かつて、北朝鮮が「地上の楽園」と呼ばれていたのをご存知でしょうか。 私たち5人は、今から約60年前に「北朝鮮帰国事業」のもと、「北朝鮮では豊かな暮らしができる」という謳い文句を信じて、日本から渡北。そこで壮絶な差別や迫害を数十年間にわたって受け続け、その後命懸けで脱北しました。 「帰国事業」により、北朝鮮に渡った在日コリアンと日本人は約93,000人います。 私たちは、騙されたのです。 北朝鮮帰国事業裁判原告団は、北朝鮮に残した家族と再会するために、北朝鮮政府を訴える初めての訴訟を起こし、今年10月、ようやく裁判が開かれることになりました。 北朝鮮に残された家族との再会のため、日本から北朝鮮に渡り、今なお苦しんでいる人たちやその子孫たちのため、この裁判をなんとかやりとげたいのです。 私たちは今こそ、多くの皆さまに「北朝鮮帰国事業」により起きた悲劇を知っていただき、この裁判を支援していただき