ひところ地域工務店に『ISO』取得が流行した。 コンサルタントと称する商人に踊らされるがごとく、こぞってISO取得に走った。 最近は、一段落したのか、あまり話題に上らなくなってしまった。 ところが今日、ある会合で懐かしい話題で盛り上がった。 つまり、地域工務店にとってISO取得はどんな意味があるのか。 どうも、地域工務店でISOを取ったところは、その後業績がぱっとしない傾向にあるらしい。 コンサルが囁いた様に、社会的信頼が増し、住まい手が安心して契約できなかったらしい。 それどころか、住まい手にとってISOを取ったかどうかなんて工務店選びに関係なかった。 あんなにお金と時間を使って取得したISO、あれはなんだったんだろうか? ご存知のように、ハウスメーカーと違って地域工務店はほとんどが現場作業。 工場で生産するような品質管理は、そんなに簡単にはできない。 だから、せっかくのISOが有効に機