コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
2012年7月1日、じつに3年半ぶりに”うるう秒”が挿入された。朝8時59分59秒と9時00分00秒、この間に「8時59分60秒」という1秒が差し込まれたのである。 これは海流や季節風の影響で、世界の標準時として使われている原子時計の時間と、地球の自転に基づいて決められる天文時との間に生じるズレを調整するために行われているそうだ。 ズレると言っても、この53年間でわずか34秒程度の話である。これを修正したいと思うことこそ、世界をより正確に数字で表したいという人間の本能の発露なのではないかと思う。 古来より人類は、世界を数字で表現しようとしてきた。本書はそんな知的冒険家たちが、数を追い求める姿を綴ったものである。なかでもユニークなのは、登場人物たちの人選だ。 東京のそろばん教室の塾長、アリゾナの数秘術者、マサチューセッツの名刺折り紙アーティスト、つくば市の昆虫学者、プリーのヒンドゥー教の導師
数学が苦手な経済学部生に向けて、大学で経営数学を教える著者が送る、身近な数学の学習書。 CDFファイルの形式でダウンロードできるサンプルを使って、視覚的な説明とともに学習できる書籍です(別途CDFプレーヤーをダウンロードする必要あり)。なお本書はEbook版(PDF形式)のみの販売となります。 はじめに 私(白田)は、長年に渡って経済学部の学生相手に経営数学を教えており、いかに多くの学生が数学を苦手と感じているか、そのような学生に数学を教えることがいかに難しいか、そして、Mathematica等のソフトウェアを使った視覚的な説明がいかに効果的であるかを痛感していました。 そして、2011年震災の前の2月以来、「3次元グラフィクスを動かせるeBookを出版したい」という思いを著者一同募らせていました。しかし、電子出版の動きが欧米に比べて遅い日本では、なかなか話が進みませんでした。そのような折
目次 2012年1月24日 - 結城浩の最新刊『数学ガール/ガロア理論』 / 2012年1月18日 - 高校生(&中学生)たちの取り組む姿勢が素晴らしい(高校の数学の先生からの感想) / 2012年1月9日 - コミック版「数学ガール」シリーズの関係図 / 2012年1月7日 - 執筆の進捗状況 / 2012年1月6日 - コミック版『数学ガール ゲーデルの不完全性定理』コミックス第二巻表紙到着! / 2012年1月4日 - 数式が登場する論文や書籍を書く方へのお薦めテキスト:Mathematical Writing / ぜひ、感想をお送りください 日記一覧 2012年1月24日 ■ 結城浩の最新刊『数学ガール/ガロア理論』 2012年1月24日 00:00 結城浩です。 いつも結城の活動を応援してくださり、ありがとうございます。 さて、みなさんに深く感謝しつつ—— 結城浩の最新刊 『数学
2007年02月05日01:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 不完全性定理 初掲載2007.02.04 脱帽。 不完全性定理 数学的体系のあゆみ 野崎昭弘 もしかして、今まで読んだ数学書の中で最高傑作かも知れない。 著者の野崎昭弘は、「詭弁論理学」の著者にして、「Gödel, Escher, Bach(GEB)」の訳者。安野光雅と「石頭コンピューター」を共著した人でもある。私は「πの話」以来のファンなのだが、その野崎昭弘が不完全性定理にガチで対峙したのが本書だ。 目次 第1章 ギリシャの奇跡 第2章 体系とその進化 第3章 集合論の光と陰 第4章 証明の形式化 第5章 超数学の誕生 第6章 ゲーデル登場 本書は、「不完全性定理とは何か」だけではなく、「公理とは何か」「定理とは何か」をまずきちんと解説した上で、「不完全性定理は人にとってどんな意味があるのか」までを説いている。
今日はMCMC法についての解説です。 メモ程度のものですが、ご参考になれば幸いです。 日本語の良本はこれ。 マルコフ連鎖モンテカルロ法 (統計ライブラリー) 作者: 豊田秀樹出版社/メーカー: 朝倉書店発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 168回この商品を含むブログ (13件) を見る 有名な解説論文: Sampling-Based Approaches to Calculating Marginal Densities. Gelfand AE and Afrian F. M. Smith. Journal of the American Statistical Association, 85;410:398-409, 1990. 【概念】 Monte Carlo(モンテカルロ法) モンテカルロ:金持ちの町、F1もやってる 興味のある値を「頻度」を使
数学セミナー2011年2月号 特集◎ランダムネスを捕まえる数学セミナー 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2011/01/12メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 二ヶ月以上遅れて速報とはこれ如何に。 ランダムネスに関するランダムな年表(チョイスはかなり偏ってます)西暦出来事1919フォン・ミーゼスがランダム性を数学的に定式化しようと試みる1920--6Xランダム性の定式化に辿り着くまでの多数の数学者による試行錯誤の時代1933コルモゴロフによる確率論の公理化ランダムネス誕生の時代1960ソロモノフが現在コルモゴロフ複雑性と呼ばれる概念を導入(数年後にコルモゴロフが同じ概念を独立に発見)1966マーティン=レフによる構成的ランダム性の定式化1970ソロヴェイはランダム強制法を導入し, の部分集合が全てルベー
2011年03月09日22:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 見事な取捨選択 - 書評 - 数学ガール/乱択アルゴリズム 数学ガール/乱択アルゴリズム 結城浩 著者ご本人より督促が。 弾さん、ツッコミRTもうれしいのですが、書評を書いて下さらんか(半分マジ) RT @dankogai: ミルカミザルカ< @hyuki: 数学セガール/沈黙のアルゴリズムless than a minute ago via Echofon結城浩 hyuki お待たせしました。 「カルキュラスのアリエッティ」でも「算法少女ミルカ☆テトラ」でもありません。本当の第四作です。 本書「数学ガール/乱択アルゴリズム」は、大好評シリーズとなった数学ガール第四作。 404 Blog Not Found:書評 - 数学ガール 404 Blog Not Found:孤独解消型数学入門 - 書評 - 数学ガール/フェルマー
2009年09月06日17:00 カテゴリMath ITの礎 - 書評 - 通信の数学的理論 Amazonで見つけてあわてて購入。 通信の数学的理論 Warren Weaver / Claude Shannon / 植松 友彦訳 [原著:Mathematical Theory of Communication] 知らなかった。 このあまりに重要な業績が、本書まで邦訳されていなかったことを。 [追記あり] 本書「通信の数学的理論」は、情報科学にとっての「プリンキピア」。情報をデジタルに扱うという、今我々が空気のように扱っている手法は、すべてここから始まったのだ。 目次 通信の数学的理論への最近の貢献(ワレン・ウィーバー) 通信の数学的理論(クロード・E.シャノン) I 離散的無雑音システム II 雑音のある離散的通信路 III 連続情報 IV 連続通信路 V 連続情報源のレート 付録 訳者解
2011年02月11日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Math The Fractal Geometry of Nature - 書評 - フラクタル幾何学 ついに、ついに、ついに文庫化。 フラクタル幾何学(上下) Benoit Mandelbrot / 広中平祐監訳 [原著:The Fractal Geometry of Nature] 著者が亡くなる前にそうして欲しかった。そして著者に見せて上げたかった。 この版形に、これがきちんと収まるとは、想定の範囲外ではないか。いや、版形というものもまたフラクタルの一種である以上、当然著者も想定するだろうけど、それが装幀できるとなればまた別問題なのだから。 本書「フラクタル幾何学」は、「フラクタル」という言葉と概念を世にしらしめた"The Fractal Geometry of Nature"の、1984年に日経サイエンスより刊行された邦訳を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く