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ブックマーク / yamauchikazuya.hatenablog.com (9)

  • 有吉弘行、孤独の影 - ONE FINE MESS

    有吉弘行という人はネットでの評価がとても高い人である。 日経エンターテイメントという雑誌のアンケートを見てみると、一般人の評価はそんなに高くなくて、むしろ嫌いな人のほうが多いようだ。 なのに、主にお笑い芸人についてのブログでは大人気である。 また、2ちゃんねるの書き込みなどを見ても評価が高い。 この一般の人とネットをやる人の評価の格差はなんなのだろうとずっと考えていた。 で、二つ仮説を私は立てた。 一つの説としては、有吉のサブカル好きなのがネットをやる人に伝わっているのだろうなというもの。有吉はサブカル好きで、ナンシー関なんかを読み込んでいるのだろう。だからナンシー関が好きだった人たちに好かれているのだろうという仮説である。 もう一つの説としてはロストジェネレーションの代表として人気があるのだろうというもの。 有吉はロストジェネレーションと同じように良かった時代と悪かった時代を経験している

    有吉弘行、孤独の影 - ONE FINE MESS
  • 素人の文章に多い、「また」「など」の多用 - ONE FINE MESS

    私は創刊したばかりの雑誌の編集をしているので、何十年も文章を書いていないようなド素人の同僚が書いた文章を添削する機会がある。私の文章もたいがいなものだが、同僚はもっとひどい。 だいたい、文章を書いたことがない人に限って、一文を長くしようとする。一文を長くすれば、なんとか文章がつながっているように見えて、楽だからだ。だから、一文を短文にするように言う。どの文章マニュアルにも載っている方法だ。 短文にするように言うと、「また」とか「そして」という接続詞を使って、文章をくっつけようとする。特に「また」が多いのだが、「また」を使えば全く関係ない文章でもつながってしまうから便利なのだ。「また」を使いたくなったら、文章の表現や順番を粘り強く考えて、「また」を使わずに、文章がつながるようにしてもらいたい。「また」がなくても普通に文章がつながっている場合でも、不安になって、「また」を使って、文章をつなげよ

    素人の文章に多い、「また」「など」の多用 - ONE FINE MESS
  • クイックジャパンの爆笑問題田中インタビュー - ONE FINE MESS

    近所の古屋の閉店セールでクイックジャパンのバックナンバーを購入した。 爆笑問題田中裕二インタビューが載っている号。 爆笑問題というのは実は田中が支えているという玄人的な視点がかつて存在した。 それを木っ端みじんに破壊したインタビューがこれだ。 その当時はサブカル誌であったクイックジャパンも何かあるんじゃないかと思ってインタビューしたと思うのだが、掘ってもなにも出なかった。 なにも出ないところがかえって新鮮で10年以上前なのにも関わらず読んだことがとても記憶に残っているインタビューだ。 転載してみたいと思う。 まず田中はアナウンサーになりたかったことが有名であるが。 田中「(略)久米さんが、曲のイントロが流れている間ずーっと喋ってて、最後に“……松田聖子、『赤いスイートピー』”って言うと、ちゃんとピッタリのタイミングで“♪春色の汽車に乗〜って”って歌が始まる。そのリズムがすごく心地良くて、

    クイックジャパンの爆笑問題田中インタビュー - ONE FINE MESS
  • デーブ・スペクター ここがへンだよ日本のテレビ - ONE FINE MESS

    デーブ・スペクターは日テレビを語るととても面白いと思う。 ネットとの比較やテレビを見ている上での体感でテレビを語る人が多い中で、デーブ・スペクターはアメリカとの比較という違った視点でテレビを語れるからだ。 前に伊集院のラジオのゲストに出たときには、日テレビアメリカ人が見ると人が多く出ているという印象を持つと語っていた。 確かにひな壇などで多くの芸人が話している姿はよく考えると異様かもしれない。 日テレビに人が多く出て、アメリカの番組で出ている人が少ない理由は、アメリカテレビ番組はラジオ放送から進化したものだからと話していた。 確かにラジオは人が多く出ていると誰が誰だかわからなくなってしまうので、人数が少ない。 そうした伝統があるから、アメリカではテレビに出演するタレントの人数が少ないのかと膝を打った。 また、『博士の異常な鼎談』という番組に出ていたときにはアメリカテレビ

    デーブ・スペクター ここがへンだよ日本のテレビ - ONE FINE MESS
    karatedou
    karatedou 2009/09/17
    よく考えたら阿川佐和子もたけしの横で司会やってるんだからすごい人だ。
  • 福山雅治はなぜ嫌われないのか - ONE FINE MESS

