通常のスピーカーでは、筐体などから原音以外の音が発生してしまうという。その音は全体の4割を占めるとされ、特に小型なスピーカーではさらにそれ以上となる。 そこで東芝は伊勢史郎京大准教授、有限会社アクティモと共同で、原音以外の音を打ち消すために補助スピーカーから逆位相の音を発生させ、原音を忠実に再現する技術を発表した(プレスリリース, AV Watchの記事)。 これこそ本当の意味でのピュアオーディオなんじゃないかと思います。
Creative Commonsが「著作権を主張しない」ことを明言するための「CC0」をリリースした(CC0条文)。 Creative Commonsが発表したExpanding the Public Domain: Part Zeroによると、CC0は今まで「パブリックドメイン」と呼ばれていたものに近いもので、著作物やデータベースなどに対して著作権を主張しないと宣言するための手段(ツール)である。 CC0は数年前からその制定に向けて議論が進められており、科学データ共有サイトTrancheや人間の遺伝子情報を解析/公開しているPersonal Genome ProjectなどがすでにCC0を採用しているようだ。 なお、Creative CommonsにはこれまでCopyright-Only Dedication (based on United States law) or Public
バージニア大学のTimothy Salthouse教授により、論理的思考や思考速度、空間認識能力といった能力の劣化は20台後半から始まるという研究結果が発表された(論文Abstract、BBC News)。 この結論は、18歳から60歳の健康な男女2000人を対象に7年間の調査を行った上で導き出されたそうだ。パズルを解いてもらったり、過去に覚えた単語や物語の詳細を思い出してもらう、文字や記号から特定のパターンを見つけ出す、といった全12種類のテストを被験者に行いその結果を調査したところ、もっともパフォーマンスが高い年齢層は22歳、という結果が得られたそうだ。また、27歳から思考速度や論理的思考、視覚的パズルを解く能力の劣化が見られたという。 また、記憶能力については37歳程度までは劣化せず、またボキャブラリーや一般知識を問うようなテストについては、知識の蓄積により60歳程度までパフォーマン
ストーリー by mtakahas 2009年03月17日 22時48分 助けてくださいと叫びながら大気圏に突入するのは別の話でした 部門より JAXA(宇宙航空開発研究機構)は、地球軌道上の大型デブリをロボット衛星で捕獲し、地球に再突入させて除去する技術を開発し、2011年度に実験を行うとNIKKEI NETが報じた。 JAXAのWebサイトでは取り上げられていないため、詳しい内容についてはわからないが、以前からJAXAではデブリ除去のための研究を行ってきた。このための実験衛星を打ち上げるめどがついたのではないだろうか? 最近では人工衛星同士の衝突によりデブリが急増し、直接この影響を受けたものではないかもしれないがISSにデブリが接近し乗組員が避難する事態となったり、ハッブル宇宙望遠鏡の修理に支障が出る事態となるなど、デブリによる影響が目立ち始めてきている。将来ケスラーシンドロームを起こ
実に約三十年ぶりとなる改訂を目指している常用漢字表だが、足掛け5年の審議を経てできあがった試案が、この度意見募集に付されることとなった(「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」についての意見募集について)。 既に新聞等でも報じられているところであり、様々な意見を抱えている方もおられようかと思うので、是非とも審議の資料にも目を通し、より良い漢字政策の実現のために力を尽くして頂きたいところ。 なお、パブリック・コメントは2回行われる予定であり、今回はその1回目となる。最終的に内閣告示になるのは2010年2月頃の予定。
