大型連休中の東京都内で、性的少数者への理解を深めるためのイベント「東京レインボープライド2017」が開かれている。最終日の7日にはパレードが行われる。今年で6回目で協賛企業や参加団体は過去最多の規模。イベントの共同代表理事、杉山文野さん(35)に、性的少数者を取り巻く社会の変化や思いを聞いた。【中村かさね/統合デジタル取材センター】 --今年のテーマは「CHANGE-未来は変えられる-」です。杉山さんが感じる「CHANGE」とは?
夏休みを長く、留学後押し 1コマの授業を90分から100分にする大学が全国的に増えている。明治大と芝浦工業大が今春にスタートし、法政大も来年度に始める。一つの科目の授業数を減らし、学生に不評な「休日授業」をなくしたり、夏休みを長くして留学を後押ししたりするのが狙いだ。討論や発表が中心の「アクティブ・ラーニング」を取り入れやすくなる一方、学生の集中力が持続するのかとの懸念もある。 明治大は1コマを10分長くすることで半期の授業数を15回から14回に減らした。昨年度は、祝日で休講になった授業を別の休祝日に振り替える休日授業が6回あったが、今年度は減らすことができ、全キャンパス休講の「大学祭週間」も11月に新設できた。
1970~90年代の漫画雑誌で、裏表紙の広告漫画としておなじみだった「日(にっ)ペンの美子(みこ)ちゃん」。今年1月、6代目主人公の登場に伴い、活躍の舞台をツイッターに移して18年ぶりに連載を再開した。「完全復活」の効果か、デジタル全盛にもかかわらず、漫画でPRするペン習字通信講座の受講者数が前年に比べて3割も増えるなど、過去最高の伸びを見せているという。半ば忘れられていた昭和のキャラクターの復活は、いかに実現できたのか。そして、時を経ても変わらない彼女の魅力とは--。【増田博樹/統合デジタル取材センター】 講座を手がける「学文社」(東京都新宿区)によると、美子ちゃんは1972年、雑誌「明星」(現Myojo)別冊付録の広告漫画に初登場。以来、99年まで4代27年にわたり、少女漫画雑誌などの裏表紙の9コマ漫画でペン習字をPRしてきた。時には「あなた、なんて字が下手なの!」などと歯にきぬ着せぬ
大阪市の学校法人「森友学園」が国有地を安価で購入した問題を巡り、土地を売った財務省近畿財務局が過去に取引した別の土地からも、契約後に廃棄物や有害物質が見つかっていたことが分かった。少なくとも3件あり、約30億円の契約を破棄されたり、損害賠償を支払ったりしていた。森友学園の問題でも契約後に廃棄物が見つかっており、専門家は「民間であれば当然の調査を怠った結果だ」と指摘する。 近畿財務局は管内にある国有地の売却交渉や契約などを担当している。2004年11月に兵庫県伊丹市の不動産会社に売却した西宮市の国有地(約2000平方メートル)を巡っては、売却後の調査で地中からコンクリート片などの廃棄物が見つかり、ヒ素などによる土壌汚染も確認された。会社は契約を破棄し、1億円の賠償を求めて提訴。国側が11年2月に敗訴して約2100万円の損害賠償を支払った。会社側によると、契約前に廃…
学校法人「森友学園」が開校を目指した小学校の設置認可申請を巡り、大阪府の松井一郎知事は17日の府議会教育常任委員会で、今年2月に国有地売却を巡る問題が報道されるまで、府の担当者から報告を一切受けていなかったことを明らかにした。「当時の認可権者は私だが、部長が決裁していた。さまざまな審議会の全ての答申に目を通すことはない」と述べ、対応に問題はなかったとの認識を示した。 府の私学行政の認可権は、2016年4月に教育長に委任されるまで知事にあった。学園から認可申請書が提出された後、14年12月に知事名で諮問される府私立学校審議会で議題になり、15年1月の臨時会で条件付きで「認可適当」と答申された。この間、私学行政を所管する府民文化部長が全て決裁していた。
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む「瑞穂の国記念小学院」(左手前)=大阪府豊中市で2017年2月24日午後3時16分、本社ヘリから森園道子撮影 森友学園の小学校用地として売却された大阪府豊中市の国有地を巡る問題で、地下のごみ処理に関わったという関西地方の土木業の男性が24日、毎日新聞の取材に応じた。建設用地には生活ごみなどが混じった土が山積みになっていたといい、男性は「敷地内に穴を掘り、その土を埋めた」と証言した。 この証言は国会審議で取り上げられ、国側は産業廃棄物として撤去費を見積もったと明らかにした。 男性は昨年11月、知り合いの業者に紹介され、建設現場に出入りするようになった。校舎は既に建ちつつあり、敷地南側に約2000立方メートルの土が山積みで、空になったしょうゆやマヨネーズの容器、靴、衣類などが混じっていた。発注元の業者からの指示で、周囲の地面を2~3メートル掘っては土を
安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、国有地を格安で買い取った学校法人「森友学園」が設立する私立小学校の認可や国有地払い下げに関し、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と述べた。小学校は今春に大阪府豊中市で開校予定で、「名誉校長」は首相夫人の昭恵さんが就任する見通し。 民進党の福島伸享氏への答弁。福島氏は、同学園が過去に「安倍晋三記念小学校」の名目で寄付が募られていたとも指摘。首相は寄付について「初めて知った」とした上で、「私の考え方に共鳴している人から『安倍晋三小学校』にしたいとの話があったがお断りした。現役の政治家である以上、私の名前を冠にするのはふさわしくない」と説明した。
自らの性について、男女どちらでもないと感じる「Xジェンダー」と呼ばれる人たちが対談で率直な思いを伝え合い、その内容を5日、インターネット上で公開する。同性愛などの性的少数者については「LGBT」という言葉もあって認知度が広がってきたが、当事者たちは「性の在り方はもっと多様で、自分たちのような存在も知ってほしい」と訴える。【日下部元美】 計画しているのは、体は女性だがXジェンダーという札幌市の会社員、森田マリナさん(28)=仮名=らだ。森田さんは昨年10月に札幌市の市民団体「FREE!!」が開設した性的少数者向け総合情報サイトの企画・運営に参加しており、5日に公開するサイト内の特集で、森田さんも含め当事者5人の対談を取り上げる。
熊本県熊本地方で14日午後9時26分ごろに発生した震度7、マグニチュード(M)6.5の地震では、15日午前9時現在、最大で震度6強を含む震度1以上の余震が120回にのぼっている。気象庁によると、阪神大震災(1995年)以降に日本の内陸や沿岸で起きた主な地震(M6.5以上)について、M3.5以上の余震の回数を発生から5時間半時点で比較すると、新潟県中越地震(2004年)、岩手・宮城内陸地震(08年)に次いで3番目に多い。 余震活動は活発な状態が続いている。同庁地震津波監視課の青木元(げん)課長は、今後1週間ほどは震度6弱程度の地震が発生する恐れがあるとして、「建物が倒れかけているなど、危険な状況の場所には近づかないで」と注意を呼びかけている。
鳥取県の第三セクターの若桜鉄道(本社・同県若桜町)は12日、5月1日を語呂合わせで「恋の日」とし、同社が保有する蒸気機関車(SL)をピンク色に塗装して走らせることを発表した。 塗装されるのは、1938年製のC12型167号機で、5月1〜8日の期間限定で若桜駅構内を走る。鳥取県では、第三セクターの智頭急行が2013年6月に恋山形駅(智頭町)をピンク色に塗り替えたことをきっかけに、ピンク色のカレ…
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