が燃え上がりやすいのは、どういう社会で暮らしているときなのか。北海道大学博士課程学生の山田順子(やまだ じゅんこ)さん、結城雅樹(ゆうき まさき)教授らの研究によると、それは、恋人選びの自由度が高くて競争が激しい社会なのだそうだ。 山田さんらは、いま特定のパートナー(夫婦を含む)がいる日と米国のそれぞれ51人、107人に対し、2014年12月から2015年1月にかけてインターネット調査を行った。その結果、「相手に対する情熱」と「恋愛関係の流動性」の間に関係が見つかった。 「相手に対する情熱」は、いま一緒にいるステデ

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    kamei_rio 2018/02/10
    日米168名に聞きました
  • 首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    約46億年前にできた地球に初めての生物が誕生したのは、今から40億年ほど昔だと考えられている。バクテリアのような生物だったらしい。それが連綿と現在の生き物たちにつながっているのだが、その途中で、多いときには生き物全体の9割もが絶滅するような「大量絶滅」がおきている。 大量絶滅は過去に5回あったとされている。もっとも有名なのはその5回目、恐竜がすべて滅んだ約6500万年前の大量絶滅だろう。現在のメキシコ沖に落ちた直径10キロメートル以上とされる巨大な隕石(いんせき)が、その原因らしい。このほか、地球史上最大といわれる3回目の大量絶滅は約2億5000万年前におき、そのあと始まった「三畳紀」と「ジュラ紀」の境目にあたる約2億年前にも、4回目がおきた。 特定の希少種が姿を消していくのとは違い、大量絶滅では、地球上の大半の種が短い期間に滅んだ。なぜ、こんなにも多くの生物が一度に滅んだのか。もちろん、

    首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    kamei_rio
    kamei_rio 2018/01/06
    "「三畳紀」と「ジュラ紀」の境目にあたる約2億年前にも、4回目がおきた" これをサバイバルしたってことか
  • 「暗い太陽のパラドックス」が解けたかもしれない | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    太陽は、私たちにとっては生命の源でもある特別な星だが、宇宙全体からみれば、「主系列星」というグループに属する、ごくありふれた恒星のひとつにすぎない。誕生から消滅までの過程も、かなり正確に分かっている。それによると、今から40億年あまり前に太陽や地球が誕生した直後には、太陽は現在に比べて2〜3割ほど暗かった。 すると、困ったことになる。この条件だと太陽からの熱が足りず、地球は全体が凍りついてしまうはずなのだ。ところが、地球に残っている過去の氷河の跡などを調べてみると、そのころの地球は寒くはなかった。現在より暖かかったとさえ考えられている。その理由については、さまざまな説がある。大気に温室効果ガスがたくさん含まれていて猛烈な地球温暖化が起きていた、地球はもっと効率よく太陽の熱を吸収していた、……。だが、どれも決め手に欠けていた。なぜ弱い太陽で地球は暖かかったのか。はるか大昔のこの矛盾を「暗い太

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    kamei_rio 2017/12/19
    "特殊な光合成を行う2種類の細菌が当時の海に共存していたとすると、気温を上げる温室効果の高いメタンガスがたくさん発生し、弱い太陽でも地球は暖かくなれるという"
  • 海の水は、あと6億年でなくなりそうな勢いで地球に吸い込まれている | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    地球には海がある。46億年前に地球が誕生してから10億年後までには海ができ、そこで生まれた生物が、やがて陸に上がってきた。海はそんな大昔から、つねに地球とともにあった。だが、地球には海があるものだという「常識」は、たんなる思い込みなのかもしれない。広島大学博士課程の畠山航平(はたけやま こうへい)さん、片山郁夫(かたやま いくお)教授らがこのほど発表した論文によると、海の水は、予想より速いペースで地球内部に取り込まれているという。単純に計算すると、6億年後にはなくなってしまうペースなのだ。 地球上の水は、姿を変えながら地球全体をめぐっている。海の水が蒸発し、それが雨となって降ってくる。陸に降った雨は川になって、海に注ぐ。この循環に、世界の海を旅する深層の海流を含めて考えたとしても、ひと回りするのに必要な時間は、せいぜい数千年だ。 一方で、これよりはるかに長い時間をかけた水のめぐり方もある。