完全フリーな日本語漢字フォント、花園明朝がCJK統合漢字拡張Cに対応した。拡張Cは、2008年12月に発行されたISO/IEC 10646:2003 (UCS)の追補5に含まれる4,149文字の漢字集合。日本からは国字が主に追加提案され、収録された。さまざまな漢字が紹介されている動画「なんだかとっても!いいかんじ」で使われている[魚+嵐](ブリザード)も収録され、「ガンダム」以外は歌詞のUCSによる符号化が可能となった。 UCSとUnicodeは同期することになっているため、CJK統合漢字拡張CはUnicodeの次期バージョン(5.2)にも追加される予定であるが、現時点の最新バージョン(5.1)にはまだ含まれていない。そのためか拡張Cをサポートしたフォントはまだほとんどなく、花園明朝のページには世界初と書かれているほどである。実際には海峰五筆という中国語IMEに付属のフォントSun-Ext
英国では米国から輸入した「自尊心を高める教育」が行われているそうなのだが、これに対し行き過ぎた教育による弊害が懸念されている(BBC記事より)。 子供の自尊心を高めることにこだわり過ぎる教育は、自己中心的で、自分が「何かに値する資格がある」と勘違いしがちなナルシスティックな世代を生み出しているという。英スコットランドのCraig博士は「このような教育に価値が無い訳ではない」としながらも、「人間関係に良い影響があるとは言い難いナルシスティックな性質を強調してしまう恐れがある」と指摘している。 これに関連し、本家/.で職場へ入ってくる最近の新卒についてのストーリーが話題になっている。 本家タレコミ人は採用候補の新卒と面接を行った際、最初の仕事で海外に行けて当然と思っている学生が多く、コストがかかるため上級職の者しか行かないと告げるとがっかりする場面に何度も遭遇したそうだ。また、入社して「Ent
本日、Macminiが配送されてくる予定。 さっそく、すべての環境の移行に取りかかる。 スノーレパードが出たら,たぶんその時点でiMacに乗り換えるかもしれないけれど、当面はこの「底辺」Macでお仕事。 これならニージーランドにも持って行きやすい(と、ここではまだ「計画」については語っていないと思うのでおいおい)。 ちなみに、購入したのはこのモデルです。 より正確には、なぜかアマゾンでは発見できないHDDが160Gのモデルをベースにメモリ4G、HDDを500Gにいれかえてもらったもの。 それで、値段は上記のマシンよりやや安くあがりました。 今の自分のマシンは、5年前のフラッグシップだけれど、ハードディスクの回転数以外、すべての面で新たに来るMac miniの方が上。 それがどの程度なのか分からないけれど、「体感」が楽しみ。 さらに、人に乞われ、「マザハラ」なるものを調べている
食べられない方の代表を捜していたのですが,見つからず。何かって? もちろんスベスベマンジュウガニ。こいつが体内に蓄積しているゴニオトキシン,米国などでは、バイオ兵器として研究されていた毒素。サキシトキシン,ネオサキシトキシン,フグ毒 で知られるテトロドトキシンはスナイソギンチャクや貝を起源としたもので,非タンパク質性の大分子構造を有するポリエーテル系polyetherの天然有機化合物群で,タンパク質を除く天然に産する分子としては数百から数十万までのHの側鎖を含むべらぼうに巨大な分子量を持っています。タンパク毒でなかったりするので,熱変性しにくいものがほとんどで,この手の毒を持ったカニを鍋でつついて二人死亡なんて話があります。 残念ながら,この蟹ではありません。スベスベマンジュウガニは甲羅に怪しい紋様があるので直ぐに分かります。 いわゆる普通のフナムシ。掃除屋,分解者ですが,この場所では,そ
内田さんのhttp://ameblo.jp/marika-uchida/entry-10224909727.htmlを拝見して、ふと4年前に川勝先生から伺った話を思い出す*1: 現在、世界の科学教育のトレンドは、国家政策のレベルで科学リテラシを国民全員に等しく与えるようなプログラムを進めようという方向に行っているそうだ。例えばフランスでもその方向性の法案が先月通ったとのこと。中国や韓国でもトレンドに沿った方向への舵取りが進んでいるとのこと。 このトレンドの背景として三つの思想的背景があるとのことであった。それらは 現在、人類は「文明誕生」以来の歴史的転換点にいる。 人類は農耕・牧畜の開始に伴う自然の食物連鎖からの離脱によって、自然、環境あるいは生態系の「外部」に飛び出たという意識があったが、実は自らの活動が自然、環境あるいは生態系の「内部」にいることをハッキリと意識し活動する必要が、文明史
