タグ

culturaに関するkasuhoのブックマーク (66)

  • 文化住宅、あるいは同潤会アパートの誕生

    夏目漱石は、死の2年前の大正3年、『文士の生活』というエッセーを発表しています。その冒頭はこんな文章です。 《私が巨万の富を蓄えたとか、立派な家を建てたとか、土地家屋を売買して金を儲けて居るとか、種々な噂が世間にあるようだが、皆嘘だ。巨万の富を蓄えたなら、第一こんな穢(きたな)い家に入って居はしない》(1914年3月22日、大阪朝日新聞) すでに大作家となって久しい漱石に対して、世間は口さがない噂を流したわけですが、ここで注目すべきは、漱石が言う「こんな穢い家」という言葉です。 漱石は終生借家で暮らすんですが、この家はホントすごいんですよ。 《私の書斎の壁は落ちてるし、天井は雨洩(あまも)りのシミがあって、随分穢いが、別に天井を見て行って呉(く)れる人もないから、此儘(このまま)にして置く。何しろ畳の無い板敷である。板の間から風が吹き込んで冬などは堪(たま)らぬ。光線の工合(ぐあい)も悪い

  • 【お願い】電話は10回鳴らしてください: たけくまメモ

    今回は個人的なつぶやきを書きます。当にたいしたことではないのですが、個人的にどうにも気になりますので、私の友人知己・仕事関係の方にお願いがあるのです。 それは、今後、竹熊に電話をかける人は、できましたら呼び出し音を最低でも7回、できれば10回鳴らしてから切っていただきたいということです。なぜ、このようなことを書くのかと申しますと、うちに電話がかかってくるときは、どうしたわけか俺が寝ていたり、顔を洗っていたり、トイレや風呂に入っているときが多く、「あ、電話だ」と気がついて出ようとしても、もたもたしてしまって受話器を手にした瞬間に切れてしまうことが多いからです。これが、とても悔しいのです。 自宅の固定電話は父親専用になっており、名刺に載せている俺個人の電話は携帯に一化しているんですが、普段は振動のマナーモードにしていることが多く、かかってきても気がつくのに時間がかかることがたびたびです。さ

    kasuho
    kasuho 2008/09/24
    逆に満員電車とかでマナーモードにし忘れて恥ずかしい着信音なんだけど満員だから携帯取り出して切るボタン押せねえええ早く切れよ出れねえよ!みたいな状況があるので5コールで出ないと切る。
  • http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080907/p1

    kasuho
    kasuho 2008/09/07
    「かりに「努力の形跡」があり職員に「やる気」が見られたなら存続させてもいいってことなのかしら?」そうこれ凄い思った!やる気でなんとかなるならとっくになんとかしてるよ。
  • 今回の場合、「隠し撮り」が問題だというよりも - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    【すいません!エントリ中の記述に訂正すべき点がありました。エントリ末尾にも追記をしてあります。改めてご覧ください。9月7日23時20分追記。同38分、さらに追記】 集中講義と丸山さんとの講座を終え、大阪府立国際児童文学館での街頭紙芝居の上演&姜竣さんの講演も見て聞いて、ようやく最後の一日、ちょっとゆっくり、水曜日締め切りの原稿のための調べ物を、と思っていたら、当の児童文学館をめぐって思いがけないニュースが飛び込んできてしまいました。 ネット上でも賛否両論のようで、これから述べる論点も、すでにいろんなところで触れられているのではないかと思うのですが、児童文学館の問題についてずっと発信してきたブログとして、取り急ぎ、触れておきたいと思います。 まず、毎日新聞の9月6日付記事です。 橋下大阪知事:廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮り 大阪府の橋下徹知事は6日、廃止方針を打ち出している府立国際

    今回の場合、「隠し撮り」が問題だというよりも - 宮本大人のミヤモメモ(続)
    kasuho
    kasuho 2008/09/07
    「高い専門性を持つ施設の場合、どこをどう見ればその施設の評価を適切に行うことができるのか」難しいよね。
  • http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809060039.html

    kasuho
    kasuho 2008/09/06
    絶版の漫画やたくさんのふしぎなんかが身近な施設でまとまって読めることの素晴らしさというのはこんなに理解されないのか。金がないから仕方ない、ならわかるが、漫喫行けとかは根本的に違うだろと思う。
  • 文化の敵は市場原理主義だけとは限らない - 一本足の蛸

