園子温監督の『恋の罪』を観たんです。 前作『冷たい熱帯魚』、前々作『愛のむきだし』にはものすごい衝撃を受けた園監督作品ですが、今回は「何がしたいねん」という感じでした。 主人公は三人の女性です。 刑事の水野美紀は、夫と娘を持ち幸せな家庭を築いていながら、不倫相手との奴隷的セックス(主にテレホンセックス)に耽溺しています。 専業主婦の神楽坂恵は、売れっ子小説家である夫(津田寛治)の束縛に苦しみ、スーパーでのパートを経てAVに出演し、性的に奔放になりますが、その過程で街娼の冨樫真と出会います。 冨樫真は、昼の顔は大学の助教授でありながら、夜は街娼として、廃墟を根城に男をくわえ込んでいます。その彼女が、神楽坂恵に「セックスで金を得ることによって女としての自我が確立できる」と説いていくわけです。 んで、彼女たちのストーリーが、水野美紀パートと神楽坂・冨樫パートの二つに分かれて、時系列を変えてカット
![『恋の罪』…うーん…… - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d38651cc47fc65a0406b8bb65bf9659bc886cc4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fw%2Fwashburn1975%2F20111228%2F20111228185326.jpg)