仏マルセイユで、エマニュエル・マクロン大統領らをナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーになぞらえて政府の新型コロナウイルス対策措置に抗議する人々(2021年7月17日撮影、資料写真)。(c)CLEMENT MAHOUDEAU / AFP 【9月18日 AFP】フランスの裁判所は17日、政府の新型コロナウイルス対策への抗議で、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領をナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)風に描いて侮辱したとして、男に罰金1万ユーロ(約130万円)の有罪判決を言い渡した。 男は元広告会社幹部のミシェルアンジュ・フロリ(Michel-Ange Flori)被告(62)で、南仏でマクロン氏をヒトラーに見立てたポスターを掲示板に張り出していた。 フランスでは2013年に不敬罪が廃止されたが、大統領を「公然と侮辱」した