輸入オレンジ果汁の高騰を受け、かんきつ王国・愛媛が誇るジュースの代名詞「ポンジュース」に異変が起きている。製造するえひめ飲料(松山市)は4月から輸入オレンジ果汁の比率を下げ、50%以上を国産みかん果汁に変更。価格も約1.3倍に値上げしたが、よりミカンの甘みとコクが際立つ味わいになったという。他の飲料メーカー各社がオレンジジュースの販売中止などに踏み切るなか、同社の担当者は「商品を通してみかん農家を応援するのが当社の存在意義。みかんのおいしさを発信していきたい」と話す。 国産みかん果汁を多く 4月から新しくなったポンジュースのパッケージ。原材料名には「果実(うんしゅうみかん(国産)、オレンジ)」と記されている。JAS法で原材料名は重量順に記すと定められており、3月までの商品は「オレンジ(ブラジル)、うんしゅうみかん(国産)」と記載。ラベルも「オレンジみかんジュース」から「みかんオレンジジュー
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