2023年03月23日13:40 アテネの魔術的球体 7 カテゴリデラッテ論集 植物誌その他 yoohashi4 Comment(0) コプト・グノーシス主義において、χαρακτήρという語は、神存在をあらわす幾何学的な図案を意味している。またより一般的に被造物をあらわすこともある(Schmidt, Kopt. gnost. Schr., p., 262, 263, 340, 341, 343, 358)。これらの図案はパピルス群やわれわれの球の謎文字によく似ている。『ピスティス・ソフィア』、遊戯の書の数々その他或る古い書にはこれに類した図案が溢れており、時に神的発出(τύποι)を、時に魂が諸天の権能の前に到達する時に署名せねばならない封印(σφραγίδες, p 261, 290, 322 etc.)を描いたものとされる。アプレイウス(273−1)も、イシスの諸玄義への入信儀礼に用
ティアナのアポロニウス ティアナのアポロニウスについては伝説が多い。 彼の名を冠した魔術書として「ヌクテメロン」とか「自然の秘密について」等があるが、いずれもずっと後世の作品である。 彼に関する史料としては、フィロストラスによる「アポロニウスの生涯」しかない。これはアポロニウスの弟子のダミスの口述に従って、フィロストラスによって書かれたものだという。 なお、このフィロストラスは170年頃~245年の人物で、アポロニウスだけではなくソフィストの哲学者たちの伝記作者としても知られている。 また、このフィロストラスの書にしてみても、荒唐無稽な記述が多いが、エリファス・レヴィによると、こうした記述は秘儀を含んだ「寓話」であって、シンボリスムを知る人間にのみ理解できる知恵を含んだ「異教の福音書」であるという。 例えば、「一角獣の角で作った杯で飲み物を飲めば、あらゆる毒を無効化する」という記述は、一角
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