ずっと海の底にでも沈んでいたような、ボロボロでさびさびのクルマが、SNSで話題になっています。二度見不可避すぎるクルマの持ち主に話を聞きました。 これが……塗装……??? ボロボロでサビだらけ……だがそれがいい! このボロく錆びついたように見えるクルマを作ったのは、東京にある塗装会社「ホンダ塗装」の専務のペインターshigeこと本夛重成(ほんだしげなり)さん。本当に錆びているのではなく、それらしく見せる「エイジング塗装」という技術で作られています。プラモデルなどでも使われているものです。 元となったクルマは社用車として使われているトヨタ・ウィッシュ。会社と職人の腕をアピールするために作ったそうで、今も現役なのだとか。こんなクルマが走ってたら二度見不可避ですね。 こちらがベースになった車体。ブルーだったのね。 作業期間は10日ほど。通常の業務を終えたあとに1日2時間ほどかけて、少しずつ作業を