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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (90)

  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その13 - Apeman’s diary

    このシリーズ、久しぶりの更新です。『季刊 戦争責任研究』*1の第83号(2014年冬季号)に「河野官房長官談話(1993年8月4日)後に発見された日軍「慰安婦」関連公文書等資料」(第12回日軍「慰安婦」問題アジア連帯会議)が掲載されています。といっても、掲載されているのは資料そのものではなく、そのリストと解説、アジア連帯会議による日政府への提言、並びに内閣総理大臣安倍晋三に対する申入書です。河野談話後に発見された、ということは言葉を変えれば安倍内閣(第一次、第二次)が必死になって「なかったこと」にしようとしている資料群です。アジア連帯会議は昨年6月、ここに掲載されたリストに含まれる資料群を日政府に提出しました。なんのためか? 日政府にこれら資料群の存在を認めさせるためです。しかし日政府は誠意ある対応を未だ見せていません。 これらの資料には、当ブログの読者の方々にはおなじみの「野

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その13 - Apeman’s diary
    kaos2009
    kaos2009 2015/01/10
  • 経済的な加害について - Apeman’s diary

    すでに多くの読者の方がご覧になった記事だと思いますが。 朝日新聞 2015年1月6日 「旧日軍の偽札用紙見つかる 民間巻き込んだ製造裏付け」 「偽札」というなら、敗戦が不可避になって以降も発行された軍票なども良心的な当事者なら「偽札同然」だと認識していたでしょうね。紙屑になることは目に見えていたわけですから。 この偽札作戦が実際にどの程度の経済的な打撃を中国社会に与えたかはともかくとして、ただでさえしっかり認識されていない大日帝国の戦争加害のうち、略奪や軍票の乱発に代表される経済的な加害というのはさらに過小評価されているように思います。 しかし占領地に暮らす特に貧困層の人々にとっては、経済的な収奪というのは直ちに命の危険に結びつくものです。その典型的なケースが大戦末期に現在のヴェトナムで発生した多数の餓死でしょう。餓死に至らなかったケースでも成長期に飢餓状態に晒されたために長らく健康被

    経済的な加害について - Apeman’s diary
    kaos2009
    kaos2009 2015/01/09
    “[戦争責任]経済的な加害について”
  • 右翼の皆さん、来年の朝日新聞にご期待ください! - Apeman’s diary

    いやぁ、暮れも押し詰まってきたところでやってくれましたよ、朝日新聞。 「慰安婦問題を多角的に考えていくため、国内外の識者に様々な視点で語っていただく企画を始めます」という触れ込みで12月28日から始まった連載「(慰安婦問題を考える)」。トップバッターが大沼保昭で今日は熊谷奈緒子という露骨な「アジア女性基金」シフト。しかも二人揃って「性奴隷」概念を拒絶。ちなみに「慰安婦」問題に関してなんの実績もないのにいきなりちくま新書デビューした熊谷氏ですが、サンフランシスコ講和条約について「片面講和という旧連合国とのみの講和であった」(強調引用者、85ページ)というパラレルワールドからおいでになったようです。ま、あとは推して知るべし、です。 さらには日掲載の「(回顧2014)論壇 戦争歴史、「帝国」から問う 二分法と一線画す道」では朴裕河の『帝国の慰安婦』を激賞。ちなみに版元は朝日新聞出版! はっき

    右翼の皆さん、来年の朝日新聞にご期待ください! - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/12/31
  • これが21世紀の「進歩的文化人」(by 西尾幹二)だっ! - Apeman’s diary

    昨日発表された朝日新聞第三者委員会の報告書。私のTLは北岡伸一担当部分の話題で持ちきり、といった感じです。 吉田証言が怪しいということは、よく読めば分かることである。従軍慰安婦と挺身隊との混同も、両者が概念として違うことは千田氏の著書においてすら明らかだし、 支度金等の額も全然違うから、ありえない間違いである。こうした初歩的な誤りを犯し、しかもそれを長く訂正しなかった責任は大きい。 類似したケースはいわゆる「百人切り」問題である。戦争中の兵士が、勝手に行動 できるのか、「審判」のいないゲームが可能なのか、少し考えれば疑わしい話なのに、そのまま報道され、相当広く信じられてしまった。 当時の報道では「どうやって確認するのか?」という当然の疑問に対して、当番兵をとっかえて数えさせるんだ、というそれなりに合理的な「審判」の方法がちゃんと紹介されていたことは、当ブログの読者

