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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (6)

  • 町山智浩アメリカ日記---天安門広場での死者はなかった 2004‐03-13

    インチキというものは、放っておくと、トンデモないことになるという話。 天安門事件を覚えているだろうか。1989年、北京の天安門広場に集まった民主化を求める学生たちを人民解放軍が虐殺した、とされる事件だ。 「とされる」としたのはウソだからだ。当時、現場に最後まで残った朝日新聞の記者と、スペインの国営TV局の記者が後に「学生たちは安全に広場から退去し、一人の死傷者も出なかった」と証拠のビデオを提出し、世界のマスコミは天安門広場の虐殺は誤報だったと撤回修正した(死傷者が出たのは広場の外である)。 詳しい資料です。 http://sng.edhs.ynu.ac.jp/lab/murata/murata-tian'anmen2.html これも追加。この記事がとてもわかりやすいのでぜひ読んでください。 http://gregoryclark.net/jt/page42/page42.html ここが

    町山智浩アメリカ日記---天安門広場での死者はなかった 2004‐03-13
    kanototori
    kanototori 2017/12/24
    ブクマの年輪
  • 唐沢にサリンジャー追悼記事を書かせないためです - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    昨日の日記に関して「サリンジャーが亡くなった日にあんな記事を書かないでほしかった」などのご意見をもらいましたので、 なぜ、書いたのか説明します。 唐沢俊一は誰か有名人が亡くなると必ずその追悼文をブログに発表します。 当にもう、誰かが亡くなると必ず書くので、後に単行化する、もしくは追悼文作家として売り込もうとしているのかもしれません。 しかし、その内容がどれもひどい。 その故人の生前の仕事をろくに知らないのに、なぜか必ず皮肉な口調で冷笑するというパターンを取っています。 今回も、偉大なサリンジャーについて、唐沢がまたデタラメなことを書くかと思うと我慢できなかったので、 唐沢が書く前に「お前、読んでないだろ」と釘を刺しておいたのです。 たとえば、加藤和彦さんが亡くなった翌日に唐沢はブログに以下の文章を書いています。 http://www.tobunken.com/diary/diary20

    唐沢にサリンジャー追悼記事を書かせないためです - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 「千の風ナンタラ」じゃなくてロックを合唱する老人たち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    毎週火曜日午後2時からのTBSラジオ「ストリーム!」の「コラムの花道」、 http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2008/05/56_19c9.html 今週はロックやパンクを歌う平均年齢80歳の老人合唱団「ヤング・アット・ハート」についてお話しします。 ラモーンズ「アイ・ウォナ・ビー・セデイテッド」 コールドプレイ「フィクス・ユー」 一生懸命頑張っても、力及ばない 欲しいものをやっと手に入れたのに、必要なかった 死ぬほど疲れているのに、眠れない 何をやっても裏目に出る そして涙が君の頬を流れる 取り返しのつかないものを失い 誰かを愛しても報われない これ以上の不幸があるだろうか? でも、光が君に帰り道を示すだろう そして君の骨に命を吹き込むだろう 僕が君を直してあげるよ

    「千の風ナンタラ」じゃなくてロックを合唱する老人たち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 水道橋博士と宮崎哲弥、町山智浩のテーダン・ビデオ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ネットTV「ミランカ」の「博士も知らないニッポンのウラ」に出演しました。 司会は水道橋博士と宮崎哲弥氏。 このビデオは無料で観られます。 http://miranca.com/ 予告編 博士と宮崎氏と町山智浩は同じ齢。 宮崎氏が『宝島30』に評論家として原稿を書き始めた頃、オイラは『宝島30』の編集者で、彼の「小泉今日子と80年代」「『美味しんぼ』と雁谷哲」などの原稿を担当した。 最後に彼と会ったのは歌舞伎町のタイかフィリピン料理のレストランで、当時放送が始まったばかりのエヴァンゲリオンについて話したっけ。 だからもう十数年ぶりの再会なのだが、最初に博士に「町山さん、宮崎さんはもうあなたが知ってる宮崎さんとは違うんだよ! この人はもう偉い偉い人になっちゃたんだ!」と釘を刺された。 「なにしろ藤原紀香とCMに出てるくらいだ! 控えおろう!」 ははーっ。 番では宮崎氏のフリップの扱いがもうプ

    水道橋博士と宮崎哲弥、町山智浩のテーダン・ビデオ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 泥棒が被害者を「俺が盗んだことをバラしたら訴えるぞ」と脅す - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_604f.html 前にも書いたけど、人間誰でもついうっかり善くないことをしちゃうことはある。 それはしょうがない。 問題はその後のケジメだ。 法的措置をとることもありますので、ご了承下さい 勝手に人の文章をごっそり盗んでおいて、被害者を恫喝するのはいくらなんでもマズいだろう。 幻冬舎としたら出版の段階では唐沢俊一が盗用したことを知るはずもないんだから、唐沢に謝罪させて、絶版なり回収なりして、損害は唐沢に請求してもよかったんじゃないか? でも、ここまでやると、もしかすると編集者も盗用を知っていたのかも、と思っちゃうよ。 オイラが編集者だった頃に著者と交わしていた出版契約書には 著者は入稿する原稿が適法であることに責任を持つ、 そして著者がそれに反して出版社に損害を与えた場合は賠

    泥棒が被害者を「俺が盗んだことをバラしたら訴えるぞ」と脅す - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ソクーロフが昭和天皇を描いた映画『太陽』をDVDで観る

    ソクーロフが昭和天皇裕仁を描いた『太陽』については、TBSラジオの「ストリーム!」ではだいぶ前にもう話したけれど、ロシアのサンクトペテルブルク映画祭でグランプリを獲ったので、とりあえずブログに感想を残しておこう。 これはヒトラーを描いた『モレク神』、レーニンを描いた『牡牛座』に続いて、第二次大戦時の世界の指導者を描く三部作の三作目。『太陽』という題名は昭和天皇が太陽神、天照大神の子孫であることを意味している。 映画は1945年、有名な終戦を決めた御前会議の直前から始まる。 地下の防空壕で、事をする昭和天皇(イッセー尾形)。画面はいつものソクーロフ作品と同様に古い写真のように退色し、夢の中のようにもやがかかっている(特殊なフィルターを使っているらしい)。音楽もほとんどなく、衣擦れの音までが聞こえるように静か。カメラは事の行程や、ちょっとした所作をじっくりと静かに写していく。 天皇は、侍従

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ソクーロフが昭和天皇を描いた映画『太陽』をDVDで観る
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