※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 * * * こんにちは、結城浩です。 不完全な情報が提示されると、つい「困ったね」と止まってしまいがちなものですね。 よりよい情報を得るための「もう一歩」を踏み出してみる工夫が大切です。 ×不完全な情報から踏み出せないでいる例1上司「現在わかっている問題点は何かな?」 部下A「モジュール1がなぜかビルドできないんです」 部下B「あ、それは解決しました。ヘッダが古かったんですよ」 部下A「ちがうって、試したけど原因はそれじゃなかった」 部下B「変だなあ」 部下A「おかしいなあ」 上司「困ったねえ」 部下A「……」 部下B「……」 ×不完全な情報から踏み出せないでいる例2上司「現在わかっている問題点は何かな?」 部下「今朝、先方からライブラリのリリースが遅れるかもしれないと連絡が入りました」 上司「それは困るな」 部下「……」 上司「遅れて