    これが21世紀の「進歩的文化人」(by 西尾幹二)だっ! - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/12/23
    “朝日新聞第三者委員会の報告書。私のTLは北岡伸一担当部分”
  • 右派の「無能な味方」コレクション - Apeman’s diary

    産経ニュース 2014.11.27 米政府の慰安婦問題調査で「奴隷化」の証拠発見されず…日側の主張の強力な後押しに この記事での産経の主張のマヌケっぷりはすでに複数の人によって指摘されているのですが、念のため。日軍「慰安婦」問題否認派にとっての期待の新星マイケル・ヨン氏は「これだけの規模の調査で何も出てこないことは『20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張が虚構であることを証明した」などと主張していますが、その「これだけの規模の調査」について「米専門家6人」は「米軍は慰安婦制度の実態への理解や注意に欠け、特に調査もせず、関連文書が存在しないこととなった」と判断しているわけです。当時の米軍が「慰安所」制度についての問題意識を欠いていたことは、例の「日人捕虜尋問報告 第49号」にもよく現れています。報告書中には女性たちが就業詐欺によって集められていたとか、業者の搾取によって

    右派の「無能な味方」コレクション - Apeman’s diary
    kaos2009
    kaos2009 2014/12/09
  • 『読売新聞』も世界を相手にした「歴史戦」の宣戦布告へ - Apeman’s diary

    YOMIURI ONLINE 2014年11月28日 「社英字紙で不適切な表現…慰安婦報道でおわび」 いわゆる従軍慰安婦問題の報道で、読売新聞発行の英字紙「デイリー・ヨミウリ」(以下DY、現ジャパン・ニューズ)が1992年2月から2013年1月にかけて、「性奴隷」(sex slave/servitude)など不適切な表現を計97の記事で使用していたことが社内調査で明らかになりました。 読売新聞は、誤解を招く表現を使ってきたことをおわびし、記事データベースでも該当の全記事に、表現が不適切だったことを付記する措置をとります。日付ジャパン・ニューズにもおわびを掲載し、ウェブサイト(http://the-japan-news.com/)で対象記事のリストを公表しています。 (後略) 『読売新聞』はついに、日軍「慰安婦」の中には前借金を負った女性も就業詐欺で連れてこられた女性もおらず、あるい

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    kaos2009
    kaos2009 2014/11/30
    “読売の英文謝罪記事の酷い点、というか、海外の読者がどう読むかを理解していないと思われる点は、慰安婦が「日本軍に売春を強要された女性」でないなら、何なのか、という点には触れていない”
  • 「慰安婦」問題否認論者に欠けているのは「自由意志」についての常識的な洞察 - Apeman’s diary

    今年の5月、「NEWSポストセブン」の「慰安婦」問題否認論記事について私は次のようにコメントしました。 おそらくこれを書いたライター、および何の疑問も持たずにこれを掲載した編集者、何の疑問ももたずに読んだ読者たちは、人身売買の被害者を買春することにたいして何の後ろめたさも持たないのでしょう。「人身売買? 売ったやつが悪いんだろ。えっ? お前も買ったじゃないかって? いや、オレはただフーゾクを“活用”しに来たらたまたまそういう女にあたっただけだって」といった具合に。だからこそ、国家が人身売買システムを「制度化」して公式に利用することのグロテスクさに気づかないわけです。 こういう具合に、歴史修正主義の背後にある発想を推理するエントリを書く度に、ご丁寧にもそれを裏付けてくれるネット右翼が現れるのが恒例のパターンになっていることは、当ブログの常連の読者の方ならよくご存知のことと思います。いまコメン

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    kaos2009 2014/09/28
  • 捏造された「朝日新聞の捏造」?(追記あり) - Apeman’s diary

    従軍「慰安婦」問題をめぐる言説を玉石併せてフォローしている人間であれば、この問題の扱われ方の転機について2通りの説が語られていることを承知しているであろう。即ち、「吉田清治の証言」をもって「慰安婦」問題の転機とする説と、「金学順さんらの提訴」をもってそれとする説、である。前者を採用する者がほぼ間違いなく歴史修正主義者であることは、当ブログの読者の方にはいまさら指摘するまでもないことだが、彼らの主張の最大公約数は“従軍慰安婦問題とは、吉田清治証言をもとに朝日新聞が一大キャンペーンを繰り広げた結果(そしてそれに反日国家である韓国と、反日知識人たちが便乗した結果)として捏造された問題”、ということになる。 はたしてこれは当なのか? 朝日新聞のデータベースサービスである「聞蔵IIビジュアル」を利用して、検証してみた。なお、以下の記述は同サービスを利用しての至極単純な(一つ、ないし二つのキーワード

