なぜ一眼風?、画質はPro1と同じ? 「FUJIFILM X-T1」誕生と狙い:インタビュー(1/2 ページ) 富士フイルムが創立80周年記念製品として投入した「FUJIFILM X-T1」。クラシカルなデザインはシリーズ製品共通ながら、そのスタイルはこれまでのレンズ交換式FUJIFILM Xで採用されてきたレンジファインダー風ではなく、ファインダーを光軸上の配置とした一眼レフ風とするなど、そのコンセプト自体も既存モデルと一線を画する部分が散見される。FUJIFILM X-T1はどのような意図で生み出されたのか、Xシリーズの商品企画を担当する同社光学電子映像事業部 営業部 担当マネージャーの上野隆氏に話を聞いた。 X-T1のスタイルは“両輪”で行われた証 上野氏: ご存じの通りレンズ交換式カメラは、複数のレンズを交換することでさまざまな人の、さまざまな利用スタイルに対応できるシステムカメラ