超面白いことは間違いない。 その上で、無限の住人は長すぎたよなぁとは思うわけだ。 連載開始が1993年で、終了が今年だから、あしかけ20年間連載は続いていたことになる。 不死がテーマの作品が、なかなか終わらないってのは、ちょっとおもしろいけど。 でも、10年くらいで(・・・個人的には、無限の住人の『長さ』は巻数の問題ではないように思います)すぱぱんっと終わっていたら、また色々、沙村宏明のその後の展開も違ったのではないかとは思う。 まあ、そもそもこの作家さんは、もともと時代劇を描きたい人ではなかったそうで。 だからこその、ああいうトンデモ時代劇だったわけだけども。 それでもやっぱり、「時代物」の枷はきつかったんだろうなぁと邪推する。 なんというか、沙村宏明という作家を知れば知るほど、無限の住人って「真面目」に描いてるなぁと思うのだ。 で、その真面目さが、おもしろいんだけども同時にちょっと違和
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