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ブックマーク / thinkit.co.jp (19)

  • OpenStackのアーキテクチャを理解しよう

    OpenStackは、オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群です。クラウドの分類のうち、いわゆるIaaSと呼ばれる仮想マシンとストレージ、ネットワークといった、一番低いレイヤーのリソースを提供するクラウド環境が構築できます。もともとAWSAmazon Web Services)を参考に開発が始まったこともあり、AWSのようなものを自分自身の環境でプライベートに構築できると考えるとよいでしょう。 OpenStackの国内導入事例 OpenStackはIaaS環境を構築するソフトウェア群ですが、国内での導入事例を見るとIaaSクラウドサービスを提供するために使っている例と、Webサービスを提供するインフラに採用しているパターンが多いようです。いくつかの事例を挙げてみます。 GMOインターネットのVPSサービス「ConoHa」 VPS(Virtual Private

    OpenStackのアーキテクチャを理解しよう
  • オープンソースBI「Pentaho」とは

    Pentahoとは Pentahoは、プロフェッショナル向けに作られたオープンソースのBI(Business Intelligence)ツールです。オープンソースでありながらベンダーによるサポートを受けられるのが大きな特徴です(サポート費用は安価です)。 PentahoはBIスイートであり、レポーティング、インタラクティブ(対話型)分析、ダッシュボード、データ統合/ETL(Extract/Transform/Load)、データ・マイニング、その他、BIプラットフォームとBIに必要なすべての機能が用意されています。 Pentahoはまた、オープンソース・コミュニティによる度重なる開発・再配布によって、先進技術と柔軟性を備えています。大規模なエンタープライズでの利用はもちろん、現場レベルでの簡易分析といった中小規模の導入にも向いています。BIスイートに含まれるすべての機能を利用する使い方のほか

  • ソフトウエアエンジニアがUX/UIを考える上で読むべき4冊の良書と名言たち

    筑波大学  システム情報工学研究科  コンピュータサイエンス専攻  非数値アルゴリズム研究室(NPAL) 五十嵐 悠紀 2004年度下期、2005年度下期とIPA未踏ソフトに採択された、『天才プログラマー/スーパークリエータ』。筑波大学 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 非数値アルゴリズム研究室(NPAL)に在籍し、CGUIの研究・開発に従事する。プライベートでは二児の母でもある 何か製品を考える時、そのものがカタチのあるものであっても、はたまたコンピュータの中で動くソフトウエアだったとしても、「ユーザーインターフェース(以下、UI)」について考える必要があります。さらには、わたしたちが日常生活においてストレスなく過ごせている裏側には、さまざまな人によって考えられてきたUIデザインが隠されていたりもします。 わたしは滞在先のホテルで、洗面所に入ったものの出ようとした時に

  • チューニングに使えるJava性能監視ツール

    JavaVMを監視するツール群 今回は、Java EEアプリケーションをチューニングする際に便利なツールを紹介します。JavaVMの状態を監視/レポートするツールは、フリー・ソフトウエアや製品を含め、いくつか提供されています。米Oracle(米Sun Microsystems)のJava環境にも、標準で便利なツール群が付いています。記事では、標準ツールであるjconsoleとjstatの2つを紹介します。 表1: 主なJavaVM監視/レポーティング・ツール 製品名 特徴

  • Eucalyptus の機能とコンポーネント

    ※この記事は、書籍『Eucalyptusではじめるプライベートクラウド構築』の内容を、ThinkIT向けに特別にオンラインで公開しているものです。詳しくは記事末尾の書籍紹介欄をご覧ください。 Eucalyptus はAmazon EC2/S3 API と互換性のあるプライベートクラウド基盤ソフトウェアで、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のコンピュータサイエンス学科の研究プロジェクトとして開発されました。その後、2009 年4 月にEucalyptus Systems, Inc. を設立し、開発の継続と管理を行っています。節ではEucalyptus が提供している機能や、Eucalyptus を構成する基概念であるコンポーネントとネットワークモードについて説明します。 Amazon EC2/S3 との互換機能 Eucalyptus は当初、Amazon EC2 互換のAPI を提供する