10歳の少年が事故にあって救急病院に搬送されたものの、両親が熱心なエホバの証人であったため輸血を拒否し、最終的に少年が亡くなるという事件*1がかつてあった。十分に情報提供された成人が宗教上の理由で輸血を拒否する権利はあるし、また、子供がどのような医療を受けるかについては、原則として親権を持つものが選択・決定するというのもわかる。しかしながら、医学的にあるいは社会通念上、あまりにも常識から外れた決定を親が行った場合、社会が介入して子の生命を守るべきだ。今回、1歳の男児に対して輸血を拒否した両親の親権を一時停止することで輸血が行われた例が報道された。 ■即日審判で父母の親権停止 家裁、息子への治療拒否で(47NEWS) 東日本で2008年夏、消化管内の大量出血で重体となった1歳男児への輸血を拒んだ両親について、親権を一時的に停止するよう求めた児童相談所(児相)の保全処分請求を家庭裁判所がわずか
言論の自由を掲げる国境なき記者団(RSF)は3月12日、人権団体Amnesty Internationalと共同で、インターネットの検閲などで言論の自由を脅かす「インターネットの敵」リストを発表した。 ネットの敵として挙げられたのは、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの12カ国。いずれも「国民が『望ましくない』オンライン情報にアクセスするのを防ぐため、インターネットをイントラネットに変えている」とRSFは批判している。「これら国家は、オンラインのニュースや情報を検閲する能力ばかりでなく、問題のあるインターネットユーザーを事実上組織的に迫害していることにおいても際立っている」 またRSFは、「一般参加型検閲」が行われていると指摘。例として、中国政府が北京五輪の際に、インターネットユーザーに報酬を
校則大嫌い、のだだです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000041-maiall-soci 校則に関しては「社会のルールを学んでるんだから従うべき、破れば当然ペナルティ」という意見が一部で覇権的みたいですが、いかがでしょう。 私は、この校則には問題があると思っています。それは、ジェンダリズムです。 そう、ことは程度問題ではありません。私は別に「校則や規則を破っててもそこまで責めることはないじゃないか、ある程度自由でいいじゃないか」と言いたい訳じゃありません。そんなことはどうでもいいのです。 違うのです、そもそもこんな校則や規則はあってはならないのです。様相を性別で規定する校則規則自体あってはなりません。学校側にそうした権限を与えてはならないのです。与えられてるなら剥奪しなければなりません。だって差別だもの。 丸坊主ももちろんの事
リンク: 大学教授のぶっちゃけ話: トンデモ本. だから、子供向けの教材は、細心の注意を払って監修して欲しい、と思うきょうこの頃なのである。 私は、第2次ベビーブームの頃の世代なんだけど、子供の頃はノストラダムスとかユリゲラーだとかUFOだとかを見て育った。みんなで手を繋いでUFOを召還する儀式(?)もやったことあるし、スプーン曲げ出来ないか試して火傷したこともある(金属を曲げたり延ばしたりすると非常に発熱する)。また、ちょっと違うけど、駄菓子屋のおばちゃんが、当たりくじ付お菓子の当たりを見事引き当てるのに、素直に感心していた(今考えれば、あらかじめ抜き取っていたに違いない)。駄菓子屋においてあるグッズなんて、ニセ科学の宝庫だろう。 しかし、今じゃ、悪徳商法?マニアックスの管理人である。 これはむしろ、ニセ科学のおかげで、「大人はウソつきだ」とか「世の中、周りはみんな敵」と警戒心が養われた
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