    文化の需要 - good2nd経由でasahi.com:橋下知事が芸術論「残る文化は必死さが違う」 - 政治を読んだ。知事の発言はいつもの橋下節なので特に目新しいところはないが、学生側の「弱肉強」発言は少し気になった。もっとも、この種の記事は語気の強いところだけ抜き出して紹介するが常なので、文脈がわからないと批判もしづらい。 ここでちょっと脱線。ふと思いついて記事の一節を改変してみた。 橋下知事が「僕は学者や有識者に、人間にとって有用性がなくても守るべき自然を守れと批判されているが、有用性があろうがなかろうがお金をつぎ込むべきか」と問いかけると、「自然を費用対効果で考えるべきではない」との意見が出た。ただ、「有用性がなければ消えるのが当然。弱肉強だと思う」という声もあった。 最後は「残る種と残らない種の違いは、生き残りを図る生物の必死さ。消えそうだからといって、行政が特定の何かに金をぶ

    文化の敵は市場原理主義だけとは限らない - 一本足の蛸
    kasuho
    kasuho 2008/08/03
    公益法人制度改革について。
  • 文化の需要 - good2nd

    文化と産業は排他的なわけではないが、文化を産業としてしか見ないのは問題だ、という意見を以前書きました。また、どんなにダメなものでも文化でさえあれば公的支援をするべきだ、などとは思いません。ただ、文化に対して公的な支援をする上では、それだけの価値あるものに対して行なわなければならないが、その価値は、客が入るとか入らないとかの狭い「費用対効果」で測るべきではない、と思うわけです。 …と、短絡する人(必ずいる)除けの前置きをしておいて、ちょっと前の記事なんですが。 橋下知事が「僕は学者や有識者に、需要がなくても守るべきものを守れと批判されているが、需要があろうがなかろうがお金をつぎ込むべきか」と問いかけると、「文化を費用対効果で考えるべきではない」との意見が出た。ただ、「需要がなければ消えるのが当然。弱肉強だと思う」という声もあった。 ま、無教養な橋下知事がこの調子なのはわかってることなので置

    文化の需要 - good2nd
  • 「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去

    もし例の大聖堂の落書きが、50年前に長嶋茂雄が書いたものであれば、みんなもっとほほえましいエピソードとして扱ったのではないか。「見てください、壁にたくさん落書きがありますね。おや、こんなところにミスターのも。というわけで正解は、『マジックを売る』でした」 たとえば我々は21世紀のフィレンツェの大聖堂においてなされる落書きをノイズとして拒否するのに対して、1世紀のポンペイの街並みにある落書きは、「生き生きとした庶民感情の発露」として受け入れる。でも、もちろん1世紀の時点において、ポンペイの落書きが「生き生きと」したものとみなされていたわけではない。それは、2000年を経過した我々の視点から見る限りにおいて「生き生きと」したものとして認識される。 とはいえ、ポンペイの「生き生きとした庶民感情の発露」は2000年かけて、火山灰の中でだんだんと醸成されていったものではない。むしろ、あらかじめそこに

    「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去
    kasuho
    kasuho 2008/07/07
    ブラッサイの落書き写真は良いよね。
  • 3つのリアリズム - らいたーずのーと

    ■はじめに 400字詰め原稿用紙換算で40枚。阿呆か。 ■目次はじめに目次「自然主義的リアリズム」と「まんが・アニメ的リアリズム」データベース的リアリズム「ゲーム的リアリズム」「半透明性」とセカイ系「戦闘美少女」分析とリアリティまとめ――3つのリアリズムとは ■「自然主義的リアリズム」と「まんが・アニメ的リアリズム」 大塚英志が「自然主義的リアリズム」と「まんが・アニメ的リアリズム」という(後に東浩紀によって厳密に名づけられる)2つの概念を初めて発表したのは『物語の体操』(2000)の中である。そして、その概念は、2003年に『キャラクター小説の作り方』においてより詳細に語られる。「自然主義文学」とはぼくたちが生きるこの現実を写生のように写しとる文章の書き方を言います。(中略)ここで間違ってほしくないのは自然主義とは事実をただ文章に引き移す、というものではなく、架空の人物を書くにしても現実

