米国最大の音楽イベントSXSW2014が3月7日から開催されているが、米IBMは屋台バン「IBM Food Truck」を出店した。これはIBMリサーチが進める「コグニティブ・クッキング」の研究成果だ。 テキサス州オースティンで開かれるSXSW(South by Southwest)は本来は音楽イベントながら、映画関連やIT関係のコンベンション・カンファレンスのイベントにもなっており、さまざまな企業や起業家が集まる場となっている。
オープンソースとして開発されているPaaS基盤ソフトウェアの「Cloud Foundry」は、当初VMwareが開発し、その後VMwareとEMCが合弁で設立したPivotalに開発が移管されました。そのPivotalは2月24日、EMC、IBM、HP、SAP、Rackspace、VMwareらと「Cloud Foundry Foundation」を設立し、Cloud Foundry開発のガバナンスを移管すると発表しました。 PivotalからCloud Foundryへの移管は今年の夏までに行われる予定です。 IBMやHPもCloud Foundryサポートを表明 この移管に際し、PivtalのCEOポール・マリッツ氏はブログで次のように書いています。 This foundation will be dedicated to the evolution of the Cloud Foun
IBM、NoSQLベンダのCloudant買収。企業向けモバイルBaaSを展開へ。IBM Pulse 2014 米IBMはNoSQLベンダのCloudant買収を発表しました。CloudantはCouchbaseを基にしたNoSQLのDatabase-as-a-Serviceを提供している企業で、IBMは同社のサービスをPaaS型クラウドサービスとして発表したBlueMixと組み合わせて企業向けのモバイルバックエンドサービス(モバイルBaaS)を展開することを明らかにしています。 IBMは昨年6月にNoSQLベンダのMongoDBと提携し、DB2にNoSQL機能を組み込む方向性を示していました。Cloudantはそれとは別に、クラウドにおけるモバイル向けのデータストアとしての位置づけとなります。 BlueMixにモバイル向けプッシュ通知、SDKなどを用意 IBMソフトウェアグループのシニア
米IBMがラスベガスで開催中のイベント「IBM Pulse 2014」。2日目のジェネラルセッションでは、SoftLayerクラウド上で、人工知能Watsonをベースにしたビッグデータ分析サービスなどを提供することが発表されました。 Watsonはクイズ番組で人間のチャンピオンと渡り合う能力を持つ人工知能として知られています。IBMは大量のデータを基に人間のように認知し判断するWatsonの技術を「コグニティブ・コンピューティング」(Cognitive Computing)と呼び、これを商用化する部門を今年1月に立ち上げたばかりです。 SoftLayerで提供される新サービスは、膨大なビッグデータに対する情報の分析や抽出を支援するための「Watson Discovery Advisor」「Watson Engagement Advisor」。さらにサードパーティがWatsonをベースにした
米IBMは1月31日(現地時間)、米Twitterと特許のクロスライセンス契約を結び、TwitterがIBMが保有する900件以上の特許を買い取る契約を昨年12月に結んだことを発表した。買収総額や契約の詳細は公表されていない。 IBMは世界有数の特許保有企業で、米特許取得件数では21年連続で首位だ(米IFIの発表より)。 Twitterは昨年11月の株式公開の際、米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で、IBMから特許侵害の通知を受けたことを明らかにしていた。 IBMは2006年に米Amazon.comを特許侵害で提訴した際、クロスライセンス契約で和解している。 関連記事 Google、MotorolaをLenovoに29億ドルで売却 GoogleとSamsung、広範な特許クロスライセンス契約を締結 Google、IBMから222の特許を購入 AmazonとIBMの特許訴訟、和解成立
IBMがtwitterとクロスライセンス契約を結ぶと共に同社に特許権900件を譲渡したというニュースがありました(IBMのプレスリリース)。 ITmediaの松尾公也さんにご指名受けたので簡単に解説します。 IBMの特許900件取得し、クロスライセンス。これも栗原さんの解説待ち。 : ツイッターとIBM 短縮URL特許で合意 NHKニュース http://t.co/XuIVXCmhG6 #1tp ? Koya Matsuo (@mazzo) 2014, 2月 1 Twitter社のIPOに先だってIBMが3件の特許権に基づき警告していたのが、裁判外で和解という話です。(Apple vs Samsungのように法廷でガチンコになるのは例外的で、当事者納得の上の和解が特許紛争のあるべき解決策です)。 今回、IBMが権利行使しようとした特許は3件ありますが、特に注目すべきがUS6957224 ”
