和歌山県紀の川市で当時小学5年生の男の子が殺害される事件がありました。発生から2月5日で8年を迎えようとしていますが、遺族には加害者から未だに謝罪や賠償金の支払いがなく、苦しむ日々が続いています。 …
今から12年前、熊本市で当時3歳だった女の子が大学生に殺されました。命日である3月3日、女の子の父親は「今でも娘に申し訳ない」と話し、心の傷は今も癒えることはありません。目に涙を浮かべながら遺影に手を合…
国内で2021年に発生した米軍関係者(米兵、軍属、家族)による一般刑法犯(過失運転致死傷などを除く)の起訴率が約11・3%にとどまり、約9割が不起訴となっていることが、日本平和委員会が入手した資料で明らかになりました。 全国の一般刑法犯の起訴率と比べると3分の1以下であり、米軍関係者が「優遇」されている実態が改めて浮き彫りになりました。 資料は法務省が開示した「合衆国軍隊構成員等犯罪事件人員調」。これによると、米軍関係者による一般刑法犯は、起訴9件に対し、不起訴が71件に上りました。 殺人(1件)、傷害(9件)、暴行(3件)、横領(2件)は全て不起訴でした。強制性交は11件中9件が不起訴になりました。窃盗は33件中、起訴は1件だけ。住居侵入も9件中、起訴は2件にとどまりました。一般刑法犯ではない「自動車による過失致死傷・過失運転致死傷」でも164件中138件が不起訴で、起訴率は約16%にす
JR埼京線内の車内で痴漢をして逃げる際に女性にけがをさせたとして、強制わいせつ致傷の罪に問われた男性について、東京地裁は9月1日、懲役2年6カ月、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。 判決後、被害にあった青木千恵子弁護士が会見を開いた。自身も被害者支援に携わる立場から「性犯罪被害に遭うことは恥ずべきことではない。それを実践したいと思った」と自分の名前や顔を出して話すことを選んだ。 被害を振り返り、「自分の意思に反して、見ず知らずの人間の性的欲望の対象とされることは、私が意思を持つ人間と扱われていないことだと感じました。このとき感じた屈辱感は、今も払拭することができずにいます」と語った。 ●事件の概要 被害者代理人の山本有司弁護士によると、男性は2020年10月6日の午後7時ごろ、十条駅から赤羽駅まで走行中の埼京線内で青木弁護士の尻を触った。当初、スカートの上から尻を触ってい
JR埼京線の車内で女性の尻を触り、降車後に転倒させ負傷させたとして強制わいせつ致傷罪に問われた男の裁判員裁判の判決公判が1日、東京地裁で開かれ、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決が言い渡された。「誰がいつ被害者になるかは分からない。一人で抱え込まず助けを求め、周囲も無理のない形で声をかけてほしい」。性犯罪の被害者としては異例の「実名取材」に応じた女性弁護士は判決後、思いを語った。(松崎翼) 抵抗しても…令和2年10月6日午後7時過ぎ。渋谷駅から埼京線に乗り、つり革につかまっていた青木千恵子さん(45)は、ワンピース越しに尻を手で触られる感触を感じた。行為は止まらず、下着の中にも手が入り込んできた。体をよじったりワンピースの裾を引っ張ったりして抵抗したが、赤羽駅付近まで続いた。 「痴漢したでしょ。警察行くから降りて」。青木さんは駅に着くと勇気を振り絞り、自身の斜め後ろに立っ
福岡県篠栗町でいわゆる「ママ友」だった知人のうそを信じ、5歳の三男に十分な食事を与えず餓死させた罪に問われた母親に、福岡地方裁判所は懲役5年の判決を言い渡しました。 福岡県篠栗町の碇利恵被告(40)は、いわゆる「ママ友」だった赤堀恵美子被告(49)のうそを信じるなどして生活全般を支配されたすえ、おととし4月、三男の碇翔士郎くん(5)の食事の量や回数を減らし餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われました。 17日の判決で福岡地方裁判所の冨田敦史裁判長は「長期間、飢えの苦しみを与えたあまりにむごい犯行だ。頼るべき母親から十分な保護を与えられなかったつらく悲しい気持ちも計り知れない。赤堀被告に生活を実質的に支配されたことが主な要因で、被害者の側面もあるが、一定の非難は免れない」などとして、懲役10年の求刑に対し懲役5年を言い渡しました。 最後に裁判長は「碇さんが母親であることに変わりはあ
