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2007年12月19日のブックマーク (2件)

  • 【新製品レビュー】リコー「GR DIGITAL II」

    リコー「GR DIGITAL」の発売は2005年10月。以来28mm相当(35mm判換算)の単焦点レンズを搭載した高品位コンパクトデジカメとして、多くのカメラファンの支持を獲得してきた。それから2年余りが過ぎ、ついに後継機の「GR DIGITAL II」が登場。めまぐるしい世代交代が当たり前のデジタルカメラ業界において、これだけのロングランは異例としか言いようがない。なお、記事では特に断りがない限り、初代GR DIGITALをGRD1、新製品GR DIGITAL IIをGRD2と表記する。 私が初めてGRD2を目にしたのは、11月初旬に横浜美術館で開催された新製品発表会。写真展のオープニングパーティを兼ねていたため、落ち着いて製品のチェックはできなかったが、このときの正直な印象は「あれ? 全然変わってない!!」。デザインはまったく同じだし、製品ロゴにも「II」の表示はない。黙って置いてあ

  • 著作権とアート:影山幸一 07年9月

    アートの二次資料 展覧会カタログや美術雑誌、ミュージアムグッズなど、美術館の思い出として、また気軽に購入できるアートの一片。オリジナル作品から派生するこれらさまざまな記録が価値ある資料として美術研究に役立っている。展覧会カタログや目録、書籍、画集、論文、新聞、雑誌、リーフレット、ポストカード、写真、映像、デジタルメディアなど、多種多様で特別高価ではないが、ときに美術史や価値観を変えるほどの力を発揮する。生産数が少なく、販売期間が限定されるなど美術に関する資料は全国どこでもいつでも販売しているわけではなく、探すとなると結構苦労をする。東京・中野区に「現代美術資料センター」というのがある。以前から名称に引かれ一度は訪れたいと思っていたが、いまだ伺っていない。喫緊の要事もなく今に至ってしまった。美術資料というアートの二次資料(二次的著作物)に囲まれた空間、いったいどのようなところなのだろうか。著