    捏造された「朝日新聞の捏造」?(追記あり) - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/09/17
  • 半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary

    報道前に日経からメモを示され相談を受けていた二人が登場するだけに、「捏造」説等は一蹴されている。現物を見た半藤氏にとっては「捏造」説があること自体意外だったようだ。報道された部分だけでなく、「もっと全般を幅広く見て、そのうえで、信頼性の高い史料だと判断」したという秦郁彦の言葉に半藤一利も同意している。保守派とはいえA級戦犯合祀に諸手をあげて賛成するようなタイプではない二人の証言だけに、ネトウヨ諸氏には不満が残るかもしれないが、まあ人間往生際も肝心ですよ。 「松岡や白鳥は許していないけど、他のA級戦犯の合祀は認めていた」説については、半藤氏が「《その上》とあるのに? 素直に読めばいいのに」と一刀両断。いやまったくその通りでしょう。昭和天皇は東條を買っていたはずだ、という主張について「頼りにならぬ陸海軍の統帥部長に比べて、相対的に、東條がマシに見えたのでしょう」とあしらっているのが秦氏。この3

    半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/09/09
  • 「歴史戦」は続くよどこまでも - Apeman’s diary

    産経新聞の連載「歴史戦」ですが、4月に始まって8月の終わりからは第6部に(9月3日に完)。いやほんと、否定論産業はウハウハですな。歴史「戦」、情報「戦」などと打ち上げれば「嘘も武器のうち」ということになるのでしょう。07年の米下院決議を後押しした "THE FACTS" 広告の自爆にはまったく触れず、逆に「日側の反対の意思表明が弱かったこと」が要因の一つだ、などとほざいています(9月2日)。 それでも、朝日新聞の「検証」記事掲載がアメリカの世論になんの影響も及ぼしていないことは認めざるを得ないようです。 ■朝日の訂正無視 慰安婦問題は地方にとどまらない。首都ワシントンでも8月中旬、大手研究機関で日韓の歴史問題を論じるシンポジウムが相次いで開かれた。 慰安婦問題をめぐり、朝日新聞が朝鮮半島での「強制連行」の報道を撤回してから2週間が過ぎた8月19日、「ヘリテージ財団」が開いた「歴史が北東ア

    「歴史戦」は続くよどこまでも - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/09/06
    “ヘリテージ財団といえば、 石原慎太郎閣下がここに招かれて講演した際には「尖閣国有化」をぶち上げた”
  • 日本の右派の主張の異常さ - Apeman’s diary

    YOMIURI ONLINE 2014年08月22日 「慰安婦で新談話を・朝日に制裁必要…自民政調」 この連中がやっているのは、喩えて言うならこんな感じです。複数の略取誘拐、監禁、強姦、強姦致傷事件で有罪判決を受けた男が、そのうちの一件についてのみ“誘拐の共犯ではあったが略取の実行犯ではなかった”ことが明らかになったとして「冤罪だ!」と声高に叫び被害者を中傷している、と……。誰がどう考えても異常な主張ですね。 そんなことは自民党政調も言ってない? scopedog さんの「「AV出演を強要される被害」など被害とみなさない自民党と池田信夫」というエントリに対してそういう反応がありましたね。しかしある明示的な主張 A にはその論理的前提 P とかそこからの論理的帰結 C が伴うわけです。A を主張すれば同時に P や C も主張していることになります。特に政治家や言論人の場合、A だけでなく

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    kaos2009 2014/08/23
  • 「慰安所」関連資料の隠滅について - Apeman’s diary

    もう先月のことなんですが、こんなツイートを見かけまして。 一体何をどう勘違いすれば敗戦時に旧軍が公文書を隠滅したことについて「半信半疑」になれるのかさっぱりわからないんですが、まあそれはおくとして。 公文書廃棄の命令は当然、可能なら(証拠が残らないよう)口頭で伝えられたわけですが、あいにくとアジア・太平洋戦線の全域にわたってそうするわけにもいきませんでしたから、暗号電文で命令が伝えられたケースも存在しています。そして連合軍によって解読された電文の翻訳がアメリカやイギリスの公文書館で公開されています。そうした電文が以下で紹介されています。 林博史、「公文書・天皇関係書類の廃棄と『慰安婦』隠し――日軍電報の暗号解読資料」、『季刊 戦争責任研究』、第63号(2009年春季号) 「慰安所」制度と直接関わりそうなものは2つの類型に分類できます。一つは経理関係ないし医療関係の文書を処分するように、と

