100年を超える歴史に幕を閉じる見通しの「事務次官会議」。14日、最後の会議に臨んだ次官たちからは「なくなっても行政に支障をきたすことはない」と淡々とした反応がある半面、「新しい政府ができ、新しい仕組みができるとの感慨を覚える」との声も出た。会議後の記者会見での主な発言は次の通り。 ●総務省 鈴木康雄氏 元々、特定の権限があるものではなく、閣議を円滑に運営するために、事前の調整をしていた。それがないと行政に支障をきたすということはない。 ●外務省 薮中三十二氏 新しい政府ができ、新しい仕組みができるんだなという感じを改めて持った。ほっとすると言ったら怒られるでしょうけど、若干の感慨を覚える。 ●財務省 丹呉泰健氏 仮に次官会議が取りやめになったとしても、各省は閣議に諮る案件について、事前によく調整していくことを心がけなければならない。 ●文部科学省 坂田東一氏 (会議後の)会見廃止の方向は