  • データ連携の仕組みとススメ方

    データ連携に必要な手順と要素と機能 前回は、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)時代のデータ連携の理解を深めるために、これまでのデータ連携やアプリケーション統合技術について再確認をしました。 連載2回目となる今回は、「データ連携を実現するために必要な要素と機能」、そして「現在利用されている汎用的な技術には、どのようものがあるのか」ということについて紹介していきたいと思います。 データ連携は、異なる言語を通訳する仕組みを例として考えると理解しやすくなります。実際の通訳の流れがどのようになっているかを見てみると、次のようになります。 話し手の話を聞く 話の内容を理解する 聞き手が理解できる言語に翻訳する 聞き手に伝える これをデータ連携に置き換えてみると、次のようになります。 データを受信する データをパース(解析)する データを変換する データを送信する では、それぞれの工程について

  • 第5回 次世代Web構築ワークフロー概要 | Think IT

  • [ThinkIT] 第1回:Eclipseとプラグイン (1/4)

    はじめまして。連載を担当します、ビーブレイクシステムズの大森です。おそらく、ここへ来られた読者の皆さんは、少なからずEclipseプラグインの開発に興味を持っていることでしょう。また、こんなプラグインを作りたいと具体的なプランを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 筆者自身、プロジェクト特有の作業で、ちょっとしたプラグインがあれば開発効率が大きく上がるという場面に出会ってきました。デファクトスタンダードであるEclipseの機能を簡単に拡張できるというスキルは、皆さんだけでなく皆さんの周りの方々にとっても大変役に立ち、あなたの価値を大いに向上させることでしょう。ぜひ、この機会にプラグイン開発にチャレンジしてみてください。 皆さんの中には、Eclipseプラグインって難しそうというイメージをお持ちの方や、以前に他の書籍や記事などを参考にサンプルを作ったけれど、サンプルにはない内

  • 第1回 NOSQLは「知る時代」から「使う時代」へ | Think IT

    連載では、オープンソースの分散KVS(Key-Value Store)である「okuyama」と、その関連技術について、4回にわたって解説します。 okuyamaは、クラウド時代のデータ・ストレージと言われる、「NOSQL」と呼ぶ部類に属するデータ・ストレージです。連載では、NOSQLが登場した背景や関連ソフトウエアの特色を整理したのち、okuyamaの概要と機能の紹介、そして実際にどのように配置・運用するか、などを解説します。 第1回: NOSQLは「知る時代」から「使う時代へ」 - NOSQLの登場した背景や特性、NOSQLの種別を紹介します。 第2回: NOSQLの新顔、分散KVS「okuyama」の機能 - 分散KVS「okuyama」の概要から機能の詳細までを解説します。 第3回: 分散KVS「okuyama」の使い方 - 実際にokuyamaを起動してから利用までの手順と運用

  • 第1回 フルOSSクラウド構築ソリューションに見るIaaSの外観 | Think IT

    1.1. クラウドの構築・運用について 連載では、OSSを使ったプライベート・クラウドの構築・運用ノウハウを、実例を交えながら紹介します。 クラウドという言葉は、単なるバズワードから始まり、経営戦略を彩る飾り言葉をへて、今やITインフラを支える人たちの現場にまで具体化しつつあります。具体化にともない、クラウドを利用・構築するためのソフトウエアや技術情報も、数多く公開されるようになってきました。 しかし、「構築したクラウドをどのように運用すればいいのか」や「そもそも運用できるクラウドとはどういうものなのか」という「クラウド構築者・運用者」の立場にたった情報は、まだまだ不足していると感じています。 この連載は、「運用できるクラウド」を構築するために筆者らが試行錯誤しながら学んだ内容を、ふんだんに盛り込んでいます。ITインフラを支える方々が、自らの手でクラウドを構築し運用する際の手助けになれば

  • Web SQL DatabaseとIndexed Database API

    HTML5では、API群が整備され、データベース関係のAPIも充実します。これによって、これまでよりも柔軟なWebアプリケーションを作れるようになるでしょう。今回は、それらのAPIの中から、「Web SQL Database」と「Indexed Database API」の2つを取り上げます。 Web SQL Databaseの概要 第4回では、Web Storageを紹介しました。Web Storageは、シンプルなデータベースAPIで、Cookieの代わりとして使うなどの使い道があります。ただし、単純なキー・バリュー型のデータベースなので、検索などの複雑な処理には向いていません。Webアプリケーションの中で格的なデータベース処理を行うには、Web Storageでは機能的に不十分です。 そこで、「Web SQL Database」と呼ぶデータベースAPIが提案されています。Web S