1月23日、青山TEPIAホールで開催された「アスキークラウド イノベーションコンファレンス」。「IBM SoftLayer」クラウドの導入事例セッションでは、スマートデバイスとクラウドを活用するマンション管理業務アプリケーション「SS Maintenance」の事例が紹介された。 「SS Maintenance」を開発/提供するC-UNIT SQUARE 代表取締役社長 上田健志氏(左)、エフ・アイ・ティー・パシフィック ICT企画室室長 安藤正信氏 マンション管理業務の実態と、ITによる「潜在的市場の開拓」 マンションの管理業務は、オーナーから物件管理を委託されたマンション管理会社が、各現場業務を清掃業者や点検業者、修繕業者に委託するかたちとなっている。しかしながら現実には、管理会社のスタッフ数と比べて管理戸数が多すぎたり、現場作業の管理が「紙ベース」だったりするために、管理が行き届い
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米ZDNet.comによる詳報はこちら。 米IBMは米国時間の1月23日、同社のx86サーバ事業をLenovoに譲渡することで合意したと発表した。買収金額は23億ドル。 Lenovoが買収するのはSystem x、BladeCenterとFlex Systemのブレードサーバとスイッチ、x86ベースのFlexシステム、NeXtScale、iDataPlexと関連ソフトウェアなど。 IBMが自社に残すハードウェアは、メインフレームのSystem z、Power、ストレージ、PowerベースのFlex Server、PureApplication System、アプライアンスのPureDataだとしている。 IBMは今後もx86向けのWin
IBM、x86のメモリバスにフラッシュメモリを直結した新アーキテクチャのx86ハイエンドサーバを発表。最大で12テラバイトの超高速ストレージ統合サーバ x86プロセッサのメモリバスにフラッシュメモリを直結するというまったく新しいアーキテクチャを採用することで、PCIe接続のサーバサイドストレージよりもさらに高速なストレージをサーバ内部に統合した新型のサーバ製品群をIBMが発表しました。 新しいアーキテクチャは同社にとってx86サーバの第6世代目アーキテクチャとして「X6 アーキテクチャ」と呼ばれています。製品として提供されるのは、4ソケットの「System x3850 X6」、8ソケットの「System x3950 X6」、サーバやストレージ、ネットワークなどを統合した「IBM Flex System x880」など。 フラッシュメモリは「XFlash」メモリチャネルストレージという技術に
IBM、DevOpsを実現する統合ツール「SmarterCloud Continuous Delivery」発表。Jenkins、Chef、jUnitなど含み、ビルド、テスト、デプロイ、モニタリングを一気通貫に IBMは、統合されたツールでシステムの開発からテスト、デプロイ、モニタリングまでを行うことで、開発チームと運用チームが分け隔てなく協調できる、いわゆるDevOpsを実現する統合ツール「SmarterCloud Continuous Delivery」を発表しました。 DevOpsとは具体的な手法の名前ではなく、開発(Dev)と運用(Ops)が協力し合う方向性のことを指します。そのうえでDevOpsを実現する方法として一般的によく用いられているのは、アジャイル開発の考え方を運用にまで広げたContinuous Integration(継続的統合)やContinuous Deliver
高校生4人を逮捕、住宅を襲撃…女性の口ふさぎ「金があるのは分かっている」、包丁を見せて暴行し5千円奪う 女性の親族が通報「家の中めちゃくちゃに」 4人は地元の知人同士で16~18歳
IBMにとって、パブリッククラウド市場でアマゾンを追撃し、プレゼンスを高めるのは、売上の持続的な成長を維持するうえで必須の戦略と言える。 2012年、IBMの総売上は1045億ドルで前年比2%減。2013年第3四半期の売上も、前年同期比4%減の237億ドルにとどまった。このマイナス成長の主因の一つとしてIBMが挙げるのは、メインフレームサーバ「System z」を除くハードウエア部門の不振だ。背後には、仮想化による統合化や製品単体の高性能化が進展したがゆえに、サーバ製品の販売が世界的に下降線を辿っていることと、パブリッククラウドへと流れる企業ITの動きがある。 実際、米国調査会社ガートナーが2013年2月に公表したレポートによれば、2013年の世界におけるパブリッククラウド市場は対前年18.5%増の1310億ドル規模に達するという。なかでもIaaSの市場は2013年もハイペースでの成長を持