    「慰安所」関連資料の隠滅について - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/07/28
  • 『戦争はどう記憶されるのか』 - Apeman’s diary

    上記エントリに関連した情報です。 伊香俊哉、『戦争はどう記憶されるのか―日中両国の共鳴と相克』、柏書房、2014年 撫順・太原の戦犯管理所及びそこでの「認罪教育」について書かれた日語の文献はいくつかありますが、今年の2月に出たこのの第四章「戦犯が綴った三光作戦」が戦犯容疑者の供述書を扱っています。日の右派は「洗脳」についての非科学的な思い込みに基づき彼らの「自白」を虚偽と決めつけるのを常としていますが、共産党政府は700名にのぼる調査員を動員して行った調査を背景として供述書を書かせていたことなどが紹介されています。ある戦犯容疑者は「適当に書いて出した」ら「デタラメを書いたら困る、この場所には行っていないではないか」と、「虚偽自白」を否定された体験を回想しています(以上、151ページ)。そもそも身柄を解放されてから半世紀以上持続する「洗脳」など(少なくとも当時の技術では)不可能ですしね

    『戦争はどう記憶されるのか』 - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/07/06
    “伊香俊哉、『戦争はどう記憶されるのか―日中両国の共鳴と相克』”
  • 戦犯自筆供述書、ネットで公開 - Apeman’s diary

    撫順・太原の戦犯管理所で日軍の戦犯容疑者が作成した自筆の供述書(中国の国家档案局所蔵のもの)がネットで公開されはじめています。先ほど確認した時点では鈴木啓久中将、藤田茂中将、上坂勝少将の3人分が公開されていました。階級の高い方から公開する方針と思われます。 原文(日語)は「[笔供原文(The Original Text of the Written Confessions)]」で、画像ファイルとして提供されており、翻刻はされておりません。

    戦犯自筆供述書、ネットで公開 - Apeman’s diary
    kaos2009
    kaos2009 2014/07/06
    “撫順・太原の戦犯管理所で日本軍の戦犯容疑者が作成した自筆の供述書(中国の国家档案局所蔵のもの)がネットで公開”
  • 河野談話の作成過程を検証するんじゃなかったの? - Apeman’s diary

    河野談話を撤回できない腹いせに、その「作成過程」にケチをつけようというプロジェクトの報告書が先週末に出たわけですが、タイトルが「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯〜河野談話作成からアジア女性基金まで〜」となっております。あれあれ? アジア女性基金? 河野談話の作成過程と関係ないじゃん。しかもこれ、アジア女性基金の事業の評価に関わるようなことまで、一方的に日政府(と基金)の視点から記述してある。「問題が解決しなかったのは韓国の支援団体のせい」というメッセージを国内向けに伝えるという狙いであることは明白です。 また報告書タイトルの「日韓間のやりとりの経緯」も「慰安婦」問題をひたすら日韓間の問題として矮小化してきた日政府の(そして日の右派の)パースペクティヴを忠実になぞっているわけですが、その結果として、河野談話の作成過程で日政府がサボったこと――代表的なのが、フィリピンやインドネシ

    河野談話の作成過程を検証するんじゃなかったの? - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/06/24
  • 「誰も教えてくれなかった」からといってデタラメを喋る権利が発生するわけではない - Apeman’s diary

    ホドロフスキさんからの情報提供によるエントリです。 TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」の6月11日放送分「ニュースランキング」にコメンテーターとして登場した古市“誰も戦争を教えてくれなかった”憲寿。ランキングの3位、「中国。従軍慰安婦に関する資料を「記憶遺産」に申請」について次のようにコメント(書き起こしは私)。 (……)一方で中国もやっぱり、この〜国内を統合するために、うまく歴史を使おうとしてると思うんですね。それこそ南京事件、南京大虐殺に関しても、30万ということは昔は言っていなかった。途中から言いはじめたりしている。(……) これだけで「ああ、情報源はネットだけなんだな」と見当がつきます。奇しくも(ウィキペディアの記述を信じるなら)古市氏が生まれた1985年は南京大屠殺遇難同胞紀念館が開館した年です。「十年一昔」と言いますが約30年前からの主張を「昔は言っていなかった」と評する