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    kamei_rio 2017/11/07
    循環してるってことは、それと同じくらいの勢いで吐いてる輩がいるってことかな
  • 《JST主催》次世代の科学者育成と人材交流の場に「グローバルサイエンスキャンパス」平成29年度(第4回)全国受講生研究発表会 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 《JST主催》次世代の科学者育成と人材交流の場に「グローバルサイエンスキャンパス」平成29年度(第4回)全国受講生研究発表会 2017.11.02 大槻 肇 氏 / 科学技術振興機構 理数学習推進部長 グローバルサイエンスキャンパス(GSC)の受講生たちが日頃の研究成果を披露する第4回目の全国受講生研究発表会が、10月7日・8日に一橋大学一橋講堂で開かれた。優秀な研究を表彰で称え、受講生同士が交流を深めた。 全国17大学のプログラムを1,500名が受講 GSCは、国際的に活躍できる科学技術人材の育成を目的に、平成26年度より科学技術振興機構(JST)理数学習推進部と全国の大学が連携して実施している。卓越した意欲・能力を持つ高校生らを対象に、国際的な活動を含む高度で体系的な理数教育プログラムを提供し、さらなる才能の育成を目指す。平成29年度は全国17大学が多様なプログラムを展開中で

    《JST主催》次世代の科学者育成と人材交流の場に「グローバルサイエンスキャンパス」平成29年度(第4回)全国受講生研究発表会 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    kamei_rio 2017/11/04
  • 科学離れに親の影響も 科学技術・学術政策研調査で判明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    人がノーベル賞を受賞すると子供を研究者にしたいと考える親がむしろ減るという意外な結果が、科学技術・学術政策研究所の調査で明らかになった。受賞を伝える報道で研究者の仕事の苦労も取り上げられたのを見て、子供の理系進学をためらう親が増えたのではとみられている。 科学技術・学術政策研究所が10日公表した「小・中・高校生の科学技術に関する情報に対する意識と情報源について」は、昨年10月、大村智(おおむら さとし)、梶田隆章(かじた たかあき)両氏がノーベル医学生理学賞、物理学賞をそれぞれ受賞した時期の前後に、小、中、高校生の保護者2,380人とその子供たち3,335人に対して行われた。 子供の理系進学に対する保護者の意識がどのように変化したかを問う質問に対し、受賞決定が報じられる前は、「ぜひとも理系に進学させたい」か「どちらかというと理系に進学させたい」と答えた保護者は、小学生で39.8%、中学

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    kamei_rio 2016/03/15
    "日本人がノーベル賞を受賞すると子供を研究者にしたいと考える親がむしろ減る" 微減。景気の影響を確認したい
  • サイエンスクリップ・「深海科学掘削の技術と科学の最先端」 | SciencePortal

    地球深部探査船「ちきゅう」の掘削パイプが、静岡県御前崎沖での動作試験中に落下したとの報道があった。平成28年1月16日土曜日2時9分頃、就航十年目を迎えて老朽化した掘削制御システム(DCIS:Drilling Control Instrumentation System)を新しい装置に換装し、その動作試験最中の出来事であった。通常の掘削作業とは異なり、船上からドリルパイプを1,420メートルまで海中につり下げた状態で回転させていたところ、ドリルフロア付近でドリルパイプが破断し、ドリルパイプ1,400メートル分が水深約3,600メートルの海底に脱落したのだ。けが人や船体への被害はなかった。 海洋研究開発機構(以下JAMSTEC)の調査によると、原因は、ドリルパイプを海中に吊り下げた状態で回転させる特殊な条件下で性能データを得るための試験だったため、海流などの力でパイプに曲がりが生じたまま回転