ついにiPhone卒業→「Nothing Phone (2a)」へ。この乗換えが大正解だった!【今日のライフハックツール】
「IBMの存在感、最近は小さくなりましたね・・・」 私がファシリテーションしたセミナーの席で、地方企業の情報システム部門長から、しみじみと言われました。 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)の地方ビジネスが振るいません。今に始まったことではありませんが、最近の元気のなさは、これまでにも増して厳しさを感じています。 昨年7月、日本IBMは営業体制を大きく見直し、地方の営業力強化のために東北(仙台)・中部(名古屋)・関西(大阪)・西日本(福岡)の4支社を設置、これまでのパートナーに任せっきりの地方営業を大きく見直しました。この詳細については、こちらの記事に詳しく書きましたので、よろしければご覧ください。 この背景には、日本における中小企業400万社の圧倒的存在感があります。大企業からの大幅な収益拡大が期待できないなかで、地方の中小企業を新規開拓し、顧客ベースを拡大することで、事業の拡大を図
IBM、「x86サーバに匹敵する価格競争力がある」POWER7+サーバを発表。多数のx86サーバをPowerサーバで集約 IBMが独自に開発するPOWERプロセッサを搭載したPowerサーバは、高い性能と信頼性を背景に基幹業務などのハイエンド領域にフォーカスし、いわゆるコモディティサーバと呼ばれるx86サーバとの差別化をしてきました。 そのIBMは今日2月6日、昨年10月に発表されたばかりのPOWER7+プロセッサーを搭載したPowerサーバの新型として、従来よりプロセッサコアあたりの仮想サーバ数が2倍、処理能力にして最大90%向上したミッドレンジ、エントリー向けのサーバ製品群を発表しました。 日本IBM パワーシステム事業部 理事 皆木宏介氏は、「(新サーバ群は)x86サーバに匹敵する価格競争力があり、新しい客層を開拓していく」と発言。Powerサーバでこれまでx86サーバの市場とされて
人工知能のクイズ王、APIが一般公開。あらゆるデベロッパーから利用可能に2013.11.18 21:00 福田ミホ ショッピングサイトでお買い物を手伝ってもらったり、など。 IBMが開発した人工知能のワトソンは、米国のクイズ番組で人間のクイズ王に勝利しただけじゃなく、お医者さんのサポートしたりパティシエになったり、いろんな仕事をこなしてきました。そして今彼は、頼まれた仕事は誰からでも、どんな分野でも引き受けてしまおうとしています。IBMがワトソンをクラウドに載せて一般公開しようとしているんです。 IBMが、2014年にワトソンを一般のデベロッパーに公開することを発表しました。そこでは新しいオープンなAPIが使われ、デベロッパーがワトソンの自然言語処理能力を直接使うコードを書けるようになる予定です。デベロッパーからワトソン君に自然言語で質問の文字列を送ると、リアルタイムで回答を得られる仕組み
IBM、アジャイル開発とDevOpsを推進するPaaSを発表「IBM SmarterCloud Application Services」 PaaS型のクラウドサービスといえば、セールスフォース・ドットコムのForce.comやグーグルのGoogle App Engineに代表されるように、クラウド上に実装されたミドルウェアによってアプリケーションの実行環境やデータベース機能などが提供されるのが一般的です。しかしIBMは、それとは違うアプローチのPaaSを発表しました。端的に言えば、利用者が自分でクラウド上にミドルウェアを展開し、アプリケーションを開発、実行するためのサービス、ということになるでしょう。 今回発表された「IBM SmarterCloud Application Services」は、IBMのパブリッククラウドサービスであるIBM SmarterCloud ServiceのA
「モバイルコンピューティングはターニングポイントを迎えた。いまこそモバイル革命の第二章のときだ」。米IBMはこのような発表文とともに、モバイルファースト戦略を公開しました。 IBMがいうモバイル革命の第二章とは、これまでのモバイル革命がスマートフォンやタブレットなどのデバイスによって引き起こされたという認識の上に、次はソフトウェアでの変革の番だという決意が込められています。「IBMはこの機会を、“モバイルエンタープライズ”というデバイスを超えたものだと考えています」(発表文から)。 IBMのモバイルファースト戦略は、包括的な点に最大の特徴があるとのこと。 IBM MobileFirst offers you true end-to-end mobile solutions. Some providers specialize in service offerings; some focus
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