JR鹿児島線の銀水駅(福岡県大牟田市)の老朽化したトイレを改修しようと、地元高校生たちと住民が寄付を呼びかけているクラウドファンディング(CF)が2日、目標額の300万円を突破した。CFに取り組む「銀水SAIKO~実行委員会」は市内事業所からの寄付も合わせて1000万円を目指しており、引き続き支援を求めている。 ▶「臭いがきつい」駅トイレ…高校生が改修費募る 銀水駅は1926年完成の木造駅舎で、79年に設置した別棟のトイレは男女共同のくみ取り式。駅の近くには三池、大牟田、誠修の3高校があり通学での利用が多いが、臭いや防犯上の理由でトイレを避ける生徒もいる。 CFは8月17日に開始。3高校卒業生やJR九州の労働組合などから篤志が寄せられた。市出身で大牟田大使の詩人、...