    サイエンスクリップ・「深海科学掘削の技術と科学の最先端」 | SciencePortal
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    kamei_rio 2016/03/01
    "「ちきゅう」のすごい掘削技術" ドリルは夢、そして深海へ
  • 高校に必須科目「理科基礎」新設を 日本学術会議が提言 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    物理、化学、生物、地学に縦割り化されている高校理科の基礎内容を全て含む「理科基礎(仮称)」を必須科目として新設し、大学入試センター試験あるいは後継に想定されている統一試験の必受験科目にもすべきだ、という提言を日学術会議が8日、公表した。 提言の背景には、現代社会では科学・技術との共生がますます不可欠となっているにもかかわらず、高校の理科教育が事実に基づいて論理を組み立て、議論し、判断に導く実証的態度を身につけるという要求に十分に応えるものになっていない、という危機意識がある。 日学術会議 科学者委員会の科学と社会委員会合同広報・科学力増進分科会の提言は、「理科基礎(仮称)」について、「科学の意義と社会におけるその役割を理解し、課題解決型の能力が育成される」内容を盛り込み、少なくとも6単位、できれば8単位を割り当てるべきだ、としている。 高校の理科教育については、学習指導要領の変更が繰り

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    kamei_rio 2016/02/11
    義務教育でダメなら高校でやってもダメな気が
  • 科博発、江戸の天文学者からのメッセージ 国立科学博物館「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 科博発、江戸の天文学者からのメッセージ 国立科学博物館「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」 2016.01.29 渋川春海(しぶかわ はるみ 1639-1715)をご存知だろうか。日独自の暦を作り、日初の天文学者とされる江戸時代の人物である。新しい暦を編纂した功績により、江戸幕府初代の天文方※1に任命された彼は、天の動きを正確に理解するために自ら装置を作り、天体観測を行なった。そして彼の後も、西洋の知識がもたらされるとともにさまざまな天文学者が天体の観測を行ない、新しい暦への挑戦を続けた。一方、望遠鏡の普及につれて、一般の人々も天体観測を楽しむようになった。今年は渋川春海没後300年の年であり、国立科学博物館にて「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」が開催中である。今回は、展示を紹介しつつ、日の天文学を開拓した先人達の歩みをたどりたい。 ※1 天文方/幕府の職名。天

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    kamei_rio 2016/02/03
    かなり地味だけど、当時の学者さんや暴れん坊将軍の奮闘がよく描かれてて、想定以上に面白かった
  • 情報学は予算増に応えられるか | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    「情報は科学技術予算の一丁目一番地」。11日、日学術会議で開かれた同会議情報学委員会主催の「情報学シンポジウム」で、情報関係の来年度予算確保で頑張った文部科学官僚の自信に満ちた声が聴かれた。今年度予算の折衝では、IoT(Internet of Things、情報・通信機器以外のさまざまな物体がインターネットを介して自動認識・制御、遠隔計測などを行うこと)、セキュリティ関係とも文部科学省の要求は認められなかったというから、情報関連の人たちにとってこの1年の変化はありがたいということのようだ。 では、情報関連研究分野の現実はどうか。シンポジウム登壇者たちの発言から、膨らむ期待の半面、人材育成をはじめとする課題も見えてくる。 文部科学省が来年度予算獲得に当たって情報分野を重視し、功を奏した背景に、第5期科学技術計画の検討作業で人工知能、ビッグデータ、IoT、セキュリティという情報分野が早い

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    kamei_rio 2016/01/19
    "特に情報系は社会が必要とする大きなテーマへの準備ができているようには見えない"
  • サラブレッドの「扱いやすさ」決める遺伝子見つけた 京大チーム | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    競走馬のサラブレッドを育てる際の「扱いやすさ」を決める遺伝子を見つけた、と京都大学の野生動物研究センターと文学研究科の研究チームがこのほど発表した。馬の性格、行動パターンと遺伝子型の違いとの関係を調べた研究は少ない。研究チームによると、飼育の仕方の決定や乗馬のほか人間を癒す「ホースセラピー」に向いた馬の識別に役立つかもしれない、という。研究成果は、英科学誌に掲載された。 研究チームは、サラブレッドを育てる際に人間や馬具などに慣らす難易度といえる「扱いやすさ」に着目。北海道JRA日高育成牧場で飼育中の、格的に調教する前の1歳サラブレッド167頭を調べた。 実験では、牧場の職員に馬を洗ったり馬具を付けるなど17の刺激を馬に与えてもらい、「新しい物や人間への不安」「身体接触への不安」「大きなものに対する恐怖」「新しい環境への慣れにくさ」「反抗的態度」の5項目で167頭を評点した。さらに、脳内

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    kamei_rio 2015/12/17
    あとで園部氏に教える