「集合知を語る上では良い事例だと思うので」ということでウィキペディアをテーマに研究している学生がいる。きっちりとデータベースを使って文献サーチをするような学生なのだが、直接にウィキペディアを扱った日本語の本がないということで苦労していた。が、いくつか出ましたよ。 ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰 作者: 山本まさき,古田雄介出版社/メーカー: 九天社発売日: 2008/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見るグーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?―Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち 作者: アンドリューキーン,Andrew Keen,田中じゅん出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 49回この商
出版物に騙されるな ふつうの学生さんは、 インターネットとかでは不確かな情報が拡大される傾向にあって困ったものだ、 ということはもう耳にタコができるくらい聞かされていると思います。 そのことについては以前にちょっと書いたことがあるのですが、最近では 書籍についても注意をうながしておかなければならないことに気づきました。 最近の出版ブーム、新書ブームというやつで、世の中にはたいへんな量の書籍 が出まわっています。どうも人々は「本」に書いてあることは「本当のこと」 と思いこみやすいようですが、まったくでたらめなことが書かれている本や雑 誌も多いものです。でたらめとまでは言えないまでも、著者の思いこみ、単な る伝説や噂話をまにうけている本も多いものです。 まあどの本が正確でどの本がだめなのかを見わけるのは非常に難しいのですが、 以下のようなことは頭の片隅に置いといてください。 タイトルや表紙にだ
ポイント とにかく簡潔に。 ちゃんとした文章でなくともよい。 キーワードを中心に。 キーワードだけではわかりにくいことがあるので、重要なところはちゃんとした文章にする。 説明の順番には注意。 箇条書のレジュメは論理的な関係がわかりにくい。 →だから、「しかし」「ところが」など論理的に「逆接」になるところははっきり書くべし!! 添付資料をつける必要がある場合も多い。← 何もないと何も勉強してないでっちあげ発表に見える。 大事な引用文とかはそれが引用とわかるように記載する。 細かい註釈などはレジュメに向かないので、注にまわす手もある1。 形式 ふつうA4横書き。 2枚以上になるときはA4 2枚をB4 1枚に縮小コピーすると見やすい。 ページ番号を振ること。 複数枚になるときはステープラー(ホチキス)で留める。 余白を大きくとる。← 聴衆にメモしてもらえるように。 順番 タイトル 年月日、発表場
中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件で、製造元の中国河北省石家荘の「天洋食品」が事件後に中国国内で回収したギョーザが流通し、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒症状を起こして、重大な健康被害が出ていたことがわかった。 関係筋が5日明らかにした。これまで日中双方の警察当局がそれぞれ自国内でのメタミドホスの混入を否定してきたが、中国国内で同様の事件が発生したことにより、中国での混入の可能性が強まった。 日本政府は今後、中国公安省に事実確認を要請するとみられ、日中両国の捜査協力がようやく本格化する可能性が出てきた。 関係筋によると、中国側は7月初め、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の直前に、外交ルートを通じて、日本側にこの新事実を通告、中国での混入の可能性を示唆したという。 事件が起きたのは6月中旬。天洋食品が回収した冷凍ギョーザの一部を食べた中国人が中毒を起こ
職場を悩ます ゆとり社員の処方せん [著]池谷聡[掲載]2008年8月3日[評者]清野由美(ジャーナリスト)■彼らの育成が命運決める 「ゆとり社員」とは、ゆとり教育を受けた世代の新入社員のこと。“個性尊重”の教育の下、携帯電話やネットが当たり前、で育った彼らは、上の世代にとっては理解できない「モンスター」だ。新入社員歓迎会に「僕も参加必須なんですか」と聞いてくる、は序の口。クライアントにメールでドタキャンしたり、部長命令に「私、いま忙しいから、後にしてください」と返したりと、あぜんとする振る舞いで、職場の大人たちを悩ませる。 少し前ならば、そんな人は辞めてもらえばよい、のひと言で済んだはずだ。が、人材教育サービスに携わる著者は、数々のケースを挙げながら、涙ぐましいまでの理解と対処法を記していく。なぜ、こんな人たちの「教育」に、良識も経験もある大人が心血を注がねばならないのか。背景にはホワイ
イリノイ大学(University of Illinois)で実施された図書館への投資効果(ROI: Return on Investment)を測定するプロジェクトについての報告書が、エルゼビア社のライブラリ・コネクト・ホワイトペーパーとして発表されています。 University investment in the library: What’s the return? A case study at the University of Illinois at Urbana-Champaign http://libraryconnect.elsevier.com/whitepapers/0108/lcwp0101.pdf 日本語訳 大学の図書館に対する投資:その見返りは? イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のケーススタディ http://japan.elsevier.com/news
「ほとんど死んでいる」生物、海底地下の「古細菌」 2008年8月 5日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Alexis Madrigal [ペルー沖にある海底]掘削地点『1229』のクローズアップ写真。 Photo Credit: Ocean Drilling Program 海底の地下深くには、原始的な微生物の巨大なコロニーが存在する。 まるで単細胞のゾンビのようなこの微生物たちはエネルギーをほとんど消費しないため、「生きている」というより「死んでいない」と言ったほうが的確かもしれない。 だが研究者たちは、これらの種が他の惑星に棲む生物に似ているかもしれないと考えている。地球上でも、こうした微生物は全生物量の実に10%を占める可能性があるという。 このように主張する研究論文の主執筆者で、ペンシルベニア州立大学に所属するChristopher House教授(地
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く