現代社会において、自己責任はなぜこれほど常識化してしまったのでしょうか。スマホや電子化が進み、社会はますます便利になっていくように感じますが、その一方で誰もが生きやすい世のなかになっているようには思えません。 昨年、D×Pタイムズで配信した記事「政治家に届いていますか? 年金、物価高、同性婚…生きることに不安を抱えている若者の声【調査結果】」では、若者が日本の将来に大きな不安を抱えていることが明らかになりました。 今回は、昨年秋に刊行された『ケアしケアされ、生きていく』(ちくまプリマー新書)において、現代日本をケアの奪われた「昭和98年的世界」だとし、ケア中心の社会を取り戻すべく「他人に迷惑をかける」ことの重要性を説く、兵庫県立大学准教授の竹端寛さんにお話を伺いました。 生きづらさを抱えた若者との出会い ──竹端さんは以前からD×Pをご存知だったんですよね? 今井さんがイラク人質事件の一人
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