2017年9月、Yahoo! JAPANは、データドリブンな発想でビジネスにおける最終目標にアプローチするためのセミナーを実施。講師には、データ活用のプロフェッショナルである、株式会社ブレインパッド マーケティングプラットフォーム本部副本部長 佐藤洋行氏を迎えた。 前編では、最終目標として設定される「KGI」の考え方と設計手順について説明したが、KGIを達成するためには、中間指標となる複数の「KPI」をクリアしなければならない。そこで後編では、KGIの達成をサポートするために必要なKPIの設計方法を紹介する。 KPI設計はロジックツリーで 「もし自分が東京五輪日本選手団の強化責任者に任命され、『よい成績を残せ』と命ぜられた場合、どのようなKGIを設定するべきか」 この例題に対して、前編では、「メダル獲得数(最重要指標)/費用(最重要制約条件)」という2つの指標で構成されるKGIを設定した。
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