  • ネットで大人気「眞子様萌え」! 宮内庁は困惑気味? : 日刊サイゾー

    ネット上に“眞子さま萌え”が広がっている。秋篠宮親王の第一王女・眞子内親王は、今年高校2年生になる16歳。そんな眞子さまに対して、ネットを中心に「かわいい!」という声が上がっているのだ。 ネット上で眞子さまが注目され始めたのは、内親王が中学校に入学した4年ほど前から。当時、真新しいセーラー服に身を包んだ眞子さまがテレビなどに取り上げられると人気が爆発し、眞子さまを模したイラストや動画が次々に投稿され、有志によって「秋篠宮眞子さま御画像保管庫」なるサイトまで立ち上げられたのである。 さらに昨年9月には、動画共有サイト「ニコニコ動画」に「ひれ伏せ平民どもっ!」というタイトルの、眞子さまをモチーフにした動画まで登場。この動画の閲覧数は現在までに34万件を超え、8万6000件ものコメントが寄せられる大ヒットとなっているのだ。 こうした動きに対し、当の宮内庁は「皇室に対する誹謗や侮辱に関しては、相手

    ネットで大人気「眞子様萌え」! 宮内庁は困惑気味? : 日刊サイゾー
  • http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080604/p1

  • 四川大地震、文化遺産にも打撃 兵馬俑も

    中国陝西(Shanxi)省西安(Xian)の兵馬俑(2007年11月25日撮影)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【5月29日 AFP】12日に中国で発生した四川大地震では、寺院建築から古代の陶器、秦の始皇帝陵の兵馬俑(へいばよう)まで、貴重な文化遺産も多数被害を受けた。 国営新華社(Xinhua)通信が28日に報じたところによると、マグニチュード8.0の同地震により被害が最悪だった四川(Sichuan)省だけで1645の文化財が損害を受けた。うち148は重要文化財級だという。 なかでも最大の被害を受けたのが、人気観光スポットの1つ、1500年前に建立された二王廟(Erwang Temple)だ。二王廟は、ユネスコ(UNESCO)の世界文化遺産に指定された都江堰(Dujiangyan、とこうえん)水利施設に近く、この治水工事の功績者親子がまつられている。なお、都江堰の被害は比較

    四川大地震、文化遺産にも打撃 兵馬俑も
  • 「萌え」メモ - Living, Loving, Thinking, Again

    「性差をマクシマムにしつつ性的成熟を抑圧するオタクのジェンダー戦略に対する抵抗」云々と書いた*1。それを補足する意味で、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080419/1208580191で引用した「ナツ」さんという方の「萌えとエロと純愛」というテクスト*2からまた少し抜書きしておく; 萌え系コミックやエロゲーが、「女は男の性に奉仕するための生き物」(幼い女の子ですら)という性的妄想の上に成立しているものである以上、「キモイ」(生理的に嫌)という感想が女性側から出て来るのは必然だと思う。 それに対して逆ギレする人を見ると、「暴力性に全く気づかないまま萌えコンテンツを消費しているの?」という疑問が浮かんでくる。 「どこにも実在しない少女なんだからいいだろ」という問題ではない。嫌悪の対象は概念(女性観)だからだ。 だからといって、「人の嫌がることはやめましょう」

    「萌え」メモ - Living, Loving, Thinking, Again
  • 日本記号学会大会「遍在するフィクショナリティ」 - 再イオン化・はてな

    この5月10、11日と、京大で日記号学会の大会「遍在するフィクショナリティ」が開かれました。BLを扱ったシンポジウム「すべての女子は《腐》をめざす─BLとフィクショナリティーの現在」が開かれるというので、日程が合えば行ってみたいと思っていたのですが、あいにく行くことができませんでした。ところがそこではとんでもないことが起こっていたようなんですね。 シンポジウムの登壇者は横浜国立大の清田友則さんと、『やおい小説論』の永久保陽子さん。司会は横浜国立大の室井尚さんです。 シンポジウムの途中から進行が怪しくなり、質疑応答で司会とパネリストの姿勢に対して聴衆から不満が噴出。抗議の声を上げる質問者や男子学生に対し、司会の室井さんが「BLなんてクソだ」「滅んでしまえばいい」などと発言し、「炎上」したようなんですね。 font-daさんのブログ「キリンが逆立ちしたピアス」でのレポート http://d.

    日本記号学会大会「遍在するフィクショナリティ」 - 再イオン化・はてな
  • 日本記号学会のシンポジウムで一体何があったの? - Demilog

    これはkmiuraさんのエントリ経由で知りました。 http://www.jassweb.jp/2008/04/post_8.htmlによるとシンポジウム・「すべての女子は《腐》をめざす─BLとフィクショナリティーの現在」の司会は室井尚さん、その他壇上にいらしたのは清田友則さん(横浜国立大学)と永久保陽子さん。 で、日記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」のfont-daさんのお話によると 真面目に書くと、セクシュアリティについて論じられている、基的な主題についてすら、踏まえられていないトークが続いたという、あまりにもレベルの低いシンポジウムだった。クィアのクの字が登場するどころか、無頓着に「普通」という言葉が飛び交う。私から見ると、それこそ「異常」なセクシュアリティについてのシンポジウムだった。 パネリストとして参加した永久保陽子は、一方的に聞き取りされ、分析される対象に

