BBCニュースによれば、1時間に及ぶ4分の1インチのテープは1963年4月4日にバッキンガムシャーのストウ寄宿学校でザ・ビートルズが行ったライヴをジョン・ブルームフィールドが録音したものとなっている。 現在75歳のジョン・ブルームフィールドは当時15歳で、BBCラジオ4の番組『フロント・ロウ』の60周年を記念した特別番組を制作するためにジャーナリストのサミラ・アーメッドがストウを訪れたことでテープの存在は発覚している。 「珍しいザ・ビートルズのライヴです。ほぼ男性だけの観客を前に行われたものとなっています」とサミラ・アーメッドは述べている。「そして決定的なのは大きな歓声や叫び声にもかかわらず、テープは観客の反応に掻き消されていないことです」 セットリストは1963年3月22日にリリースされたデビュー・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の曲やR&Bのカヴァーで構成されている。 “I Saw
オーディオテクニカはポータブルなアナログ盤ターンテーブル「サウンドバーガー」を復活させることを発表している。 1980年代にオーディオテクニカから発売された「サウンドバーガー」は昨年創業60周年を記念して限定販売されていた。 しかし、数日でサウンドバーガーが完売したことを受けて、今年拡大再販されることが決定している。春頃からサウンドバーガーは再び販売される。 オーディオテクニカ・アメリカのマーケティング部門の取締役であるゲイリー・ボスは次のように語っている。「サウンドバーガーの創業60周年記念モデルへの反響は並々ならぬものがありました。買いたいのに買えない人々からの不満が多く寄せられました」 「春に発売される新しいモデルはナンバー入りバッジや限定のカラーやパッケージではありませんが、広く届けられることになります。ファンが新しいモデルに喜んでくれること、次世代のアナログ盤愛好家に刺激を与える
ジェフ・ベックは亡くなったことが代理人によって発表されている。享年78歳だった。「家族に変わって、深い心からの悲しみと共にジェフ・ベックの訃報をお伝えします」と声明には記されている。「突如、細菌性髄膜炎を患った後、彼は昨日穏やかに亡くなりました。家族は途方もない喪失を抱える中でプライバシーへの配慮を求めています」 ジミー・ペイジは訃報を受けて次のようにツイートしている。「6弦の闘士はもうおらず、現世の我々の感情に生み出した呪文を讃えることもできない。ジェフだったら天上から音楽にもチャンネルを合わせられるかもしれない。彼の技巧は独自のものだった。彼の想像力は無限のようだった。ジェフ、無数のファンと共に君のことを惜しむことになるだろう。ジェフ・ベック、安らかに」 His technique unique. His imaginations apparently limitless. Jeff
ザ・ローリング・ストーンズとアブコ・ミュージック&レコーズはそれぞれ“Jumpin’ Jack Flash”のミュージック・ビデオを公開している。 今回のミュージック・ビデオはマイケル・リンゼイ=ホッグが監督した“Jumpin’ Jack Flash”のミュージック・ビデオ2種類(メイクあり・なし)を4Kで忠実に復元したものとなっている。 ミュージック・ビデオは1968年の春にロンドンのオリンピック・スタジオで1日がかりで撮影されたもので、化粧をしないストーンズが登場する最初のバージョンは、シングルとは違うテイクがフィーチャーされており、化粧をしたミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツのバージョンは、シングルからのバック・トラックにミック・ジャガーの新たなヴォーカル・テイクを使用したものとなっている。 マイケル・リンゼイ=ホッグはイ
ザ・ビートルズはドキュメンタリー映像作品『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のBlu-rayコレクターズ・セットとDVDコレクターズ・セットが7月13日にリリースされることが決定している。 映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの監督で知られるピーター・ジャクソンが手掛けた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』と題された本作はザ・ビートルズにとって最後から2番目となるアルバム『レット・イット・ビー』の制作を追ったもので、57時間の未発表映像と150時間のほぼ未発表の音源を使用したものとなっており、ロンドンのサヴィル・ロウで行われた最後のライヴが全編収録されたものとなっている。 ピーター・ジャクソン監督はリリースについて次のように語っている。「未公開映像と音源を使用することで、この作品をビートルズ・ファンが長らく夢見てきた『(当時の)現場に立ち会う』という究極の映像体験にするつもりだ。つまり、タ
ザ・フーのロジャー・ダルトリーは音楽産業がアーティストから「盗まれてしまった」という自身の見解を語っている。 現在78歳のロジャー・ダルトリーはデジタル時代にやることが少なくなったにもかかわらず、同じパーセンテージを取るレコード会社や、低いロイヤリティを支払うストリーミング・サービスに「金を巻き上げられている」と感じていると語っている。 ロジャー・ダルトリーは『インディペンデント』紙に次のように語っている。「ミュージシャンはレコード産業ではもう生計を立ててはいけないんだ。バカげているよね。ストリーミングとレコード会社に金を巻き上げられているんだ。というのも、70年代、80年代、90年代の昔の契約があって、同じパーセンテージがまだ残っているんだ」 「もちろん、そんなのうまくいくわけがない。ボタンを押せば、デジタルで配信されるわけで、以前は製造も流通も、いろんなことをやらなければならなかった。
クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーはウクライナへの資金を募るために2008年にポール・ロジャースと行ったウクライナのハリコフでの公演をYouTubeで公開している。 クイーンは「ロック・ザ・コスモス」ツアーでポール・ロジャースとハリコフでの公演を行っており、2009年には同公演のライヴ映像作品が公開されている。 クイーンはこの公演の映像をYouTubeで公開しており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)への寄付を募っている。 ブライアン・メイは2月に時点でこの公演の観客の写真をインスタグラムにアップしており、次のように述べている。「ウクライナで過ごした素晴らしい時間には素晴らしい思い出がたくさんあるんだ。これは2008年にハリコフのフリーダム・スクウェアで行った忘れられない夜の写真なんだ」 「21世紀になってウクライナの平和な生活が無意味に打ち砕かれるとは信じられません。そし
ニール・ヤングは新型コロナウイルスのワクチンを生産している製薬メーカーのファイザーに関連した資本が彼の音楽出版権を所有しているとする陰謀論について言及している。 既に削除されてしまっているニール・ヤング・アーカイヴスへの投稿で、ニール・ヤングは彼の音楽出版権を所有するファイザーからの指示で自身のワクチンへの見解を広めることになったという陰謀論について言及している。 この誤解は元ファイザーのCEOが資産運用会社のブラックストーンの上級顧問を務めており、同社はニール・ヤングの音楽出版権を所有しているヒプノシスと提携関係にあることに起因している。 ニール・ヤングは今回の陰謀論について「巧妙だが間違っている」として、自身が手掛けているチャリティの「ファーム・エイド(Farm Aid)」と巨大製薬会社「big pharma」に引っ掛けて、「ファーム・エイド(Pharm Aid)はもうたくさんだ」と冗
スティングは自身の全楽曲の音楽出版権をユニバーサル・ミュージック・パブリッシングに2億5000万ドル(約290億円)以上で売却したと報じられている。 今回の契約では“Shape Of My Heart”、“Fields Of Gold”、“Englishman In New York”といったソロの楽曲のほか、“Roxanne”、“Every Breath You Take”、“Every Little Thing She Does Is Magic”といったポリスの楽曲も含まれている。 スティングは「僕の曲のカタログをジョディ・ガーソン(ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングCEO)とそのチームが管理してくれることを喜んでいます」と語っている。 「長年のファンと新しい形で繋がるだけでなく、僕の曲を新しい世代の観客やミュージシャンに紹介するという意味で私のキャリア全体の作品が評価され、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く