▲晩秋の妙見山麓をゆく“シグナス森林鉄道”。敷設から8年目を迎え、新設軌道もすっかり周囲の自然にとけ込んで素晴らしい雰囲気を醸し出している。'08.12.6 クリックするとポップアップします。 かねてより機会があれば一度訪ねてみたいと思っていたのが、妙見山の山麓にあるという“シグナス森林鉄道”です。森林鉄道といっても、もちろん本来的な意味での“林鉄”ではなく、地元の能勢電鉄が運営するいわば遊覧鉄道ですが、途中には何とラック区間も設定されており、あなどりがたい魅力溢れるミニ鉄道です。 今回ご案内いただいたのはRMライブラリー『能勢電むかしばなし』の著者でもある髙間恒雄さん。このシグナス森林鉄道についても、“開業”直前の本誌2001(平成13)年9月号誌上で詳細なレポートをお書きいただいているだけに、願ってもない案内役です。訪れたのは今年の運行最後となる先週土曜日。うれしいことに周囲の山々に