    オリ★スタ7月24日号を買った。吉田豪の福山雅治インタビュー目当てである。 アイドル誌のインタビューということで、吉田豪のインタビューにしては短かったがいろいろわかったことがあった。 引用しつつ感想を書いてみたい。 まず、デビュー当時の福山は全く売れず、箸にも棒にもかからないありさまだったという。 −当時の福山さんで印象的なのは、いしかわじゅんさんのエッセイ漫画『フロムK』に出たことなんですよ。 福山 あ、はいはい。 −映画デビュー作『ほんの5g』で共演した話が書かれているのに、福山さんは資料がなくて顔が描かれてないんですよね。単行のときも「福山君はたしかロッカー方面の人だったような気がする。その後あんまり見ないけどどうしたんだろうか?連絡をくれ」って書かれてたから、しみじみして。 福山 そうそう、まだ見ない頃。さすが、よくチェックしてますね!僕はこの映画に出る前から『フロムK』を読んで

    福山雅治はなぜ嫌われないのか - ONE FINE MESS
    karatedou
    karatedou 2009/08/01
    すばらしいです。
  • 中野裕太君はスゴイ - ONE FINE MESS

    水道橋博士の日記で中野裕太君が天才だとプッシュされているのを読んだ。で、博士の異常な鼎談という番組で宮崎哲弥と話しているのを見て当にこの人は天才だと思った。 平成教育学院では自慢をするくせにクイズの成績が悪いということで、いんちきキャラ、嫌味キャラのように扱われているという。 掲示板を見る限り、ファンよりもアンチも多いようだ。 でも、宇治原のような受験エリートとは違う次元にいると思う。 受験とか学校の勉強とは違う尺度で測ったほうがいいのではないか。 宮崎哲弥と思想について語り、対等に渡り合ったのみならず、思想的に宮崎を勇気付け、鼓舞したというのは素直にすごいだろう。 少なくとも俳優のみならずここまで自分の考え方を壮大にかつアカデミックに語った若い人を私は見たことがない。 能書きはともかくとして、以下はその番組を思想的な側面の発言だけまとめたものだ。 私は番組を見て、とても元気をもらった。

    中野裕太君はスゴイ - ONE FINE MESS
    karatedou
    karatedou 2009/07/25
    ほんとにすごい。
  • 福満しげゆき先生インタビュー - ONE FINE MESS

    ブレイクマックスというコンビニで売っているエロの福満しげゆき先生インタビューを買い損ねてしまい、たまたま行ったブックオフで入手した。 『BREAK Max』7月号に掲載された吉田豪によるインタビューである。 かなり笑った。 エロ雑誌という性質上、読めなかった人も多いと思うので、気になったところを抜粋して紹介したい。ブレイクマックスの吉田豪の連載は今月号の長門裕之も面白かったので、読んでみてほしい。 −(略)前は編集との打ち合わせで喫茶店に入るのも怖かったって言ってましたねお金がなくて。 福満 今日なんかも、雨なのに居酒屋の外でずっと立ってましたからね……。5分ぐらい前に来るのが常識だろって思いながら。いつも僕、なんでも1時間前に行くんですよ。 −早すぎですよ。それ(笑) 福満 途中でなにかトラブルがあって、ロスがあるかもしれないじゃないですか。だから1時間前に行って、時間潰したりして。そ

    福満しげゆき先生インタビュー - ONE FINE MESS
    karatedou
    karatedou 2009/07/23
    またしても吉田豪のいい仕事。
  • プロレスの未来を考える - ONE FINE MESS

    私はプロレスは門外漢であるが、愛情がないから故に一歩引いた冷静な提言ができると思う。 亡くなった三沢選手は社長業で心身ともに疲れ果てていたと聞く。やはり日テレに中継を切られたことで資金繰りに苦労していたようだ。 個人的には三沢選手はテレビにもっと露出して認知度を高めておくべきだったと私は考える。ノアの統括部長中田龍氏が三沢選手がバラエティに出ると下ネタを連発するために、イメージダウンを恐れ、あえて露出を控えさせたという経緯がある。しかし、下ネタキャラでもいいので、ダウンタウンDXとか行列のできる法律相談所とかのバラエティ番組に出ていたとらよかった。自分のところの番組に出てくれているというよしみで、もしかしたら日テレに切られることもなく、社長業に忙殺されることもなかったかもしれない。たらればの話ではあるが。 ノアの悲劇を見ても分かるように、いい試合をやってればプロレス界が維持できるという時

    プロレスの未来を考える - ONE FINE MESS
  • タモリとえせインテリ - ONE FINE MESS

    サラ金のCMに出てからは落ち着いたようだが、2ちゃんねらーとかはてなブロガーの タモリ礼賛とか神格化が私は気持ち悪くて仕方がない。 小林信彦の「笑学百科」というタモリについて書いた文章があったと思った。 そこではタモリ評価に対する違和感の源が語られていて腑に落ちた記憶がある。 しかしをなくしてしまったし、絶版になっているので、図書館で借りてきた。 私がなぜタモリをほめる人たちのことを気持ち悪いと思うかの理由が書いてある気がした。 このは1981年に夕刊フジに連載したものをまとめたものだ。 小林信彦は広告批評という雑誌のタモリ特集から引用している。 <芸能界という芸の世界から言うと、あの人はやっぱり外人(異邦人)なんです。……だから、単に“芸人”というだけの批評をすれば相当にレベルは低い、と僕は思う。だけど、あの個性、あの感覚と個性にはもう脱帽します> という永六輔の談話と、<あの人

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