「SLAM DUNK」井上雄彦氏、びょうぶ絵「親鸞」完成の翌日東日本大震災 急きょ記念グッズ製作決定 収益金を被災地支援に 自身の手掛けたびょうぶ絵を前にする井上雄彦氏 「スラムダンク」や「バガボンド」の漫画家井上雄彦氏が、浄土真宗の宗派の一つ、真宗大谷派の依頼により描き上げたびょうぶ絵「親鸞」の記念グッズ販売による収益金全額が、東日本大震災の被災地復興のために寄付されることとなった。 このびょうぶ絵は、浄土真宗の宗祖とされる親鸞聖人の750回御遠忌(ごえんき)を記念する現代アート事業として、同派が井上氏に描き上げを依頼したもの。六曲一双(高さ212センチ、幅582センチのものが二つ)の壮大な水墨画として仕上げられ、4月4日から東本願寺内の大寝殿にて一般公開された際には、17日までの公開期間中に2万人を超す拝観者が訪れたという。 当初、東本願寺ではこの作品に関する商品は制作しないつもりであ