知的障害などがある人が性犯罪の被害を訴えても証言の信用性の問題などから加害者の刑事責任を問えないケースが少なくありません。 こうした中、検察が聞き取り方に配慮を重ねることで被害者から得られた証言をもとに加害者を起訴した事件で7日、有罪判決が大阪で言い渡されました。 ことし1月、大阪市内の路上で知的障害などのある19歳の女性が見知らぬ男に無理やりホテルに連れ込まれ胸を触られるなどの被害に遭いました。 女性は家の外では家族以外と会話することができない「場面かん黙」という症状があり、検察による当初の被害状況の聞き取りでは自分の名前を話すこともできませんでした。 こうした中、検察は主治医から症状を確認したり、女性検察官に一本化したりするなどの配慮を重ね、話しやすい環境を整えて時間をかけて聞き取りを行いました。 その結果、女性から「首を振ったのに連れて行かれた」などという証言が得られ、これが決め手と
大分県立竹田高で起きた剣道部主将熱中症死亡事故。今夏、十三回忌を迎えた両親はこれまで、司法の場で指導者の責任を問い続けてきた photograph by 家族提供 「おにぎり、1個? 2個?」 「1個でいいや。部活きついと食べられんけん」 その朝、弁当について母とそんな会話を交わした長男は、生きて帰ってこなかった。大分県立竹田高で起きた剣道部主将熱中症死亡事故。今夏、十三回忌を迎えた両親はこれまで、司法の場で指導者の責任を問い続けてきた。その思いは、スポーツ指導での暴力への厳罰化という形の抑止につながっている。 【写真】部活中に亡くなった17歳の剣太さん 2009年8月22日。工藤剣太さん(当時17)が死亡した経緯から振り返る。ここまで描写できるのは、両親が部員たちの協力を得て、証言を聞き集めたからだ。当初、大分県の教育委員会と学校関係者が示した報告書は、ごく簡単な時系列に過ぎなかった。部
「知らない間に裁判が行われ、預金を差し押さえられる」 そんな信じられない事例が、福岡県内で相次いで発生しています。 なぜそのようなことが起きたのか? そこには、裁判手続きの盲点とも言える「隙間」がありました。 ◆ラウンジの経営者 「別件で銀行に用事で行ったときに、(行員から)『その件は落ち着きましたか』って。どういうことですか?と言ったら『サシオサエです。サシオサエになってますよ』って言われて」 久留米市内でラウンジを経営する女性が異変に気付いたのは、2020年6月のことでした。 ◆ラウンジの経営者 「ここです」 預金口座が民事裁判で差し押さえられ、約134万円が知らぬ間に引き出されていたのです。 ◆ラウンジの経営者 「真っ白でした、頭が。お金が抜けた後だったので、気付いた時が」 民事裁判など身に覚えのない女性が、久留米簡易裁判所の記録を調べてみると、驚きの事実が発覚します。 ◆訴状(20
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
コイツら頭がいかれているんじゃないか――。 さいたま市のカラオケ店とインターネットカフェで、同じ女性に別々に性的暴行を加えたとして、無職の渡辺陽太(24)と職業不詳の光山和希(24)両容疑者が20日、強制性交の疑いで埼玉県警大宮署に逮捕された。 2人は2019年3月24日深夜、JR大宮駅東口で20代女性に声を掛けカラオケ店に連れ込んだ。そこで午前2~5時の間、まず渡辺容疑者が女性をレイプ。午前5時40分ごろ、今度は光山容疑者が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェに入り、強姦した。午前7時ごろ、20代男性が大宮駅東口で泣いている女性を見つけ声を掛けると、「男2人に連れていかれたカラオケ店でやられた」と話したことから、警察に通報した。 「ミスター慶応ファイナリスト」(16年)だった渡辺容疑者は18年9月29日早朝、JR横浜駅近くで女子大生に声を掛け、雑居ビルに連れ込み、踊り場でレイプした。
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/
「刑務所に戻りたくない」。しかし「二度とやらないという自信はない」。2019年2月、長崎拘置支所(長崎市)で記者と接見した男は、160センチに満たない小柄な背中を丸めてさらに小さくし、うつむきがちにつぶやいた。18年6月に起こした7歳の女児への強制わいせつ致傷などの罪に問われた男は、過去に女子中学生2人の殺害で服役。出所後も性犯罪を繰り返していた。19年2月から始まった接見や手紙のやりとりで打ち明けた心情から、記者は性犯罪の再犯を防ぐ難しさを痛感した。 ▽過去に2人殺害 男は妻子と同居していた1992年、東京都北区で「恋仲だった」という女子中学生を刺殺。逃亡先の長崎市でも別の女子中学生の体を触った上で殺害した。約20年の服役を終えて出所した2013年ごろ、移り住んだ広島市で強制わいせつ事件を起こして懲役4年の実刑に。18年1月の出所後に故郷の長崎に戻り、同年6月に路上で女児を襲うなどした容
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く