林芳正前外務大臣が突然の交代となった。林前外務大臣を評価していなかった麻生副総裁と、岸田派内のライバルを封じた岸田総理との思惑が一致したという見方がある。 この記事の画像(12枚) 岸田総理と上川外務大臣の外交に関して「なぜ林前外務大臣を交代させたのか?」について、政治部の高田圭太デスクが解説する。 前外務大臣が“突然交代” 「林前外相はなぜ交代になったのか?」というのが今、永田町でもミステリーとして話題になっている。 林前外相には何か大きなスキャンダルや失点などがなく、永田町でも林前外相は続投とみられていた。現在、上川外務大臣が行っている国連総会も、林前外相が出席する前提で準備していたため、急きょの変更に追われている。 外務省幹部も「うちの大臣はなぜ交代になったのか?」と驚いていた。 では、岸田総理が林前外相を交代させた動機は何なのだろうか。 まずは「岸田総理が女性を外交の顔にしたかった