「映画鑑賞や読書といったことで静かに過ごすのも、“パッシブリカバリー”といって、休養になります。スポーツ後のアイシングや交代浴などもこの類ですね。ただし、平日に激しく働くビジネスパーソンであっても、休日はパッシブリカバリーに加えて、積極的に動いて疲労回復を図る“アクティブリカバリー”という方法を組み合わせると、疲労感が早く抜けることが経験的に分かっています」(中野さん) パッシブリカバリーは、日本語にすると“受動的回復”であり、体を動かさない“守り”の方法。アクティブリカバリーは同じく“積極的回復”で、体を動かして疲労を解消する“攻め”の方法だ。中野さんがサポートするアスリートも、パッシブとアクティブの2つの方法で練習や試合後の疲労を軽減し、回復を早めるように工夫しているという。 「金曜日の夕方から車で温泉へ行き、日曜日夜に帰ってくるような休暇の取り方は、自然の中に行って癒やされているよう
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