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文字と書に関するkanototoriのブックマーク (27)

  • 横書き移行に伴う変化について

    これまで、あちこちの文章の中で「横書きへの移行」問題についてふれてきました。具体的には以下になります。 漢字とローマ字の運動性の問題 扁旁構造と横書きの問題 はねの機能性と装飾性について ここでは、横書き問題だけ読みたいという人のために、これらの内容を抜粋しておくとともに、 横書きによるZ型運動の中断 筆順と横書き問題 について、補足しておきたいと思います。 まず最初に、漢字の運動性の特徴であるZ型運動(押木研用語か?)という考え方と、横書きの問題を整理しておきます。書字する際には、進行方向と垂直な方向の運動をしているのではないかということは、別項に書いたとおりです。参考のために、下の左に図を載せておきます。これが、横書きになるとどうなるでしょうか? もちろんZ型運動が基になっているとしても、それ以外の運動も当然多く含まれます。たとえば、扁から旁に移る際には、必ず右上方へ移る運動をしてい

  • 手書き漢字字形の多様性に関する基礎研究

    1.はじめに 手書きされた漢字の字形には、個人間に差異が存在する。ある個人の筆記する字形は、ある年齢において一程度決定すると仮定し、個人の字形の確立過程を図 1のように想定した。この図のように考えたとき、明朝体・教科書体といった印刷用字形の影響、推測によって生じる字形素の淘汰の可能性、書きやすさ・形の取りやすさによる要素などを把握することにより、手書き漢字字形の多様性を把握できるのではないかと考えた。教育においても、これらを把握することで、より必要性の高い学習内容を精選することができるであろう。 これらの要素のうち、印刷用文字に関する研究は、数多くなされている。原田1・2は、明朝体と筆写文字の間に見られる差異について、阪3は子供と明朝体の関わり方についての問題点を上げている。また、柘植4のように、明朝体と実際書かれている筆写文字の字形上の違いを述べているものもある。ただしそれらは、現代の

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  • 熊野筆:筆の宇宙〜古代文明と文字〜

    およそ5000年前に誕生した古代文明。古代メソポタミアでは、ハムラビ法典が規則的な図形の組み合わせで巨大な石版に刻まれました。葦のペンを使って粘土板に刻まれ、楔の形をしていることから、楔形文字と呼ばれています。古代エジプトのヒエログリフなどは、絵から生まれた象形文字。そして、普段私たちが使う漢字の起源が、中国の甲骨文字です。 甲骨文字には、すでに筆を使っていたと思わせる曲線が見られます。一説では、水で解いた煤などを、獣の毛に含ませて使ったのではないかと言われています。中国戦国時代の「長沙筆」には、筆先に兎の毛、筆管には竹が使われています。 そして紀元前221年、秦の始皇帝が度量衡や文字を統一します。文字の熟成に伴い、筆・紙・硯・墨という「文房四宝」が目覚しい発達を遂げ、やがて楷書が誕生します。 また当時、書聖・王羲之に代表される書家が続々と登場し、現在に受け継がれる文字文化の礎を築きます。

  • 行書の意味と科学的解釈-行書とは何か、そしてどう書くか-

    押木秀樹 Back このところ、私はあちこちでまた様々な文章で、行書の重要性を説明するとともに、中学校における行書指導の欠如から生ずる問題などについて、お話ししています。そんなこともあってか、次のような質問を受けることも少なくありません。 行書って、楷書をくずしたんじゃないの? 行書って、どうしたら書けますか? これに対して、どのような答えをしたら良いか、その時その時の質問者にあわせてお答えしている次第です。ここでは、多少回り道になるかも知れませんが、順を追って説明していきたいと思います。次のような順番でお話ししましょう。 行書とは何か-歴史的に見た場合- 行書の現代的意義-今、なぜ行書なのか- 行書の指導と学習-楷書が先か、行書が先か- 行書の学習項目-何を学べば書けるのか- 行書の押木的解釈-当は、こう考えるべきでは!- これでも要約していますので、どうぞ最後までおつきあい下さい。行

  • 字体差表(ページ2): ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 篆書は、石に彫るための書体であり字体である。隷書は篆書とほぼ同じ時代に文字を手書きするために生まれた書体であり字体である。筆記体としての隷書が楷書を生んだのであって、手書きするために工夫されてきた隷書を抜きにして楷書はありえない。 唐の太宗の時代、楷書の字体の乱れを正そうという学者たちがよりどころとしたのが『説文解字』に例示された篆書である。学者たちは『説文解字』の篆書の字体を楷書にあてはめ、そうして作った楷書を「正(字)」とし、その他を「通(字)」、「俗(字)」とした。つ

  • 行書の意味と科学的解釈-行書とは何か、そしてどう書くか-

    A.行書を歴史的に見た場合-行書とは何か- B.行書の現代的意義-今、なぜ行書なのか- C.行書の指導と学習項目-既存の解釈- D.行書の質について-押木的解釈- なお稿は、書写教育研究者ではない一般の国語教師を視野に入れ記すこととする。そのため、すでに衆知の内容を整理した部分、前記項目のA・Cを含むことと、冗長な部分があることをお許しいただきたい。稿における独自性の高い部分は、B・Dとなる。このうち、Bは押木の研究方法論に提示されている内容から、行書について焦点化したものである。さらに、項目Dは筆者の仮説によっており、仮説→検証型の論文ではないことをあらかじめおことわりしておく。その意味で、稿は行書の検証型研究のテーマを提示するものであるともいえよう。 2.行書を歴史的に見た場合 時たま、「楷書をくずしたのが行書、その行書をもっとくずしたのが草書」といった理解をしている場合が見ら