アダルトビデオ(AV)出演強要問題が大きくとりざたされて以降、業界は厳しい風にさらされている。「ドラマ物AV」の脚本家の神田つばきさんは、弁護士ドットコムのインタビュー前半で、「業界まるごと消してしまったほうがいいという視線に困惑している」と話した。 一方で、神田さんは「解決するまで見守る責任は、AV業界の全員にある」とも話している。インタビュー後半では、神田さんが問題に背景にあると指摘する「差别問題」と、業界を変えるために必要なことについて聞いた。 ●「女性が消費される側の社会は健全ではない」 ――出演強要の背景をどう考えているか? たとえば、米国のポルノには、性器にモザイクが一切ありません。「日本のAVも米国並みにならないものか」と考えている人は少なくないかもしれません。しかし、『ノーモザイク=無規制』ということではないのです。米国のポルノ映画の倫理基準は、日本よりはるかに厳しいと聞い
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