  • 第4回 データ・モデルを維持管理して生かす | Think IT

  • [ThinkIT] 第1回:開発ドキュメント体系と業務フロー (1/4)

    ソフトウェア業界の仕事は、下請け・孫請けのピラミッド構成となることが多く、常駐・派遣型のビジネスがかなりのパーセンテージを占めています。そんな中、他の業界と同じように、下請け脱却を目指して"一括請負"で仕事を引き受けたいとする会社もあります。 その志は善しとしましょう。しかし、肝心の"実力"が伴っていないと発注者も受託者もお互いに手痛い目に遭います。ここで言う"実力"とは、単なる技術力のことではありません。スケジュール管理や品質管理、コスト管理などのプロジェクト管理の技術・体制を社内で持っているかどうかが成否の鍵となるのです。 筆者の会社は創立11年目なのですが、創業以来「常駐・派遣の仕事はやらない!」という起業時のポリシーを貫いて来ました。C/SやWebのシステム開発を主体としているのですが、10年間の中では当然(?)、いくつかの失敗プロジェクトもありました。その苦い経験の中で「成功率と

  • 第4回 HTML5関連のデータベースAPIとWeb Storageの基本 | Think IT

    HTML5時代にはWebブラウザでデータベースを扱える 最近のWebの世界で、トレンドになっている技術の1つとして、「HTML5」があります。Webブラウザ上で動作するアプリケーション(Webアプリケーション)が一般化したことがあって、Webブラウザに求められる機能が増えてきました。そこで、その状況に即してHTMLをバージョンアップしようという流れが起こり、HTML5の仕様策定が進められています。 HTML5では、HTMLのタグの仕様だけでなく、周辺のAPI(Application Programming Interface)の仕様も明確化して、Webブラウザによる動作の差異をなくそうという方向になっています。また、Webアプリケーションを作る上で従来不十分だった機能について、各種の新しいAPIも追加されます。 APIの中で、特に不足していた分野の1つとして、「データ管理」が挙げられます。

  • 第2回 ビジネスの視点でデータを整理する | Think IT

  • ミクシィ開発陣直伝! 今日からはじめるmixiアプリ開発

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  • 第1回 WebCamのキャプチャと、ビデオ・データの処理 | Think IT

  • 第2回 キーバリュー型データベースの概要とその例 | Think IT

    まず、日々の天気を記録するようなプログラムを作ることを考えてみてください。この場合、表1のような2列の表を作って、片方の列に日付、もう片方の列に天気を保存する、といったことを行うことが考えられます。 この例のように、プログラムを作る中で、以下のような処理を行うことは、よくあることです。 2つの情報からなる組を扱う 2つの情報のうちの1つが、個々の組を識別するための情報になっている(表1の例だと日付) もう片方の情報が、主に必要な情報になっている(表1の例だと天気) このような「2つの情報の組」のうち、個々の組を識別する情報を「キー」(Key)と呼び、もう片方の情報を「バリュー」(Value、値)と呼びます。キーバリュー型データベースは、このような「キー」と「バリュー」の組を保存するためのデータベースです。 多くのプログラム言語では、キーとバリューからなるデータ構造を扱う機能を持っています(

  • 第2回 PostgreSQLクラスタの動向 | Think IT

    はじめに 今回は、代表的なOSSデータベースである「PostgreSQL」を用いたデータベース・クラスタの、これまでの経緯と現状を解説します。 1. 最初はシングル・マスターのレプリケーション 最初に登場した"PostgreSQLクラスタ"は、「Slony」と呼ぶ、シングル・マスターのレプリケーション・ソフトでした。レプリケーションとは、データベース全体のコピーのことです。これを高可用性(HA)の確保や性能の向上に用いることができます。 Slonyのバージョン1.0がリリースされたのは2004年です。6年も前になります。Slonyは、トリガーの機構を使ってデータベースの変更を検出し、これを複数のスレーブに転送します。これにより、1つのマスターを利用して複数のスレーブにデータベースのコピーを置くことができるようになっています。図1に、その概要を示します。 Slonyの特徴は、原理が単純な点で

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