東京都に眠っていた“20トンの有害物質”…PCB禁止から半世紀、「場所明かさない」を条件に極秘保管現場へ潜入! 社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2022.06.29 06:00 最終更新日:2022.06.29 06:00 「掲載時に住所を特定できないよう、外観写真の撮影はご遠慮ください」 担当者に念を押されて向かったのは、都内の倉庫の一室。プラ製の容器の中身は、東京都主税局が厳重に保管している感圧複写紙(感圧紙)だ。 「容器の中身は税関連の申請書などで、約20トンあります。この倉庫には、2004年から収納しています」(担当者) 【関連記事:豊洲の高層マンション有害物質検出で「毒洲」呼ばわりの憂鬱】 事務作業用などで広く普及している感圧紙だが、かつては化学物質「PCB」が使用されていた。写真の容器も、開封は厳禁だ。PCBは、日本では1968年の「カネミ油症事件」を機に、1973年に