    「誰も教えてくれなかった」からといってデタラメを喋る権利が発生するわけではない - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/06/16
    “被害総数は合計三十万余りである」という南京軍事法廷の判決(1947年)”
  • 92年当時のアメリカメディアの反応 - Apeman’s diary

    92年7月21日の『朝日新聞』朝刊「論壇」欄に、当時米バージニア州在住だったジャーナリスト、有馬佳子氏が寄稿していて、当時のアメリカメディアの「慰安婦」問題についての反応を伝えている。 アトランタ・コンスティチューション紙(一月一六日)は、件が明るみに出た時点ですぐ、「日が愛されない理由を知りたければ」と題する社説を掲げた。残虐行為に対する糾弾もさりながら、日人にとって耳が痛いのは、日が嫌われる真の理由は、「その事実をこれまで否定・隠蔽(いんぺい)してきたこと」としている点である。同社説は日政治指導者に対し、謝罪に加え、この「戦後の嘆かわしい無神経さを深く反省すべきだ」と要求、音の議論を繰りひろげている。 この「嫌われる真の理由」はいまだ健在のようですね。原発事故に関する日政府の対応を見る限り。 (……)ウォールストリート・ジャーナル紙は(……)七月八日紙面で「慰安婦問題は

    92年当時のアメリカメディアの反応 - Apeman’s diary
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    kaos2009 2014/06/03
    “当時のアメリカメディアの「慰安婦」問題についての反応”
  • 「おんな坂本龍馬と呼んで下さい!」 - Apeman’s diary

    少し前に、グレンデール市まで出かけて二次加害にいそしんできた歴史修正主義者二人が日外国特派員協会で記者会見を行いました。 https://www.youtube.com/watch?v=LfL8f571hCU 二人のうち辻村ともこ狛江市議について掲示板でホドロフスキさんにご教示いただいたところによれば、彼女は「おんな坂龍馬と呼んで下さい」と言っているとのこと。「自分を坂龍馬になぞらえる男」と「自分をジャンヌ・ダルクになぞらえる女」がテッパンで地雷であることはもはや常識でしょうが、「自分を坂龍馬と呼ばせたがる女」という合わせ技まで繰り出すとは、おそるべし……。

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    kaos2009 2014/04/19
  • 「軍資金で強制連行もみ消し」証言の聴取者は豊田隈雄・元海軍大佐 - Apeman’s diary

    先日林博史・関東学院大学教授が公表した三警事件関連資料のコピーの一部をみることができたのですが、元海軍兵曹長の「もみ消し」証言を聴取していたのは豊田隈雄・元海軍大佐であったことがわかりました。敗戦後に戦犯裁判対策に関わった人物で、法務省の事業として行なわれた戦犯裁判関係者への聞き取り調査も行っています。おそらく、日経新聞の井上亮記者が調べたのと同じ資料の中に含まれていたものと思われます。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100914/p2 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20111021/p1 もう一つわかったのは、この元兵曹長は来予定されていた取材対象者ではなかった、ということです。別人に聞き取りを行なったところ、この来の取材対象者が電話で元兵曹長を呼び出していたので「併せて聴取」したと記載されています。取材対象者の気まぐれとい

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    kaos2009 2014/04/15
  • 右派は恨む相手を間違えている - Apeman’s diary

    「日は慰安婦問題で世界から誤解されている」「誤解されたのは吉田清治/朝日新聞/韓国ロビーのせいだ」という右派の認識そのものが「誤解」であることはいまさらいうまでもありませんが、ひとまず「誤解されている」という仮定を受け容れてみることにしましょう。では、一体誰が悪いのか? そもそもこの問題で日政府が主導権を握れなくなったのは、「民間業者が連れて歩いていた」などという稚拙な嘘をついたからです。こんな大嘘をついた政府の言うことがそうそう簡単に信用してもらえるわけがありません。さらに、「慰安婦」問題が注目を浴びた1990年頃であれば、自民党にも元軍人、元内務官僚の政治家が少なからずいたわけです。主計将校として「慰安所」設置に尽力した大勲位を筆頭に、です。彼らが率直に事実を話していれば、日政府のペースで「慰安所」制度についての認識が形成される可能性はあったのに、彼らは沈黙を守っていました。 そ

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    kaos2009 2014/04/09