東日本大震災:震災で帰郷…Vリーグで活躍の吉田選手、苅田中バレー部を指導 /福岡 毎日新聞 3月25日(金)12時29分配信 ◇「中学生に一生懸命さもらった」−−みやこ出身 みやこ町犀川出身で女子バレー国内最高峰のVリーグ・パイオニアレッドウイングス(山形県天童市)のリベロとして活躍する吉田真未選手(24)が東日本大震災後に帰郷。苅田中女子バレー部をこのほど、指導した。 指導は、犀川中バレー部時代の顧問で、現在は苅田中バレー部顧問の村田信介教諭(53)が依頼した。バレー部主将の木下七海さん(2年)は「テレビで見ているあこがれの選手から学ぶことができた」と話した。 東日本大震災で山形県内も震度5強の地震を観測。体育館の窓が割れ、チームは避難休暇となったという。吉田選手は取材に対し、「東北を元気づけるためにもVリーグベスト4を目指します。郷里の中学生にも一生懸命さをもらいました」と語った