東武鉄道が運営する「東京スカイツリー」(東京都墨田区)が22日で開業10周年を迎える。電波塔として世界一の高さ634メートルを誇り、併設する複合商業施設とともに東京の観光名所として定着した。商業施設を含めた来場者数は累計で3億人を突破し、来場者らの鉄道利用を含む関連収入は通年にわたって業績に寄与。同社が総額1430億円を投じた巨大プロジェクトは収益の柱の1つとなった。 【グラフ】スカイツリー開業後の東武鉄道の運輸事業収入 スカイツリーをはじめ、併設の複合商業施設とオフィスタワーで構成する「スカイツリータウン」が、東武鉄道に与える経営面での果実は少なくない。中心的な存在のスカイツリーは単年度で利益を上げられるようになっており、20年以上とされる投資回収期間の短縮も期待される。 同社は開業に合わせ、平成24(2012)年に最寄り駅だった業平橋(なりひらばし)駅を「とうきょうスカイツリー駅」に改
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