  • ラブホテルから見える日本人の性 第2回 - OhmyNews:オーマイニュース

    私は批評に弱い。  『ラブホテル進化論』(文春新書)を出して約3カ月。あちらこちらで考察が足りないやら、海外との比較がないやら色々ご指摘を受ける。そう書かれたり言われたりする度、「すいません、これからがんばります」としか言いようがない。  ……すいません、これからもがんばります。  そんな中で、統計的な資料がないというご指摘もよくいただく。しかし、統計資料……ラブホテルにおいての数字的な資料は、実はものすごく信憑性が薄いので、使いたくなかったというのが音だ。  まずラブホテルの軒数の曖昧さは、あらゆる施設の中でダントツではないだろうか。正直、軒数が明確に書いてある資料をみると、もうその時点でろくに調べていない、何かの孫引き資料と判断してしまう。  というのも、今全国には「(登録上)ラブホテルではない(実質)ラブホテル」という施設が蔓延しているのだ! したがって、ラブホテルの数を正式に把握

    kasuho
    kasuho 2008/05/13
    金益見の連載
  • DotsPressニュースアーカイブ

    110 Bishopsgate, London, UK © 2010–2022 DotsPress.com. All Rights Reserved

    kasuho
    kasuho 2008/05/13
    金益見の連載。
  • 日本記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」終了 - 短信

    さて、3日に唐組の初日に顔を出してからそのまま水戸入り。 4,5,6と三日間のバッタ公開も最終日の青空に救われて無事終了。 いろんな人が来てくれていろいろなことがあった。が、それはまた後日。 そのまま、息継ぎする間もなく週末は京大での日記号学会の大会。 いやあ、今回もいろいろ考えさせられた。 今回は河田学君に企画を任せていたのだが、なかなかまとまらず、四月の初めに日帰りで京都に行き、急遽決めたのが初日の企画、 シンポジウム「すべての女子は《腐》をめざす─BLとフィクショナリティの現在」 だった。 遍在するフィクショナリティということから、携帯小説やblog小説、BLなどを扱おうということになり、「腐女子」に詳しい清田友則君に電話で相談。『やおい小説論』の著者である永久保陽子さんを迎えて、BLや腐女子についてのセッションをやることにした。基的には永久保さんに30分くらいレクチャーしてもら

    日本記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」終了 - 短信
  • 日本記号学会(2)。 - 0007 文藝檸檬

    BLを「わかってる」ことについて、私は室井先生ほどの絶大な自信・確信はありません。私は自分がBLを「わかってない」ことを前提に、永久保さんに質問しました。それがなぜかジャンルの内輪の話をする〈「データベース型消費」者〉*1に見られてしまった。これは研究に値する、たいへんおもしろい現象だと思います。 シンポジウム中、以下のような会話(記憶により再現)が。 室井先生「パチンコが好きだからって、研究しないでしょう」 永久保先生「パチンコの研究もあると思いますけどね」 ここでいう研究は《パチスロ必勝ガイド》を買って勝つために研究する、というのとは違うものだと思いますが、それはともかく、室井先生は 「BLは批評に値しない」「BLなんて屑だ」 と何度も明言されました。上記パチンコをめぐる相違から推して、こういうことだと思うのです。誤解だったらごめんなさいね。 ・室井先生=世のなかには批評・研究に値する

  • 日本記号学会。 - 0007 文藝檸檬

    名で、日記号学会初日のシンポジウムに聴衆として参加し質疑の時間に発言して司会者に罵倒され、2日目に石田美紀・奥泉光両氏とともにシンポジウムで討議しました。 初日の司会者である室井尚先生に、初日の質疑と2日目の討議の内容をブログ「日記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」終了: 短信」で改変・改竄されております。 室井先生、まあそう力みかえらなくてもいいじゃありませんか。BLは先生が怯えてらっしゃるほど怖いものではありませんよ。そんなに怯えてらっしゃるから、永久保さんや石田さんや奥泉さんや私が言ってもいないことをブログにお書きになってしまうのですよ(先生のご名誉のために、ご記憶違いと判断いたします。大学人が理解できないほど難しい話をしてはおりませんので、これを理解力不足と言っては先生に失礼ですものね)。 日記号学会にはお気の毒ですが、当方のおこなった発言を会員ブログにおいて