これは何かの冗談ですか? たった「2時間半」で命にかかわる重要法案が通ってしまう「この国の現実」 「生殖補助医療法案」可決に思うこと なぜ急ぐ必要があるのか 「今回の法案審議にあたっては、本当に様々な意見がありました。これを踏まえて確認させていただきたいことがあります。それは、なぜいまこの法案の内容で法律の成立を急ぐ必要があるのかということです。本来であれば、生殖補助医療や生命倫理の問題はしっかりと議論されるべきであり、それらについての結論を得て、その後、法制化をすべきではないかという問いかけもあります。それからまた、現在、法制審議会で親子法制の見直しについて議論されていますけれども、その結論を待たずに民法に特例を設ける必要は何か。これについてお答えいただきたいと思います」 11月19日の参議院法務委員会で、質問に立った立憲民主党の真山勇一議員はこのように切り出した。 その3日前の11月1