印刷 大阪市内に転居する20歳代の女性の住民異動届に書かれた携帯電話の番号を見て繰り返し電話をかけたりメールを送ったりしたとして、同市は31日、中央区役所窓口サービス課の男性職員(31)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。職員は「女性の電話番号は知らない」などと関与を否定しているという。 市によると、女性は5月に同区役所の窓口に転入届を提出。翌日未明から、携帯電話に電話がかかり始めた。6月になって相手を確かめようと電話に出てメールアドレスを伝えると、男性職員の顔写真が送られてきた上、「ランチ行かへん」「ドライブ行こうや」などと誘うメールが届いたという。 女性が区役所に相談に訪れたため発覚。市は調査委員会を立ち上げ、双方の通話記録や、女性が提出したメールを調べたところ、携帯電話の番号やアドレスが男性職員と一致した。